M116 M117 吸気系の洗浄。
M117エンジンです。

エアークリーナーを取り外すと
※この写真 クリックして そのままにしておいて下さい。後ほど説明します。

かなり煤けた(すすけた)感じです。

ざっくりと洗って (^^)

ソケットの中は グリスが固まった状態。。。

綺麗に洗って
ボール側も洗って組み付け
スロットルを直接動かすロッドなので
リンクの遊びを取る場合は、ここが肝となります。
この後、1本ずつ洗浄
そして、組み付けて調整。
アクセルペダルの遊びが無くなくなるまで 詰めて行きます。

人気の無い場所を選んで
吸気系のクリーニングです。
まずは、エアーインテークの底に溜まったブローバーイが溶け出し易い様に
ワコーズのエンジンコンディショナーをエアーフロから吸わせます。
オーナーさんに1000~3000rpmの間をキープするようにして
アクセルペダルを煽って貰います。
途中から、吹け方が変わってきます (^^)
マフラーからは、白煙がモクモクと・・・
そして、コンディショナーの臭いが・・・

この作業後、30分ほどドライブして
RMC-3Eを入れます!!
スプレーノズル 1プッシュで1cc
これ1本 500ccですから 500回プシュ プシュ。。。
私、日頃からポリッシャーを持って 握力は鍛えておりますから
500回もプシュ プシュする気になれないので
文明の利器を (^^//
ホームセンターで買った電池式農薬噴霧器です (^^//

先程と同様に
オーナーさんに1000~3000rpmの間をキープするようにして
アクセルペダルを煽って貰います。
吸気音 レスポンス 変化して行きます (^^)
いままで 呼吸器不全を起こしていたエンジンが
素直に5600ccの空気を吸い込めるようになると (洗浄前は5600cc吸えていなのではないか?)
如何にレスポンス良く そして気持ち良く回るエンジンになるか・・・ (^^//
これは体感した人にしか判らない!!

M116&M117は
とにかくインテークマニホールドの底が ブローバイの影響で
コテコテになる!!!
これは2枚の写真(クリックしていただいた)を再度ご覧いただければお判り頂ける通り
左右のカムカバーの内側に
アイドルアエーホースが設置され
そのホースの行き着く先は
アイドルエアーバルブを介して
スロットルボディーへと・・・
インテークマニホールドが汚れて当然なのです。
こんな汚れ 車検には関係ないから普通の整備では完全無視されていますが
エンジン本来の性能を引き出そうとした時
このエアーインテークに溜まった汚れは 大敵なんです!!!
吸いたい空気が吸い込めない。
特に5600ccの大排気量エンジン
トルクも太い為
高速回転させるシーンが少ないだけに
吸気流入速度も低下しがちで
その分、汚れが溜まり易くなるのです。
エアーフロを指で押し下げて
スロットルを開いて
懐中電灯でスロットルの下
インテークマニホールドを見ていただければ
これ嘘ではない事がお判りいただける筈です (^^//
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