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M116 M117 吸気系の洗浄。

 




M117エンジンです。


DSC09409_R.jpg



エアークリーナーを取り外すと

※この写真 クリックして そのままにしておいて下さい。後ほど説明します。


DSC09413_R.jpg




かなり煤けた(すすけた)感じです。



DSC09414_R.jpg



ざっくりと洗って (^^)



DSC09415_R.jpg



ソケットの中は グリスが固まった状態。。。


DSC09421_R.jpg



綺麗に洗って

ボール側も洗って組み付け

スロットルを直接動かすロッドなので

リンクの遊びを取る場合は、ここが肝となります。




この後、1本ずつ洗浄

そして、組み付けて調整。



アクセルペダルの遊びが無くなくなるまで 詰めて行きます。



DSC09422_R.jpg




人気の無い場所を選んで

吸気系のクリーニングです。





まずは、エアーインテークの底に溜まったブローバーイが溶け出し易い様に

ワコーズのエンジンコンディショナーをエアーフロから吸わせます。



オーナーさんに1000~3000rpmの間をキープするようにして

アクセルペダルを煽って貰います。




途中から、吹け方が変わってきます (^^)



マフラーからは、白煙がモクモクと・・・

そして、コンディショナーの臭いが・・・



DSC09435_R.jpg



この作業後、30分ほどドライブして



RMC-3Eを入れます!!

スプレーノズル 1プッシュで1cc

これ1本 500ccですから 500回プシュ プシュ。。。



私、日頃からポリッシャーを持って 握力は鍛えておりますから

500回もプシュ プシュする気になれないので

文明の利器を (^^//



ホームセンターで買った電池式農薬噴霧器です (^^//



DSC09437_R.jpg



先程と同様に

オーナーさんに1000~3000rpmの間をキープするようにして

アクセルペダルを煽って貰います。



吸気音 レスポンス 変化して行きます (^^)



いままで 呼吸器不全を起こしていたエンジンが

素直に5600ccの空気を吸い込めるようになると (洗浄前は5600cc吸えていなのではないか?)

如何にレスポンス良く そして気持ち良く回るエンジンになるか・・・   (^^//



これは体感した人にしか判らない!!



DSC09438_R.jpg



M116&M117は

とにかくインテークマニホールドの底が ブローバイの影響で

コテコテになる!!!



これは2枚の写真(クリックしていただいた)を再度ご覧いただければお判り頂ける通り

左右のカムカバーの内側に

アイドルアエーホースが設置され

そのホースの行き着く先は

アイドルエアーバルブを介して

スロットルボディーへと・・・



インテークマニホールドが汚れて当然なのです。



こんな汚れ 車検には関係ないから普通の整備では完全無視されていますが

エンジン本来の性能を引き出そうとした時

このエアーインテークに溜まった汚れは 大敵なんです!!!

吸いたい空気が吸い込めない。





特に5600ccの大排気量エンジン

トルクも太い為 

高速回転させるシーンが少ないだけに

吸気流入速度も低下しがちで

その分、汚れが溜まり易くなるのです。





エアーフロを指で押し下げて

スロットルを開いて

懐中電灯でスロットルの下

インテークマニホールドを見ていただければ

これ嘘ではない事がお判りいただける筈です (^^//








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プロフィール

田村 隆司

Author:田村 隆司
東京の江戸川区にある
車みがきのプロショップ 
Grade-UPの店主の
作業とドライブと諸々の
日記で御座います。

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