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ポルシェ・911 最高の仕上がりを求めて (その2)

 

先日前振りだけしておりました PORSCHE 911 Carrera 2 ですが

入庫した状態での内装はこのような状態。

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かなり丁寧に扱われていた車だと感じられる。

しかし、この丁寧に扱われていた感じを無くすことが今回の目標!!


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出来る限り新車の状態に近づける。

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全体にやや白ボケた感じが出てきている。

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人の触れる所は、必ず汚れが付いている。

この様にローレット加工されてパーツは必ずその目の中に汚れが・・・

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表から見ても その汚れ方は想像できるはず。

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開けてみると、この状態。

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シフトレバーの周囲も今ひとつ引き締まりが無い。

※ 私の犯したミス
    シフトレバー内のパネルの清掃を忘れました。
    シートを取り外していましたので、いんぐにっションをONにすることを避けたため
    後回しの作業とし、その部分の清掃&艶出しを忘れてしまいました。

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上の写真のETCの取り付けも芸が無いですが

こちらは明らかに作業不良。


アレンの山がなめられた跡です。




シートを抜き出す為にどうしてもこのボルトを取らなくてはならないので慎重になります。

抜き取った後は、ボルトの手配です。

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これも過去の作業不良。

内張りを留めているネジの一つが浮いている。

走行中のビビリ音の発生源ともなりかねない

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バラしてみると

受けが開ききっていた。

この場合は、修正可能。

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リアシートの背もたれを取り除き

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防振用ウレタンの屑が

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バキューム作業から

ブラシッングしながら吸い取る。



そして、エアーブロー また掃除機で吸い取る。



延々とこの作業を繰り返すことで

隠れているホコリや砂が完全に近いほど取り除く事が出来る。

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ルームクリーニング用の洗剤を使いパーツの1点1点の汚れを落としゆく。

拭き取りはケバの出ないマイクロファイバークロス。

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エアコンのルーバーは汚れています。

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作業灯を当ててチェック。

PLAN → DO → SEE の繰り返しです。



作業順序を誤ると再度吹き上げる手間がかかります。


計画 (PLAN)   どういう手順で作業を進めるか?何を使うか?

実行 (DO)     計画を実行する。

確認 (SEE)    計画通り進行したかの確認作業。

出来ていなければ再度やり直し。

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プラスティックパーツと本革の洗浄です。

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丹念にブラッシングしたフロントシートです。

汚れが見えやすいように白いタオルを使うと・・・

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黒革だからこそ 見えていなかった汚れがこの様に浮き上がります。

汚れがタオルに転写しなくなるまで繰り返す作業です。

(撮影後は、マイクロファイバーを用いる)

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フロアの洗浄の為に養生をして

リンサーを使いカーペーットを洗います。

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洗浄後 完全乾燥させたシートに

保護用の艶出し剤を塗りこんでゆきます。



センター部分にはパンチング加工がされていますので

その穴に艶出しが入り込み、残るような事が無い様に作業します。



多くの中古車販売店のように水性ワックスなどは使わないように・・・

後々、スベリが出て後悔しますよ!

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保護用艶出し剤を塗りこんだ直後のシート

差が歴然と出ます。

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ダメージを受けているところは

かなり多めに塗りこみます。

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塗りこみの最中はこのような状態。



吸い込みを待って、後日完全に拭き取ります。

縫って直ぐに拭き取っては意味が無い。



吸い込ませるだけ吸い込ませて

余分なものは完全に拭き取る。



テカらせない。

滑らせない。


これが大原則!!

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窓枠のゴムも同じ。

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ドアの周囲を受け止めるゴムも同じ。

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これ糸です。 (^^

探すのにチョイト苦労した (らしい・・・・)


妻に捜させたのですが

始めに買ってきた糸は色が少し違っていたので 却下!!



浅草橋の手芸店を回って

「これと同じ色の糸ありませんか?」



見つけてきてくれました。 (感謝!

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この色ならばOKでは?

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元の穴位置とおりに縫い上げます。

勿論、私の仕事ではない。

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再利用するボルトは綺麗にして

必要な箇所にはグリスアップとロックタイトを

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これが内装の仕上がりです。


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無用な艶出し剤を完全に拭き取り仕上れば艶出し剤の使用を否定するものではないが

時間と手間がかかります。

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ここまでもってくるのに費やした時間は

3日間 延べ36時間




通常の仕上がりとは一線を画する仕上がりとなります。




外装編は、また後日、、、










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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃
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プロフィール

田村 隆司

Author:田村 隆司
東京の江戸川区にある
車みがきのプロショップ 
Grade-UPの店主の
作業とドライブと諸々の
日記で御座います。

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