実用段階のテスト開始です。
きれいな撥水状態を見せてくれるパネルです。
しかし、これは入庫時の洗車時のもの!
如何にオーナー様が大切にされているかが窺えます。
※モリスワックスもご使用いただいてます。

今回は軽く磨きを加え
光沢を引き上げるだけの研磨です。

磨き終えれば

厚みの出るコーティング剤とは違い
研磨後の削りカスも細かい (ほとんど粉体)

気になったのはこんな所

ガチガチに固着してしまう前に除去しましょう。
時間とともに固着した水垢は、取りづらい物となります。
早めのメンテが有効です。

ボンネットのスリットにも水垢が・・・

ここで固着されると目も当てられない。。。
バラさなければならないし
磨きに手間も掛かる。
今ならば、まだ楽に取れます。

フロントグリルのメッキを磨いたついで!
ポリッシャーを持っている時に気が付いたココ。
チョイト磨けば

スッキリです。

1年経っても扱い変えさえよければ
車のコンディションは維持できます。
下手な扱いだと。。。。。
今回はオーナー様の許可を頂き、新しいコーティング剤を施工しました。
詳しくはご覧いただければ (^^
水滴を出来るだけ残さないコーティング
来年、ご入庫いただけれる時は
どのような状態を示してくれるか楽しみです。

全くの余談ですが・・・
お車を引き取りに行く日
足を伸ばして筑波まで (^^
目的は、筑波宇宙センターとコレ!!

前回の入庫の際 に頂いたこのお酒 旨いのですよ!!
そこで、折角近くまで行くのならばと足を伸ばして
浦里酒造店 さんへ立ち寄り買い求めてきたものです。
冷酒にありがちな甘ったるさを感じない旨い酒です。
頂いたパンフレットの表紙に 「 家 業 専 心 」 とあり
手間隙かかる酒造りに専念する姿勢が窺い知れます。
値はしますが、お勧めのお酒ですよ~!
近日中に我が家 特性の鳥鍋と一緒に (^^)
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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艶出し 2種類 使い分け
Golf GTI 16V いまだにこの車のファンも多い。
しかし、悲しいかな経年劣化は避けられないのです。
≪ 洗車直後 ≫

≪ 完成直後 ≫

塗装面の違いは右リアドアの後ろの蛍光灯の映り込みを見て頂ければ (^^
そして、何よりこのクルマの印象を変えているのはモール!
入庫時の全く水も吸っていないモールは、真っ白 + シミ でした。

洗車&脱脂を行い、艶出しをおこなえば

このように白ボケてしまったバンパーやモール、そしてフェンダーアーチは
どうしても良い印象が持てるものではありません。
一言で言えば 古臭く見える!!

そんな時に役立つのは
ワコーズのスーパーハードです。
屋外での作業の場合は下の写真の様にベタベタにしてしまっては
風で舞ったホコリや砂が・・・
でも、ピットの中ならこのままのベタベタ状態で1晩寝かすことも出来ます (^^
吸収できるだけ、吸収させる。
このクルマの場合は部分的には3回塗りした箇所もあります。
そして、最後に水洗いする。

同じ艶出しでも、内装に使う艶出し剤は別です!!
外装同様プラスティック類、そしてゴムモールなどは白く粉を噴いたような状態でした。
こちらはザイモール( zymol )トリート レザーコンディショナーを使います。

艶出しの前に必ず、汚れを落すこと!!
薄めた中性洗剤でブラッシング

そして、拭き上げると・・・
思っている以上に汚れているのがダッシュボード

エアコンの噴出し口のルーバーも1箇所ずつ

拭き取り布が汚れたら場所を変えながら

トリート レザーコンディショナーもたっぷりと塗りこみ
吸えるだけ吸わせる。
布が入り込まない様な部分は、ブラシの先にコンディショナーを付けブラッシングして・・・
そして、余分なコンディショナーは水拭きを繰り返して取り除いてやる。

内外装のクリーニング、そしてエンジンルームも
バランスをとった仕上げ (完璧な施工ではない)
それだけで4日間を要する。
安い施工価格を望んだお客様は1回きりのお付き合いとなる場合が多い。
安い = 時間を掛けられない
仕事である限り仕方のない事とご理解いただきたい。
(それをご理解いただけない大人がいる事が不可解ですが・・・)
洗車、メンテナンスのヒントはこのブログに沢山記載してきたつもりです。
ご自身で時間を惜しまず、試行錯誤しながら行えばタダですが
みがき屋と言うプロに委託すれば、場所代・人件費・材料代・その他もろもろが必要となります。
その事をご理解頂け、私の時間を適正な価格で買って頂けるならば
出来る限りの作業をさせていただきます。
(今回は愚痴を書いちゃった~)
このゴルフのお客様は、納車の際に最高の笑顔を見せて頂き
引き受けさせて頂いただいた事を有り難く思いました。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

リベンジ 佐原
前回2年前の夏の終わりの酷く暑い日に訪れた佐原
その折に休館のため見学出来なかった 伊能忠敬記念館 を訪ねてみました。
今回は強烈な寒さに負けず (^^

まずは、熱いコーヒーを求めて
喫茶 遅歩庵いのう へ入り。
おかみさんから、樋橋(通称 ジャージャー橋)や伊能家のお話を聞かせてもらいました。


ココが行きたかった処
伊能忠敬記念館です。
50歳を過ぎてから
暦学を学ぶ為、江戸へ出て
自分よりもはるかに若い師匠に弟子入りして学ぶとは
改めて人間の学問への興味に恐れ入る思いです。
そして、何より日本全土をその足だけで歩き
16年間を要して、現在の精度と比較しても見劣りしない
大日本沿海輿地全図を作り上げたバイタリティーには驚愕の一言です。

街を散策していると
こんな看板が、
電話番号が3桁!!

時分時も過ぎたいたので空いているかと思いきや
待たされたて食したのが 「 黒切りそば 」

店を出る時、気になったポスターが1枚
ボンネットバスで巡る 佐原のまち
しかも、無料!!
先着25名となっていますが
気になるでしょ~~~

前回、町並船めぐりも経験しているので
チョイト足を伸ばして、利根川を渡り・・・
潮来へ
目的は水郷佐原 十二橋船めぐり を見る!! 予定だったのですが、、、
自転車に乗った初老の男性に声を掛けられ
「安くしときますから~」
「お願いですから~」
その皺だらけの笑顔に絆されて
2名様 ご乗船~~~!! と相成りました。

寒い中、出ている船はこの1艘だけ・・・

この船に乗るのは
6月の あやめまつり の頃がお勧めです。
冬場は・・・・・
それでも、船頭のおばちゃんから聞いた
北浦にある 白鳥飛来地 の情報は アタリでした!!
6月になると一面あやめが咲き誇る場所なのだそうです。

国道51号線を下り、かんぽの宿潮来 を目指すように進むと
途中に小さな看板で 白鳥飛来地 と出ています。

100円で餌も売ってますので、お子様連れならば (^^) 間違いなし!!
妻も、そそくさと餌を買いに。

通い慣れた方は食パンを持参して
小さくちぎって高くかざすと
ユリカモメがついばみに来ます。

寒いから家に篭っているよりも
チョイト出かけてみれば
思わぬ発見があるかも?
冬晴れの気持ちの良い1日でした。
クールに色替え
このメーターパネルの照明が暗い!! との事で作業開始です。

今回は、警告灯の明るさのばらつきが気になったので
そちらも全てLED化しました。
※本来ならばLED化などする必要がないと思っていましたが、バラつきが酷い為。
そして、外気温計のバックライトも (^^

ホワイトメーターは、蛍光塗料のためにやや青みを帯びてしまいました。
外気温計も同様に青みが・・・
入れたLEDは白色なんです。

これが外気温計の中身。
実は作業中に、この外気温計に振り回され、えらく時間を食ったのですよ~
トップの画像の示す気温 高過ぎますでしょ。
このことに気付かずに作業を行い
組み上げてから ?????
ナンデ?
こんな温度ありえないという気温を示すことに。
予備の外気温計を引っ張り出しても同じ温度!?
センサーが逝かれていたのです。
※この辺りの詳細は後日W126放浪記にて

全てのバックライトを入替て
組み上げてみますと・・・
ダメ! ダメダメ!!
バランスが・・・
内気循環・シートヒーター・フェダーSWが明るすぎ!!

実際に目で見るよりも
写真の方が如実にその状態が判ります。

改めて、4つのSWをばらして抵抗を入れ替えて
何とか許せる状態にまで (^^
本当はもう少し完璧なバランスを求めたいところですが
抵抗がSWケースに収まりきらない。。。
今後の課題とさせて頂き、オーナー様にお許しをいただき (^^

本来、反射板だけの部分にもLEDを組み込んで

560SEC AMGバージョンのLED化を完了。
オーナー様は、これまで不満だった明るさにご満足頂け
純白のSWを触りながら、笑顔を見せて頂けました。

この手の作業は、自作されることをお勧めいたします。
バランス感覚は人により、個人差が激しいものですから
DIYがベストです。
明るさのバランスは、本当に微妙だから。
そして、パネルを透して浮かび上がるSW・パーツの色はさらに微妙です。
入れ替えたLEDの色だけでは・・・
ただLEDで明るいだけで満足ならば簡単な話ですが
バランスの無い仕上がりでは引き渡し出来ません。
我々のような業者に依頼するとなると
その工賃は馬鹿になりませんので・・・
でも、
DIY = ダメージ イット ユアーセルフ にならぬように (^^
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃


今回は、警告灯の明るさのばらつきが気になったので
そちらも全てLED化しました。
※本来ならばLED化などする必要がないと思っていましたが、バラつきが酷い為。
そして、外気温計のバックライトも (^^

ホワイトメーターは、蛍光塗料のためにやや青みを帯びてしまいました。
外気温計も同様に青みが・・・
入れたLEDは白色なんです。

これが外気温計の中身。
実は作業中に、この外気温計に振り回され、えらく時間を食ったのですよ~
トップの画像の示す気温 高過ぎますでしょ。
このことに気付かずに作業を行い
組み上げてから ?????
ナンデ?
こんな温度ありえないという気温を示すことに。
予備の外気温計を引っ張り出しても同じ温度!?
センサーが逝かれていたのです。
※この辺りの詳細は後日W126放浪記にて

全てのバックライトを入替て
組み上げてみますと・・・
ダメ! ダメダメ!!
バランスが・・・
内気循環・シートヒーター・フェダーSWが明るすぎ!!

実際に目で見るよりも
写真の方が如実にその状態が判ります。

改めて、4つのSWをばらして抵抗を入れ替えて
何とか許せる状態にまで (^^
本当はもう少し完璧なバランスを求めたいところですが
抵抗がSWケースに収まりきらない。。。
今後の課題とさせて頂き、オーナー様にお許しをいただき (^^

本来、反射板だけの部分にもLEDを組み込んで

560SEC AMGバージョンのLED化を完了。
オーナー様は、これまで不満だった明るさにご満足頂け
純白のSWを触りながら、笑顔を見せて頂けました。

この手の作業は、自作されることをお勧めいたします。
バランス感覚は人により、個人差が激しいものですから
DIYがベストです。
明るさのバランスは、本当に微妙だから。
そして、パネルを透して浮かび上がるSW・パーツの色はさらに微妙です。
入れ替えたLEDの色だけでは・・・
ただLEDで明るいだけで満足ならば簡単な話ですが
バランスの無い仕上がりでは引き渡し出来ません。
我々のような業者に依頼するとなると
その工賃は馬鹿になりませんので・・・
でも、
DIY = ダメージ イット ユアーセルフ にならぬように (^^
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

AMG SL55仕様
今年初めての屋根の開くクルマが (^^
R230 SL500です。

AMGのエアロを纏って

いいですね~ オープンは!
この季節に走らせることが出来れば最高です!!
ヒーターを効かせ
シートヒーターをオンにして
ドライブなんて、気分転換には持って来いです!!

このクルマは、並行だからキーレスゴーも付いているし

このレバー一つで屋根(バリオルーフ)の開閉も出来る。
日差しのある時間はオープン。
陽が翳ってきたら、クーペスタイルに。

このドアを開けたときの開放感がたまらない!!

でも、掃除するところは多い (^^
みがき屋にとっては手間のかかる車です。

一度騙されたと思ってオープンを買ってみては?
病み付きになります。
責任? 私は持てませんが・・・
OFFの時間を楽しめることは、請け合いですヨ!!
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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走って楽しいクルマ
フォルクスワーゲン パサート(Passat)
このクルマは、ただのパサートではない。

W8・4モーションのエンブレム 見えるでしょ~

普通の V8 エンジンでは、直列 4 気筒エンジンを V 型に組み合わせた形をしていますが
このW8 エンジンは、V 型 4 気筒を さらに V 型で組み合わせた形となっている。
V 型が二つ並んでいることから、W 型と呼ばれている所以となります。
実際にアクセルを踏んでみると、その回転はスムースで
あっという間に法定速度を超えそうになる。
同じパサートでも1.8・2.0・2.3・2.8とは
一味も二味も違うことは想像していただけれると (^^

無理やりレーシーな雰囲気を漂わせようともせず
その内装はいたってシンプル。

メータだって


こんなところを見ると
アウディーの親戚だと思わせる。

純正BBSホイールのピアスボルトは
汚れが溜まり、掃除するのが面倒だが、、、

何の変哲も無いセダンのように見えるところがイイな~
そして、中古車の最大のメリット!!
意外なほど安い (^^/

山道で私の車のバックミラーに
フロントグリルに付いている W8 のエンブレムが見えたら
素直に道を譲ります。
最高出力 275ps/6000rpm
最大トルク 37.7kg・m/2750rpm
しかも、4モーション!
フルタイム4WDであるから、その楽しみ方は・・・
こんな楽しいクルマが増えてこなければ自動車業界の先は。。。
走りそのものが楽しいクルマですぞ~ パサート W8
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

実は苦手なんです!
正直に宣言します!
スライドドアの清掃 苦手です。
だって、
だって、だって
ドアの内張りが汚れそうで・・・ いつも恐る恐るの作業です。
毎年入庫して頂いてるこのクルマでも
1年でこれだけホコリが積もる。

この戸袋 ど~~~すれば車内に水が垂れ込まないように洗えるのよ~~~!

スライドドアの場合
開いた時、上側と車両候補の汚れも気になる。
ひじょ~~~うに洗いづらい構造になっている。。。

リアゲートは、慣れているので然程気にはならない。

少し頑張れば、この通りです。
水を車内にたらすこともほとんど無いのだが・・・

問題はこんな所です。
奥行きはあるわ、水を流し込めないわ
いつもジレンマに陥りながらの作業となる。
通常のドアに比べると
当然、作業時間が掛かる。
よって、施工価格も上がる。

下準備が整ってからボディーの水洗いを
これが施工1年後のテフロンポリマーの撥水状態です。
意外と? やはり? 全然?
どのようにお考えになるかはこのブログをお読みいただいている方次第です。
テフロンポリマーコートの耐久性は、時間経過もさることながら
クルマの使用・保管状態と洗車状況と洗車回数により
その状態は大きく変化します。

営業車であるタクシーなどの場合は、毎日洗車されており
しかも、コレクターカーのような至極丁寧な洗車はなされない。
このような場合は、コーティング皮膜は1年持たないです。
正反対の例としては
屋内保管、雨の日の走行はない車で
洗車回数が極端に少ないクルマでは、
2年後でも見事な撥水を示してくれます。
≪ 再施工後の撥水状態 ≫

どんなに丁寧に洗車を行ったとしても
どんなに環境の整った洗車スペースを利用したとしても
洗車キズ(ヘアースクラッチ)は生じます。
これがクルマ本来の発色を低下させ
映り込みを悪くする原因で
同時に、コーティング皮膜も傷つけられ、剥がされている。
ここで愚かな考えに張り込まないで頂きたいのですが
硬くて、分厚いコーティングを行えばよいのではないか?
仮に、
ダイヤモンドのような単結晶がコーティング出来れば
その硬度は飛躍的に上がり
傷つきにくいことは確かでしょうが
ダイヤモンドも傷つきます。
※ダイヤモンドをカットするための物質(道具)が存在するのですから、ガラス系コーティング剤
程度の硬度では、その用を足すとは言い切れないと私は判断しております。
(クルマのフロントガラスにワイパーの拭き傷がつく位ですので・・・)
剥がれづらく、傷つきにくい分厚いコーティングはどうか?
ここで無色透明で塗装に喰い付きの良いコーティング剤があったとしたら
残す問題は3点となります。
・鉄板、アルミ、FRP、プラスティックなどの素材の膨張と同じ膨張比率を示すか?
・傷つきにくいは、キズが付かないとは異なるが、容易に剥がすことが出来るか?(再施工性)
・コーティングの喰い付きは良いが、塗装を侵していないか否か?
※熱膨張について行けない表面素材は、クラック(亀裂)を生じさせる。
※傷つけばコーティングを剥がし、磨くしかない。
※塗装を侵すコーティング剤は使えない。
現在、私の知る限り
もっとも安心して使えるコーティング剤はテフロン(4フッ化エチレン)となってしまう。
※現在テスト中のコーティング剤は、キズは付くが、定着と耐久性の向上を求めています。
堅い話となりましたが
私のような みがき屋が行う本質は
如何に手間隙を掛けて、車のコンディションを維持させるか
この一言に尽きると思います。
その典型がルームクリーニング。
ブラシで汚れを掻き出し、ブロアでホコリを噴出して、バキュームで吸い取る。

そして、パーツの1点1点の汚れを拭い取る。
たった1年で溜まったハンドルの汚れがこれです。

オーナー様が、気持ちよく乗れるクルマに仕上げる。
これが私の仕事だと。

材料メーカー主導で
物知り顔で、分子を語り、分子構造式を見せられても・・・
元素の周期律表を何処まで理解し、何処まで記憶しているか?
高校時代には記憶させられたが
早30年経った今、私は何処まで書けるか・・・
それよりも、スライドドアをうまく処理する方法を考えることが先か。。。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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- びっくり!!
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- 実は苦手なんです!
結果は1年待ち それでも・・・
ベンツに限らず欧州車のアルミ&ステンレスモールは年月とともに曇ってしまう。
※これをメッキモールなどと思っている業者は、大きな間違いを犯しているはずです・・・
当店の代車でもあるW201 190E 2.3
このクルマのモールも曇り、惨憺たる状態です。

これを磨いてテストです。
曇りを取ること自体はすでに確立された技術ですので
今回のテストは、モール表面に○○○と×××を塗り
曇りの発生を抑えられるか?
耐久性はどれほどあるか?

部分的に施工して
その耐久性がどれほどあるものか?

結果が出るのは、早くとも1年後。。。
それでも、その結果を鵜呑みは出来ない。

それがコーティング剤の耐久テストです。
ろくに時間も掛けずに発売されているコーティング剤がどれだけ多いか?
試験室内のテストだけでは、あまりもお粗末なテスト結果しか出ないのに、、、
雨に晒して
太陽光を受け
夏の暑さ、冬の寒さをもろに受けさせないと信用なら無い。
だから、当店がガラス系コーティングを採用できないでいる。
安易に採用するは簡単なことですが
新車ならならばともかく
絶版車において、取り返しの出来ないモノは施工できない。
必要なときには剥がせ
素材を磨けなければ
コーティング剤ではないはず!
完全なコーティング剤があるならば
世界的規模の自動車メーカー、塗料メーカーが
既に販売しているはず。
100万円アップのオプションでも
絶対に傷つかない。
洗車無用。
劣化しない。
そんなものはがあればの話だが。。。
商品名で踊らされることだけは、懲り懲りです。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

iPodの接続
過日、ホンダのフィット(FIT)の新車ポリマーを施工させて頂きました折に
オーナー様から、iPodの接続とTVキャンセラーのご要望がありました。
出来る限り音質を落さないためトランスミッターを使わず
【ぐんてさん】よりコメントを頂き、直接接続できる方法をご指南いただきましたので
データシステム社のFMステレオモジュレーター FSM413 を使って!

グローブボックスを取り外して
覗き込むと・・・
ナビ本体の下に1本ボルトがありますので
これさえ外せば、あとは周囲のパネルごとガバッと外せます。
しかし、クリップは硬いのでかなりの力を要します。

ナビの裏側を見て ガビィ~~~ン!!
JASOプラグ(アンテナコードの接続プラグ)が無い!!

どうやらコイツがアンテナコード
すると、変換コードが必要!!

この日は12月29日の夜でしたので
超~大慌て!
知り合いのオーディオ屋さんに聞いても
「持ってないね~ 量販店にあるかも?」
2軒目の超自動後進で見つかり
クルマをかっ飛ばして、閉店ぎりぎり 滑り込みまして
買ってきたのがこの変換コードです。

TVキャンセラーは、サイドブレーキに割り込みを掛けて
※この割り込み方法は下記サイトで詳しく説明されていますのでご参照のほど
FIT GE系純正ナビを100円で走行中もTVやDVDが見れる方法

この可哀想なアンテナ どう思います?

どのように可哀想かって?
猫にかじられ 哀れにも 歯型だらけ・・・
私の車も過去に猫に乗られて
爪キズが入れられて参りましたが
このFITの場合は、悲惨すぎる。。。
猫の毛まで付いて、、、
どなたか駐車中に作動する猫避けマシーンを創って!!

納車数日後、オーナー様より電話を頂き
バッテリーが上がってしまって・・・
私の接続ミス???
正月明けにお車を預かり
測定してみると
停車中の待機電流が0.2A 流れ過ぎです。
でも、このクランプメーターは誤差が大きいので
テスターで再度測定しなおすと、流れていたのは0.01Aでしたのホッと
でも、なぜバッテリーが上がったのか?
あれこれ調べているうちに
フィットのリモコンドアロックは、半ドアでは動作しない
がしかし、リアゲートが完全にロックしていない状態でも
荷室灯が消えていればリモコンでロック出来てしまう。
その状態でリアゲートを開けようとしても
開きはしないが、遊びがあるため
荷室灯が点灯してしまう。

フィットのリアゲートの開閉は要注意です。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

これからどうなるだろう
久しぶりにジャガー (Jaguar)が入庫してきました。
かつては私の憧れだったリーピングキャット!!
そう言えば、このリーピングキャットの話題が
ゆもさんの 【ヲトナの趣味、バブルな車集めてます(笑) 】
ゆもさん、ご無沙汰しております (^^)

フォードグループの傘下に入り
現在はタタ・モーターズに買収されたジャガー
これから、以前のように憧れを持てるようなクルマ創りをして頂けるか・・・

このJ型ゲートって 本当は便利なの?
Jaguarだから J型なの?
本当のところは?????

グリーン系のバックライトは市販車では珍しい!
こんなセンスは嫌いではない。

でも、この時計はあり?

もっともガッカリさせられたのは
このエンジンルーム!!
品格も無ければ
キカイの造形美も無い!
ダブルシックスは美しかったのに。。。

エンジンは、実にスムースになったが
失ったものも大きいように思える。

美しいラインのためなら
犠牲にするものも大きいが
それがジャガーだったような気がする。

低くい天井
狭いセダン
トラブルが多いエンジン
でも美しかったジャガー
X300のデイムラー・センティナリーは、かっこ良かったな~
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

MB CL500
スノーホワイト( snow white :143 )のボンネットフードに写りこむ状態 イイでしょ~

今回作業は、展示車両用の仕上げです。
車両はメルセデスベンツ CL500
メルセデスにおいて初代 C140 (1996年-1998年)に始まり
Sクラスベースのフラッグシップクーペとして販売された車ですが
今回ご紹介するのは
2代目 C215 (1999年-2005年) となります。
この車両は2001年モデルの本国仕様の新車並行車両
かつては 【並行車】 = ≪手を出さないほうが賢明な車≫ でしたが
今では、どのディーラーでも受けて入れてくれるようになり
車両状態さえ良ければ気にする必要は無いはず。
日本仕様では、装備されない装備品もあります。
このクルマにも、キーレスゴー(Keyless-GO )が装備されています。
また、内装カラーも レザーエクスクルーシブヘリオス( leather exclusive helios : 519 ) に
ウッドトリムは、チェススナットという明るい組み合わせとなります。

AMGの控えめなエアロと20インチホイール

ブラックレザーよりも上品なヘリオス

ダブルヒンジによりクーペでありながら
リアシートへのアクセスも十分に確保されたクルマ

4人乗りのクーペとして、最大クラスのスペースを誇る

いかがですか?
この質感 (^^

5.0L V8 SOHCエンジン(306ps/46.9kg・m)がもたらす余裕の走りが待っています。

DVDナビも装備されています。

ありきたりのカラーに満足できない方ならば
このドイツ本国仕様のCL
お気に入っていただけるのでは?

車両に関する詳細・お問い合わせは下記バナーをクリックして
クラシックのホームページからお願いいたします。

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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

ML500 その真価を何処に見い出すか?
メルセデスベンツ ML500
ちょうど前後してターゲットを同じとするトヨタ ハリアーと比較して見ていただければよいかと、、、

ナビの使い勝手意外は、バランスの取れたスイッチ類の配置です。

どうにも頂けないのが、この塗装。
思わず、太陽に吼えろのジーパンの様に 「 なんじゃコリャ!! 」 と叫びたくなる。
柚子肌がキツ過ぎる。
このMLだけに係わらず、現行メルセデスの塗装は全てコレと同様。
※ 色んな物が写り込んでいますが、蛍光灯の映り込みを見てくださいね~

リアシートは

フルフラットになり、座面金具と接合するように設計されている。
でも、W123の様にリアの座面は抜き取れ無い。

最近のメルセデスで何よりも手を抜かれているのが
このシートの設計!!
5年、10年して、ハリアーと見比べてみたいものです。

シートの設計が良かったのは
このW126時代です。

と思ったら・・・・・
リアシートが無かった!!
ちょうど500SE用のスタッドボルトを届けにきてくれたメグロさん。
オーディオ入替作業中でしたので (^^/
メグロさん 盗撮 及び 肖像権の無断使用 お許しを!!
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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新車のポリマー加工
新車のHARRIERです。
最近のトヨタの塗装はイイ映り込みをしますよね~

当店に入庫して頂いたクルマ
まず初めに行われるのが
嫁さんイビリではありませんが、車両状態のチェックです。
重箱の隅をつつくように・・・
ディーラーマンには嫌われている存在でしょうね。
この新車のハリアーで気になった箇所は
1箇所
販売店(ディーラー)での洗車キズ!!

どのクルマもそうなのですが
凹んだ部分には、ホコリや砂が溜まる。
たとえ新車であろうとも
メーカーの工場から、販売店であるディーラーに到着するまでには
ホコリも被れば、風にさらされ、雨にも晒される。
上の写真の傷は、ちょうどリアフェンダー上にある
嵌め殺しの窓のゴムから伝った箇所。
節水したのか?
国産車で気になるのは、ガラスの撥水加工のあり方です。
何故、運転席&助手席の窓は撥水加工をしておきながら
肝心なフロントガラスは撥水加工しないの???
不思議です。。。

新車ポリマーなので、磨きはなし。
よって、完全な水切り作業を行うべく
エアーで隅の水を追い出します。
※上の写真の傷は、磨いて消しております (^^)

完全乾燥までの間、時間が欲しいので
オーナー様から依頼のあった
ビニール剥がしです。

円筒状のビニールを通すように覆われているので
表面を引っ張ってもキレイには抜けない。
ステップカバーを取り外して・・・

この作業って、車好きで、自分で手を掛けられる人しか出来ないですよね~
ごく普通のオーナーさんならば、割れたら っと思って出来ないはず!!
ならば販売店が、納車前に行うべき作業では?
このビニールだけで新車です! と言いたいのか?
2年も放置しておけば、このシールは粘ってろくなことにはならないのに・・・

最近の国産車は、どの車を見ても
ナビ、エアコン、その他のスイッチ類の配置が整然としていて使い勝手が良いのには驚く。

今後、このハリアーはレクサスブランドにてRXシリーズとして販売する予定で
3.5リッターエンジンは無くなり、2.4リッターのみとなるそうだ。

名前を変えたり、販売店の扱いを変えて
どれほど売り上げに貢献するのでしょうか?
いかにユーザーにとって魅力的なクルマを創るか そこが重要では。

新車を受け取り、その翌日にご入庫いただけたこのハリアー
ご家族との、色んな楽しい思い出を作っていただければと思います。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

500SL 本格的仕上げ No,3
ボディーが蘇ると
気になるところが出てきます。
たとえば、こんな所
許せますか?
私は許せない!

ココまで汚れてもこの当時のメルセデスの造り込みの良さが・・・

クロームメッキの光沢を取り戻します。

引き締まりますでしょ~
思わず見とれてしまう。
手を動かさねば、いくら経っても終わらない仕事。
やるべきことはまだまだある。

フロントグリルの汚れが気になって仕方が無いので

この深さが問題で、インナーグリルまでバラす事になってしまったが
磨き上げた状態は納得出来る物に (^^

ワイパーアームの付け根部分が気になり
チョイト手磨きで修正して

ハードトップを取り外して
ゲッゲッ!!
かなりキテます~~~
激しいイオンデポジット&キズ

お次は、幌の洗浄です。

幌がある程度乾いてくれるまで
外で乾燥させるとホコリが付いてしまうので
ピット内で小物を磨きます。

周囲も磨き上げると
ビシッと決まりますでしょ~ (^^
この年代のメルセデスの美しさ ココにあり!!

取り外されていたドアミラーも磨いて組みつけてゆきます。

表にクルマを出して
幌を乾燥させます。
少しでも湿気があれば幌がカビてしまったり、汚れを吸着する原因となりますからね。
クルマを眺めながら、至福の時間です。
4日間も磨いていたので、まるで自分の車を眺めているように思えてくる。
オーナーさん ゴメンナサイ!!

幌をたたみながら、最終チェックです。


ガラスの透明感
塗装の艶
モールとワイパーアームの異なる輝き
素晴らしいバランスだとつくづく思う。

素晴らしいボディーライン
やっぱオープンは、エエな~~~~~

内装は、まったくて手を掛けていない。
それでこのコンディションなのだから、、、

ほっ 欲しい!!

それが正直な感想です (^^
最近、良い出物が無くなってきたR107だけに
シートの状態もいい車を見ると羨ましくなります。

貴方がSLを選ぶとすると
R107 R129
どちらを選びますか?

私は両方 欲しい~~~~~!!
コレが正直な気持ちです。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

500SL 本格的仕上げ No,2
下手な磨きで傷つけられた塗装です。
中古車屋さん お願いですから店先でポリッシャーを使うのだけはやめて下さい。
その行為のために、無用な削りが必要となります。
合わせて、マスキングなしでみがくなどもっての他です。

右側が磨いた面
左側がこれから手を掛ける面
このようなフチが多いほどポリッシャーでの研きにも時間が掛かります。
それはポリッシャーの回転特性によるもので
中央部分の場合は自在にバフを当てられますが
フチに近いところは、回転方向に制限を受けてしまう。

研磨前

研磨後

ポリッシャーにとって 最も苦手なキズは
このような直線のキズ。
フチの汚れを取るためにブラシなどで付けられた傷です。

ポリッシャーに掛ける圧力をコントロールして
キズを取り除いてゆく。

仕上がりはこの様に
※同じ場所の写真を撮り忘れていたので、ドア側ですが参考に

ドアにタッチアップ跡があるが、盛り上がりすぎ!!

盛り上がりすぎた塗料の一部をバフレックスで削ります。
※バフレックスとは、耐水ペーパーの一種だとお考え下さい。粗さは#3000以上の細かなものです。

それでも磨くと真っ白になります。

拡大すると (^^

コレをバフとコンパウンドで磨くと
2~3m離れるとほとんど見分けが付かない状態となります。
タッチアップする際は、完璧を求めすぎないことが必要です。
少し離れて見た時に、ほとんど目立たないならばOKとすべきでしょう。

バフの入らないところは、取り外して

こうなれば、磨けます (^^/


ミッドナイトブルーらしい、落ち着きのある艶と光沢
求めていたのはコレです。

厚みのあるコーティングでは、不自然な光沢が生じます。
出来るだけ本来あった姿に近づける。
それが みがき屋の仕事です。
ソリッド塗装の持つ艶は
クリアソリッド塗装では表現されない。
ましてや厚いガラスコーティングは似合わない。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

500SL 本格的仕上げ No,1
87年式 R107 500SL ミッドナイトブルー (midnight blue : 904)
カッコいい!!

あと少しずつキチンと手を掛ければ
自慢できる1台に成り得るクルマです。

この時代、半練り・固形ワックスが使われていたので仕方ない汚れです。

まずは、モールの光沢復元作業からです。
作業に当たって邪魔となるパーツを取り外してゆきます。

その後の、外装の仕上げまで含めてパーツを取り外すのですが
改めてR107がお金の掛かった車であることを痛感させられます。

この辺りの錆の対策は、早めの対処が肝要です。
オーナー様にはお見積もりを提出させて頂き (^^

エンブレムを剥がすと・・・
トランクパネルを塗り替えられたとき、接着剤を用いられていたようで
有機溶剤で溶かしながら。。。

養生を行い。

ケミカルの力で、モール表面に形成されているクリア層を溶かしてゆきます。
受け売りで、このモールをメッキモールなどと言っている処は信用できませんぞ~
材質も判らずに対処する方法を得られるはずが無い!!

クリア層が抜けてしまえば、みがくのは容易です。
手で磨けます。
しかし、クルマを1周するのは相当な時間が掛かりますが (^^

コレが入庫時

みがいた後はコチラ

ボディーの研きを待つ500SL

このオーナーさんの入れ込みが判るから
みがく私も力が入ります。
今後、これ以上のコンディションのSLに触れることが出来るかと思うと
ついつい時間など関係なくなってしまう。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

初詣
皆さん 初詣行かれましたか?
我が家は、江戸総鎮守であれる神田明神様へ
エッ! 江戸川区はお江戸でないと?
そんな硬いことは言わない神様だと信じて (^^

今年も暖かな元日でしたが
一昨年より人の出足は少なかったので助かります。
如何せん、妻がポニョなもので・・・
お賽銭の割には多くの願い事をして
熊手を買い求め

甘酒 チョイトいいかなと思いつつも
朝からしっかりと飲んでいたのでパス。

七味売り
東京の七味は苦手です。
我が家の七味は関西物で、香りは強いが辛味は控えめなものです。
この店の前を通っても、香りが無いことにガッカリしました。

思わず見とれていたのがカルメ焼き
写真を撮ろうと思ったら
押されてブレてしまった~~~

今年は元旦早々にお客様から電話を頂きドッキリ!!
その話はまた後日・・・
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

謹賀新年
新年おめでとうございます。
今年は、当店にとっても新たなコーティングを導入予定の年でもあります。
安心して旧車にも用いることが出来るコーティング剤を求め
8年と言う時間が経過してしまいましたが
この1年間の実車テストにおいて
納得できる良好な状態を示してくれるに至り
これまで長年施工してまいりましたテフロンポリマーコートに加え
現在販売されているガラス系コーティングの欠点を補えるものであり
より安定性を求め、持続性能を求め改善された新型のコーティングのラインナップの追加となります。

当面は、車両の保管状態と使用状態の違いによる
施工後の経過データ収集のため
モニター車両への限定施工を行う予定ですので
後日の募集にご注目のほど、宜しくお願いいたします。
本年もご愛顧のほどお願い申し上げます。
2009年 元旦
店主敬白