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徹底的に極上仕上の車両を創る 【作業編 その3】

 
このウィンカーレンズにもワックスが

このワックスも気になるが

本当に気になるのは、レンズとボディーの間の黒ずみなのです。

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歴史を感じさせる封印の色

しかし、ナンバープレートにまでワックスが塗られ、拭き取り状態がよろしくない。



ナンバープレート

気にされない方が多いが、実は表情が大きく変わります。

古いプレートだと、緑の文字が消えてしまいやすいので時間を掛けて作業する必要があります。

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リアのレンズ周辺は

フロントに比べるとかなりキレイ

と言うことは、、、      その理由は後ほど・・・

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ボンネットフードの脇

相当 とっても かなり 黒ずんでいます。



水垢 ワックス ブローバイガス

長年使われた証拠です。

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塗装とコーティング剤の話をしたり顔でするみがき屋(ポリーマー屋 コーティング屋)は多いですが

材料メーカーの受け売りをして自己満足しているショップと

理に合わない理屈を受け入れてしまうユーザーさんが多い。



本当はそんなものは二の次、三の次ぎなのです。




車をキレイに見せるために必要なのは バランス!!




バランスを考えると

この部分にも手を掛けなければしまりが出ない。

少し脇から見ると この隙間の汚れは見えてしまう。

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もちろんフェンダー側もである。

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バラす 脱着には時間も必要とするし

その分、ユーザーさんの負担も増えるが

手間を掛けた仕上がりは確実に異なる。



そして、 何よりもその後の汚れ方が違う。



奥から汚れが出てこないのです。

表面だけがきれいでも、見えない部分から汚れが滲み出てくれば

車は簡単に汚れます。



元から断たなきゃダメ! なのです。


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ヘッドライト下のパネルも取り外せば

簡単に磨けます。

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ヘッドライトも長年のくすみを取ってやれば

この通りです。



決して、使用前使用後ではありませんよ~

洗浄前と洗浄後です。

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反射板もくすんでいましたので

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この様に仕上て

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やはり!!

オシリは過去に追突されたのか修復されていました。



板金屋のヒドイ仕事の跡も


   (ブチルゴムで防水している)
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テールレンズもバラして

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空気が出入りする箇所は、長年使用すると必ず汚れる。


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取り付けられている電球もこの通り

一つ一つ磨けばよいだけ


オーナーさんからの了解が得られていれば

信頼性向上のため、電球は総交換したいところだったが・・・

私のミスで お伝えし忘れていた。

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ウィンカーレンズも磨き上げ

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21万km走ったホイールは手こずった。

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奥で完全に固着したブレーキダストは

熱でカチカチ



半日は覚悟していたが

7時間作業となってしまった。


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クロームメッキ類を磨き

フロントマスコットを仕上て

これで今回の作業は終了となる。

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フロントガラス越しの風景はこうでなくては

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本来ある 威風堂々としたW126の面に戻り

完成である。

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さて、最後に自分でこの作業を振り返り

外装における極上仕上という観点からは、かなり納得のゆく仕上がりではなかったと思うのですが

ココまでやるならばオーナーさんの了解を得て交換すべきものは交換すべきだったと反省しています。

例えば、先に触れた電球もそうであるが

フロントグリルのインナーなどは、私の手ではどうしようもないほどの劣化が生じていた。

手抜きをして、スプレー缶のの塗料を塗るような事はしたくない。

すると、今まだ手に入るパーツなので交換すべき事をお勧めすべきだったのではないか? 

そんな疑問が浮かび、自問する私がいる



 


息の合った最高の助手である妻と

1日10時間前後の時間を費やして

4日掛かりで最高の仕上を目指して仕上たつもりである。




ここであえて記しておきたいのが

実用車としての最高の仕上であること。




実用車であるから無傷は追求しなかった。



1回の洗車で入ってしまうヘアースクラッチも無い

展示用の極上の磨きは行なっていません。


※東京モーターショーに出品されているメーカーの展示車両でも無傷の車はほとんどありません。某高級スポーツカーメカーなどは酷い状態で展示されていました。
本当に無傷だったのは、○○○と○○○だけ。。。





本当に美しい綺麗な実用車とは

デザイナーの求めたラインと

塗装への映り込み

そして、メッキパーツとラバーパーツの織り成すメリハリ



当店の価格表は車両の形状タイプ別で記しておりますが

これは平面が多少増えようとも、その研磨に掛かる時間には大差がないことによりもます。



高級車だから高額な施工料金となり

大衆車だから割安な施工料と言った偽りもございませんが

(同じ4ドアセダンならば、カローラもSクラスも同じ施工金額です)

おクルマの状態も様々ですのでアドバイスさせていただく場合がございます。



同じ車種でも、1年落ちと 20年落ち 当然その程度は違いますから





仕上方はオーナー様の御希望を添ったものにすることも可能です。

価格表が既成服であるのに対して、オーダーメイドの仕上です。



オーナー様の理想のお車の姿を現実化する技術の店です。

そして、予算優先でお話していただく事をためらわないでよい店です。



おクルマを見せていただき、御希望の仕上がりをお話頂ければ

御予算と妥協点が必ず見つかるはずです。



お気軽に御相談下さい。











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徹底的に極上仕上の車両を創る 【作業編 その2】

 
フチと言うフチの全てが汚れてくる。

ワックスの拭き残しや水垢で

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平面だけに神経は行きがちとなるが

本当に大切なのは、フチ

遠目から見ても

この車のデザイナーが意図したラインとは別物のラインとなって見えてしまう。

ラインがボケてにじんで見える。



面倒で時間ばかりが費やされる作業ではあるが

非常に大切な作業です。

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ミラーの付け根

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同じ角度で撮れてなくてごめんなさい。

でも、見比べてみてください。

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一見すると綺麗そうに見える状態ですが

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近寄ってみると

アルミモールと窓枠の間には、シッカリと黒ずみが見える

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その汚れを取り除く事で

ラインの引き締まりが生まれる。



本来あった姿を取り戻す事になる。

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このような黒ずみは

ワックスがフチに入り込んだまま放置されていたり

水垢が原因ですが

取り除く作業は、薄いヘラと割り箸(竹箸の先端を薄く平にしたもの)で

柔らかい布と超微粒子のコンパウンドで

汚れを取り除きながら仕上ててゆかねばならない。




粗いコンパウンドや洗浄力の強い(エンジンルーム洗浄用の洗剤)では

塗装を傷つけたり、荒れさせる原因となる。



そうなると磨けない部分である為手に負えない事となる。

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サッコパネルのフチがこの様に汚れている

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接写しすぎてどこの部分か判らないでしょうが

コレ サンルーフをチルトアップさせた状態です。

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これがあるべき姿。


写真に写してしまえばそれまでだが

後方の汚れを取るためチルトアップして

右半分の作業を終えて

左に回って台にのり(178cmの身長でも届かない)

そして、後方にスライドさせ

左半分、そして右半分



たった1枚のサンルーフのフチに

1時間近く要するのです。


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ココも ドアを開けた時に気になる箇所です。

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乗り降りする時に

一瞬ですが人間の目は捉えているのです。


新車の美しさは、こんなところが汚れていないから、、、

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今回は徹底的に極上に仕上るという企画

費用対効果

利益追求はナシ。。。




20年間の汚れを根こそぎ取る。




見えない部分まで手を掛ける。



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サイドシルプレートも取り外して

その下、そして更にしたのライン(窪み)まで洗浄


後々、汚れが出てこないように


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以前は自分でフーエルリッド(給油口)を開いてみる事など無かったが

最近はセルフスタンドを利用する方も多いはず



すると気になる

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これでいかがでしょうか?



しかし、ガソリンスタンドさん

もう少し考えてよ!

必要でもない水抜剤を添加して

お金を取った上に

剥がしづらいシール間で貼るとは・・・



その点、オイルメーカーのシールはキチンとはがせる。

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トランクの雰囲気はこんなところで大きく変化します。

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違い判ると思いますが・・・

判らなければ、ネスカフェのCMには出られません。

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求めるのは この仕上がり

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今回はリアのドアノブは取り外して作業

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取り外す事で

より質の高い作業が出来れば、取り外す事はいとわない




しかし、脱着にリスクが生じる場合

よくよく考えてから行なわなければならない。



本末転倒になってしまっては 元も子も無い。

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≪オーナー様から頂戴いたしましたメールをご紹介≫


首都高速湾岸線での帰路、

光輝くスリーポインテット・スターと春の太陽を心地よく反射するボンネットを楽しみながら、

オートパイロットを95km/hセットしゆったりとした巡航で横浜まで帰還しました。


家に戻りじっくりと眺め、鏡面の美しさに惚れ惚れとしました。

前面のグリルとヘッドライトに輝きが出たことで、顔つきがハッキリし新車の時に若返ったようです。

また横も(私は横からのスタイルが堂々としていて気に入っているのですが)

モールの輝きとスモークシルバーの光沢と相まって、上質の貴金属のような質感が出たようです。

これだけ新車同様に輝きが出ると、改めてこの車の飽きの来ないデザインに関心しました。

この車のデビューは79年ですから、それから数年前にデザインが始まったということは35年位前と考えると驚きです。(ヨーロッパの深さでしょうか) 

この車には現役バリバリではないが、嘗ての輝きを失わない、

また決して現役選手には出せない円熟した技を持つ”師匠”のような風格を感じます。




車のことは何も分からない妻と娘達も流石にびっくりし、

思わず今晩はドライブを兼ね家族で食事に出かけました。




早速本日のブログを拝見させていただきました。確かに202は液体のワックスを使っていますが、

父親はxx十年も前より固形ワックスを使い続けていましたが、126も同様に固形ワックスでした。

サッコパネルのタールは、この車が父親の移動オフィスとして京浜地区の工場街を駆け巡り生活を支えてくれた名残だと思います。

考えてみると、この車の歴史の中にはバブルの崩壊があり

あの厳しい時にも売り飛ばされずに今でも車庫に収まっていられるのも、

この車がトラックの間に挟まれながら埃まみれで頑張ったからかなぁ、、などと思ってしまいました。

奇麗にしていただい事を父も喜んでいることと思います。







喜んでいただけた事で作業をした私も嬉しくなるメールでした。

たった1台の車ですが

その1台がいろんな記憶を蘇らせてくれる。



そして、大切にしたいと お考え頂ければ

カーディテイラーとして最高の仕事が出来たのかと思う私です。







徹底的に極上仕上の車両を創る 【作業編 その3】 に続く












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徹底的に極上仕上の車両を創る 【作業編 その1】

 
徹底的に極上仕上の車両を創る と言う企画でエントリーいただきました皆様有難うございました。

ようやく作業を終了しオーナー様である104-3さんに納車させていただきましたので御報告申し上げます。



 メルセデスベンツ 300SE (1989年式)

 走行 210000km

親子二代に渡って乗り継がれているお車です。




御家族の思いでも一杯詰まっているお車

ワックスと水垢も一杯詰まっていました。 (オーナーさんゴメンナサイ!)


では、作業前の状態は

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そして、作業後は

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良く判らない? 

当然です。。。

私の写真の腕が無いばかり・・・



改めまして サイドからの写真を

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間違い探し のように目を凝らして

作業後の下の写真とよ~く見比べてみてみてください!!

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タイヤワックスが効いている と答えた貴方 正解です!!




これぐらい引いた上体で写真を撮ると

写真の解像度の問題もあるが 写真で表現できるのはこの程度なのです。



某フィルムメーカーの有名なCMでもありましたとおり

   「 美しい人は更に美しく

        そうでない方は、それなりに・・・ 」

なのです。。。



本当の真実を体感されたのはオーナーさんと私だけ。




ではどのような行程を経て 【 徹底的に極上仕上 】 の車両としてゆくのかを




まずは当然ですが

水洗い、カーシャンプー

そして、粘土掛けです。

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丁度20年が経過している車ですが

ボディーへの鉄粉の付着はほとんどありませんでした。




しかし、20年間 21万kmを走った車だけあって

サッコパネル(サイドのプラスティックパネル)下のタールの付着は半端ではなかった。

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研く ための下準備を終えた状態です。



研磨作業に邪魔なものは出来る限り取り外す。

そのほうが仕上がりが良いのは当然の事となります。



特に今回の車両のように固形ワックスが主流であった時代に使われていた車の場合

フチに入り込んでいるWAXを完全に取り除くには部品の脱着を必要とします。



フチに入り込んでいるのはワックスだけではなく

水垢の付着も実に凄まじい状態となっていました。

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これが基本的なマスキングを終えた状態です。

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このサンルーフのマスキングを見ていただきますと判るとおり

マスキングテープが塗装面に乗っています。


このままの状態で研磨作業をすると

テープの下は「研け」ないことは陶然の事となります。

         <接写していますので塗装面の荒れ方にご注目>
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そこで、本当に厳密な仕事をするときには

テープを張り替えながら、作業に当ります。

これはサンルーフ側をマスキングしている状態です。




時間ばかり掛かり、進まない作業となります。

当然、費用もかさみますが仕上がりは断然差が出ます。

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このブログではほとんどご紹介したことが無いものですが

最も信頼のおける 私の相棒 ポリッシャーです。 (シングルポリッシャー)



今回のように荒れた塗装の場合

切り込む(削る)必要性があるので

最も切れるウールバフを使用します。



この日立製のシングルポリッシャーの場合

1800rpmの定回転ですが

モーターのトルク特性を利用できるようになれば

数種類のバフ と 数種類のコンパウンドさえあれば

最終工程寸前までこの1台で仕上られます。

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長年使い込んだポリッシャーのグリップです。

見事な鏡面に!?  

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ルーフの面を 研いた後

Cピラー側のルーフ面を研いた状態です。

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ルーフサイドにエッジがある場合

ルーフを研いている際に、エッジにダメージを与える事があります。(下地を出す)

そのためにマスキングをしていますが

このまま次ぎの 磨き行程へと進めば

このテープの下の面は研かれないままに終わることになります。

そこでマスキングテープを剥がして

エッジそのものを研きます。

ポリッシャーの回転方向(エッジを巻き込まない方向)を利用して研き作業を行います。

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ボンネットフードです。

右側が研いた面です。

蛍光灯の映り込み方が明らかに違う事を確認していただけると思います。

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コンパウンドかすで粉だらけになります。

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全面を研き上げて、

キズのあるなし そして、均一性のチェックです。



研いているときはバフから伝わる反動と

バフが通った後の塗装面を部分的にしか感じられない為

作業後のチェックは重要となります。



万一、見落とした場合

もう一度同じ行程に戻らなければならなくなります。



言葉で言えばそれまでですが

粗いコンパウンドを使用した場合

一度水洗いを行なうので

前の行程に戻るとなると

マスキングを剥がし、水洗い、乾燥、マスキング

手間と時間が掛かる事になりますので

均一性のチェックは、見逃せない作業となります。

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この研き (磨きではなく) の行程を経た塗装面だけが

艶を得られます。



凹凸の強い塗装面 (ユズ肌の強い塗装) では在り得ない艶です。

まっ平に近づく事で鏡面になり

映り込みが映える(ハエル)現象こそが 【艶】 です。



艶と光沢 混同して使われがちですが

似て非なるものです。

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リアウィンドの映り込みと

Cピラーの映り込み

見比べてみてください。

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自分の仕事に自身が持てる一瞬です。




光沢を上げる作業は、艶を上げる作業ほど神経と時間を使うものではありません。

艶を引き上げた上で

光沢を引き上げる

これが本当の私達「みがき屋」の仕事だと考えています。



近日中に取り外したパーツとフチをご覧頂く事にします。

どれほどの状態だったか・・・

お楽しみしていただけると嬉しいのですが









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BMW X3

 
どんどん車種が増え続ける輸入車

メルセデスが S E C SL 190 G のシリーズが判ればよかったものが

CLK SLK CLS この辺りまでは私も付いてゆける

R ML V 何とか判る・・・

でも A B となると一見して その差が判らない。。。



完全にオヤジ現象を発症している。


BMWもである。

かつては 7 5 3 そして 6シリーズと 8シリーズ

Z3 と Z4 その差は?

X3 と X5 うん~~~ 唸ってしまう。


流行りモノに興味を持たなくなる年齢に達してしまっていました。



そんな私が始めてBMW X3 を磨いた。


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まず、驚かされるのは

外版の薄さ!!

凄~~~く 薄いのである。

バイクのFRP製のカウルかと思うほど。

(間違っても駐車中のX3のボディを叩かないように、叩きたいならショールームへ)

ポリッシャーを押し当てるのをためらうほどです。



光沢を引き上げて

ポリマーを掛けて


今ひとつ締りが無い。。。



かつてのボルボと同様、

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黒いままのプラスティックパーツに白ボケが出始めている。

しかも、フロントバンパーからリアバンパーまでその面積の広いこと。

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モリスの原液をヌリヌリ

一周塗り終わって、暫らく時間をおいて 水を掛ければバッチリです。

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今後 このラインナップに ×1 とか ×2 も出てくるのかな?

オヤジギャグにて 本日は終わり。







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W124 AMG E60

 
今回はW124の中でもE500を更にパワーアップさせた

AMG E60 (ブリリアントシルバー) です。



まずは作業前のボンネットフードを

しかし、ココで私は大失敗を犯してしまった・・・

流石にE60を前にして緊張していたのか? 動揺していていたのか?

それとも 25年前から摂取するようになったアルコールの影響が出始めたのか?

手ブレで見れたもんじゃない!?



という事で、入庫時のボンネットはナシですが

ファーストカット後からの変化です。

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段階的にコンパウンドの粒子を下げて行き

研く 作業から  磨く 作業へと変化させて

求める光沢まで磨き込みます。

艶は、研きの段階で決まります。

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コレが磨き終えた状態

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このCピラーをご覧頂ければ

作業前の塗装状態はお察しいただけると思うのですが

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研き&磨き 終えれば

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リアドアは作業後です。

リアドアに写り込む蛍光灯は ニジミ が減少しているが

フロントドアの ニジミ は激しい。



コレが 肌調整 と呼ばれる作業です。

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フロントの研き作業(肌調整)を終えると

下の写真の様になります。



光沢を引き上げる作業は経験を積まなくとも出来る作業ですが

肌調整は、バフとコンパウンドの選定と

研き手の目と経験だけが ものを言う世界です。

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リアのスリーポインテッドスターを取り外した時

やられた~!!


この裏側に小さな ↑ が見えますでしょ

実はコレ 装着する際の上方向を示すマークなのですが

塗装屋さんが取り外した際に、何も考えず装着していた。。。

しかも、現オーナーさんはトランクパネルの塗替えはしていないとおっしゃっていたので

何年ぐらい120度回転させられてまま付いていたのか???

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よって、きちんと付けると浮きが出てしまいます。

オーナーさんに御説明させていただき御了解を得る事に。

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はっきりと申しますが

この塗装のクラックは、私の手ではどうにもなりません。



塗装にクラックが入った場合、みがき屋では手に負えないのです。



完全に塗装を剥がして、再塗装をしなければならない。

表面だけを剥がすと、数年すると再度クラックが入ります。



これは、鉄板の膨張率について行けない塗装が割れる現象ですから

費用は掛かっても、キチンと施工できる塗装屋さんへ依頼すべき作業となります。


(クラックが見やすい光線加減で撮影している為、色が違って見えますが同一車両です)
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このお車のオーナーさんからの依頼で

フチも切れに仕上ます。



手間が掛かる分 費用もかかりますが

仕上がりは断然違います!!


ヘッドライトワイパーの付け根のゴムも (^^

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マスコットもくすみが出始めていたので

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最終最後の仕上で引き締めます。

運転席からの眺め 断然違いますよ~!

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お預け頂く時は、緊張でこわばっていた表情ですが

(当然です。愛車を預け外科的な手術を施すのですから・・・)

納車の際 オーナー様の笑顔を見せていただけるのが何よりの楽しみです。



どこまで手を掛けるのか?

どの程度まで御予算をいただけるか?

事前の打ち合わせが、仕上がりを左右しますので

遠慮なくおクルマをお持込頂き

現車を見ながらお話できれば幸いです。



事前に御予約頂ければお見積いたします。


突然の御来店は、作業の遅延となりますので御勘弁を。。。









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ぐうぅぅぅぅ~~~~~

 
W116 通称 ダブルバンパー です。

珍しい色

740 pastel grey
751 ascot grey
それとも?

本当のカラーネームをご存知の方お教え下さい。

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ルームランプも焼けていない。

本来ならば貴重な個体、、、

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W126よりも その作り込みは一段

いや、遥かに上かもしれない。

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飽きの来ない この雰囲気

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これほど状態の良いものであった

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フルオリジナル しかし、判る方には判るでしょ。。。

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この 鬼型ヘッドレストもGOODです。(某お笑い芸人風に表現すれば 「ぐうぅぅぅぅ~~~~~」 )

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電子デバイスとは程遠いが

真面目に考えて作り上げた結果が

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この洗練されたカタチ

無作法にボンネットフードに取り付けられているウォッシャーノズルなど愚の骨頂と言わんばかりか、、、

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ヘッドライトウォシャーノズルも金属製

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走行中にボンネットフードがビビッたり たわむ事も無い。

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しかし、放置された結果

当店への入庫となる。


勿体無い その言葉しか出てこない。。。

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普段見ることは無いが

こんなところにも創りの違いが出ている。

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コレが私の今回の仕事

アルミモールの光沢復元

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この車には、この古い車検ステッカーがよく似合う。

それにしても、勿体無い。。。

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メルセデスが本気で車に取り組んでいた時代のように思う。

他社の存在など気にせず

理想のカタチを追い求め

合理性と安全性 そして 少し洒落た 粋な 遊び心・・・

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安直なユーザーに迎合したり媚びた車は作らなかったように思えるのは私だけ?











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サンルーフ

 
サンルーフの内側に水滴が付着しているのが見れます。

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サンシェードにはシミが・・・

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この車のオーナーさん 軽井沢・斑尾高原にある素敵なホテル フォロン の主でもある方で

5年近いお付き合いなのですが

今回東京に来られた際に

雪道走行の汚れを落すべく、ガソリンスタンドで洗車をお願いしたところ



サンルーフをチルトアップしたまま洗われてしまった!!

ありえない洗車・・・



しかも、素直に謝れば許してもらえる可能性もあったのに

店員は水濡れを誤魔化そうと・・・



センターコンソールに置かれていたアイポッドも水没

CDのジャケットはよれよれ


こりゃ~ 誰だって怒ります。



このまま放置されたら

洗濯物の部屋干しではないですが

生乾きして イヤ~な匂いの原因ともなります。




そこで車内洗浄です。

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専用のルームクリーニング用の洗剤でよくよくブラッシングして

水を噴きかけながら、汚れと洗剤成分を吸い取ってゆく

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天井も本革シートもブラッシングして

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気になるのはオーディオ類

中に入り込んでしまった水分が後々 悪影響を与えなければ良いのだが。。。

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ガソリンスタンドの対応の不味さはそれだけではなかった・・・

前日の水濡れ故直後、オーナーさんから作業依頼を受けていたのに

ガソリンスタンドが保険会社に事故報告を行なったのが翌日昼近く


そのとき、既におクルマは入庫済み

洗浄作業の大半は終了した頃に

保険会社より 「これからアジャスター(損害の程度を調査する方)から電話させます」


遅い。 遅すぎる!

写真は撮っていたので事なきを得ましたが

対応の不味さに加え、その後の処理の遅さ!

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話は変わりますが

久しぶりにお会いしたオーナーさんとの車談義で

VOLVO V70XC 雪道では大変便利だそうです。

今年の夏、軽井沢に誘っていただきました~ (^^

でも、時間取れるのか。。。
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どデカイ ミニバン

 
シボレー クスプレスバン

全長×全幅×全高(mm)  5691 x 2018 x 2072

排気量(cc) 5327  最高出力(馬力) 290

かなり イヤ 相当デカイ!!

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ミニバンに分類されるが

ミニバンと言えるのか? と思うほど・・・

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Wikipediaによると

ミニバンとは

ミニバンの規格的な定義は存在しないが、一般的にはステーションワゴンに比べ背が高く、乗車席が3列の場合が多い。1.5BOXや2BOXとも言われる形状でもある。車検証記載上はステーションワゴンと扱われる。

ヨーロッパではMPVやモノスペースとよばれる場合が多く、いわゆる2BOXの形状で前部にボンネット、後部に居住空間を持つ乗用車である。スペース効率を上げるため乗車姿勢はアップライトとなり、車高はセダンと比較して総じて高めである。そして3列目(サード)シートを備えている点もミニバンの要素の一つとされている[1]。キャブオーバータイプのいわゆるワンボックスカーは含まない。

「ミニ」バンと呼ばれるものの「ミニ」という語には日本においては大きさを表す意味は無く[2]、ミニ「バン」の「バン」も貨物車を表している訳ではない[3]。よって「ミニ」+「バン」と分けて捉えるのではなく、「ミニバン」という一つの単語として捉えるのが適切である。


初めて知りました~

私 てっきり小さな(ミニ)バンだと思っていた。。。

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ビシット内装を仕上て、納車待ちの状態を作り上げるのが私の今回のお仕事。

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とは言っても、汚れはごく僅かしかない。

それもそのはず・・・

新車です。


ナビ&オーディオ&AVを入れ替えられた際に付いた手垢とホコリがあるけだから

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そんな心配りが出来るお店は珍しいでしょうね。

ガレージダイバンの橋本店長">ガレージダイバンの橋本店長 ならば痒いところに手の届く存在では (^^


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都内でも駐車スペースでは悩みが出るかもしれないが

こんな車でのんびりと遠出するなら

仲間とワイワイと 

きっと楽しい時間になるのでは?



珍しいアメ車ネタでした!








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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃
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UVカット それだけは不足!!

 
突然ですが、、、

カーフィルム 貼ります!!


オススメ は、何と言っても ≪ 高性能透明断熱タイプ ≫ です。


まずは少しお勉強の時間です。

昔、学生時代にプリズムなんてありましたよね~ (昔と思うのは私だけ?)


太陽光が虹色に別れて見えたアレです。


太陽スペクトルは

    紫外線 UV-C 免疫力低下や眼球障害を起こすと言われる有害な波長。
              地上にはほとんど到達しないそうです。

          UV-B 体に赤斑や火ぶくれ(サンバーン現象)を起こす波長。

          UV-A 小麦色の日焼け(サンタン現象)などを起こす波長。

    可視光線    人間が明るさとして認識できる波長。

    赤外線 IR    熱、温度、暖かさなどに関わる波長。

などに大別できます。



女性用の化粧品ではUVカット商品は既に多く存在しておりますが

今回お勧めいたしますのは ≪ UV & IR カット ≫ です。




車を運転している時、

腕がジリジリと焼け付くような思い

日差しに晒された顔が火照って、集中力が散漫になった経験ありませんか?



これらは全て IR波長の光線のエネルギーを直に受けているから起きる現象です。

干物や焼き鳥を焼くには遠赤外線の出る炭で焼くのが美味しいですが

車内で遠赤外線は無用存在では?




最近発売されている車には UVカットガラスが装備され散るものも多く見受けれますが

熱エネルギーを遮断するには IRカットが必要なのです。



今時 フィルムを貼るなんて~ と言うアナタ お試し下さい!!


透明だから違和感など一切ナシ!!

熱遮断効果により、年費の向上 省エネにも!!



店主の私はフィルムを貼る腕を持ち合わせておりませんが

頼もしい助っ人君が入りましたので


4月末までは、特別セール期間として (助っ人君をこき使おうと言う魂胆ではありませんが・・・)


セダン&クーペの全面 (フロントガラスは除く)で


45000円のご奉仕価格 で貼らせて頂きま~す。


※運転席・助手席以外のフィルムはお好きなカラーをお選びいただくことも出来ます。


まずはガラスのお掃除から

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異物が入り込まないように貼り付けてゆきます。

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慎重にフチを水きりゴムの中に・・・

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余分な水を抜いてゆきます。

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完成!!

どうです。

雰囲気は全く変化ナシ!!


この車でフルスモークだと怪しすぎるとの御意見も。。。

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実はこの UV & IR カットフィルム

乗っている人間に優しいだけではなく



ウッドパネルや本革など

熱や太陽光が苦手な素材にとってもありがたい存在なのです。



是非 車を大切にされている方や旧車乗りの方からも、悦びの声を聞かせてくださいネ!!







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極上仕上で変身予定のお車

73台ものエントリーを頂きました【徹底的に極上仕上の車両を創る】の企画ですが

先日、私も始めて当選者の方とお会いさせていただき

おクルマを拝見させていただきました!

1989年式 300SE

ボディーカラー:smoke silver metallic (702 )

インテリアカラー:leather medium red (267)

どノーマルのW126でした。

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ヘッドライトは要バラシ 中まで綺麗に掃除する必要あり。

ウインカーレンズは、かつて使われたワックスが黒色変化しています。

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この年式の車にありがちなワックスの拭き取り残し 目立ちます!!

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サイドミラー周辺も水垢が・・・

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ドアノブは周辺も

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しかし!!

流石親子二代で大切にされているだけのことはあります。



このモールの輝き

私の出所が判らない500SEとは比較にならない!!  (ショボン。。。


地下駐車場保管とのこと

雨に晒されていなければ、これほど程度が良い状態で維持できるとは

改めて感心しました!!

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ドアを開けた周辺も一度きっちり手をければ

スッキリと元に戻るはず

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メーターの針も黄色に変色せず

オレンジのままです。

しかも、この距離で!

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今は無くなってしまった10万Kmオーバーの証明も受けられています。

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さて、この車がどこまで変身するか!?

私も楽しみにしながらみがいて行きます。



作業に掛かり次第 皆様にも御報告差し上げま~す。













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高額 ≠ 高級


高級車と呼ばれる車は多数あるが

現在新車として販売されている車で本当に高級な車があるのかと疑問を持たざるを得ない時がある。

高額車 ≠ 高級車 であるから。



どんなに電子デバイスを搭載して安全性・快適性を求めた車であっても

15年、20年先まで使われることを考えて作っている車が現在あるだろうか?



高額車ならばどのメーカーも作れるはず。。。



しかし、高級車を創れるメーカーがなくなってしまった気がしてならない。



その場さえ良ければ、受け入れてしまうユーザーの購買責任もあるのだろうが

『 本質 』 最も大切な事が忘れられているのではないかと・・・




飽きる事無く、大切にしたくなる本物のデザイン

そのデザインが裏打ちされた素材の耐久性。

そして、何より 高級車を長く維持する上で必要な

メーカーのパーツ供給体制!






この20インチホイール

新品で買うとイクラすのであろうか?

まばゆいばかりのメッキである。

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しかし、5年も経過しないうちに錆が浮き出ている。

コレを高級と呼ぶ人が居なくならなくては本物が駆逐されてしまう。

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そして、このエアロ、、、

どうやってリヤフックを?

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【 短小軽薄 】 古い言葉に聞こえるが

現在のこの国における商品の全てがそう思えてくる時がある。

言葉の「勢い」と「装飾」だけが先行し

そこにあるべき本当の姿、本質的資質をもくらまし、誤魔化されるフレーズに踊らされる。





本当の感動は本物に触れたときにのみ感じるもの

偽物 バーチャルの世界しか知らなければ

感じられるはずの感動も得られないのではないのだろうと思うのは私だけ・・・











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キズ防止策? 無作法さえなければ・・・

 
新車時に張られているテープ

しかし、今回のテープは市販の透明のテープでした。

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キズの防止には役立つけれど・・・




テープの隙間から水が入り込むと抜けない

        ↓

     錆の原因となる


よって、オーナーさんにお話した上で剥がす事に


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サイドシルプレートに付いた糊をキレイに取り除くと

本来の姿に


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私が子供の頃

敷居を踏もうものならば 祖母に叱られたものであった。

敷居は踏んではならないもの。



何度か叱られるうちに 当然として受け止めるように・・・



そんな風に育てられた私だから

サイドシルに足を掛ける事などありない。



ファミレスの玄関を開けた途端

子供が走り回っていると、即Uターンしてしまう。



無作法と元気は違うはず。









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問題を先送りせず、解決させる。


W220 S500 エメラルドブラック (189 emerald (green) black metallic )

不思議と人気の無い色ですが、私は大好きな色です。




ボンネット右半分に何か引きずったような傷があります。(写真では、向かって左)

スゴ~ク目立つキズに思えますが・・・

実際には目立ちます!

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このキズは、極浅いすり傷が連続している為に目立つのです。

部分的にヘアースクラッチが整列し束になってしまっているだけ。

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キズは深くはありませんので、少し研くと簡単に落ちます。



キズの正体とは?

線キズは、平坦な塗装面に連続した凹みが出来た状態です。

その深さは0.1mmに満たないものがほとんどです。

薄皮を剥ぐように、表面の一部を削り落としてやる。

削る深さは、窪みの底辺まで・・・



塗装の厚みのうち、ホンの少し削り落とすだけでよい。



下の2枚の写真を見比べるとその違いは明白。

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ここで間違っても傷を埋めようとしてはならない!

塗装の表面はダメージを受けているから・・・

そのダメージの上にどのような表面処理をしても

一度受けたダメージは残るから。




ウソ、偽り、一時しのぎを出来たとしても

本当の問題は解決していないのだから・・・



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プロフィール

田村 隆司

Author:田村 隆司
東京の江戸川区にある
車みがきのプロショップ 
Grade-UPの店主の
作業とドライブと諸々の
日記で御座います。

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