1年後のポリマーの状態 その3
昨年テフロンポリマーをかけさせて頂いた レクサス GS350 です。
1年経つと撥水性能はやや低下。

クルマの状態は非常に良いので
今回は勿論 メンテナンスポリマー(17000円)のみ
ビシッと撥水状態に戻して (^^

20インチの大口径ホイール
1年間使用しているにもキズ一つ無し!!
この辺りにオーナー様の扱いが見受けられる。
≪ フロントホイール ≫

≪ リアホイール ≫

ドアを開けてみても
フロアマットに少し汚れがあるだけで
ヒンジ廻りにも汚れが全く無い!

このオーナーさんは1台の新車を大切に10年間は乗る方なのです。
愛着の程 見て取れますでしょ~

距離も少なめですが
家族で乗られているのにベージュ内装は汚れも見当たらない車です。

少しイオンデポジットが生じていましたが
実用車としては気にする程度ではないので
次回は、光沢仕上げで新車の雰囲気を取り戻しましょうとお話させて頂き (^^

クルマは、保管環境や使用状態
そして、オーナー様の扱い方により (洗車の仕方)
その状態は様々です。
たった1年でキズだらけで、ボロボロになるってしまう車もあれば
3年経っても 新車の輝きを維持している車もあります。
その傷み方の程度に合わせて作業するのが当店のやり方です。
余談ですが、レクサス GS ISにリコールが出ています。
詳しくはこちらをクリック (^^
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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素晴らしいコンディション
先のページで外装の仕上げをご紹介したのは
このW140 S600です。
最近はあまり目にする機会も減ったW140
そんな中で、素晴らしいコンディションの1台でした!
ヤ○オクや中古車店でよく見かける
極上 最高 の文字。
そのレベルからすれば 超々極上!!
塗り替えはトランクパネルのみ。

V型12気筒エンジンは、アイドリングも滑らかで
拭けあがりも良い。
気持ちの良いトルクは素晴らしいドライブを・・・

外装の仕上げとともに依頼されたクイックルームクリーニング

こんなチョッとしたところが違いとなる。

このクルマまでは、確かにメルセデスらしいシートだった。

センターコンソールのスイッチ類は始めての人を拒むかのように多い。
慣れてしまえばなんてことは無いのだが、、、

このクルマを極上車両と言い切れるのは

この後のSクラスよりも
維持するのは楽かも?
素晴らしいW140nに触れられたことに感謝です (^^/
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

少し悩みが・・・
猫がボンネットに爪痕を残して・・・
私も過去に被害にあった一人ですが
猫 困ったものです。

少し荒れ始めた塗装。

ご注目!!
コレがヘアースクラッチです。
※最近、言葉だけが氾濫し、どう見ても線キズなのにそれをヘアースクラッチと言う方も居るので

ファーストカットでそのクルマの仕上がりの大半は決まってくる。
・どれだけ切り込むか?
・切り込んだ後の状態は?
この2点である。
サンルーフの後方のみ磨いた状態。

4つの磨きの工程を経て
得られた艶と光沢がコレ。
この後、フチやマスキングテープとの境目に溜まったコンパウンドの除去が必要。

現在まで、このブログにおいて
クルマをキレイにする方法をお伝えしてきましたが
反省と現状を踏まえ、いくつかの問題点が出てきました。
・1GB の容量まで後わずかな事。
・入庫した車両を順次ご紹介してきた為、体系的な説明がなされていないこと。
・通常の作業と特殊な作業の紹介に区別が無かったこと。
今後のあり方を考えなければ・・・・・
商用利用可能で容量無限なんてブログないのだろうか?
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

本物? 偽物?
○○○仕様は、多く見かけるが・・・



コレはなかなか出来ませんぞ~

そう!
コレは本物です。

このエンジンを組み上げたエンジニアの刻印が入っています。

珍しい AMG CL55
なんか雰囲気が異なるのです。
本物だけが醸し出すオーラ?

見事なアーチを描くサイドウィンドだと思いませんか?

エンブレムの周囲と

フチを極めれば 完成です!

クーペ = 狭い を否定する 大人のクーペ
1台のクルマで全てを満たそうとしても無理がある。
贅沢だが、こんなクーペが持てるようになりたい。。。。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

メーターのLED化
GRAND SLAM HOT-ROD さんから届いた荷物。
輸送途中でトラブルが無いようにと、大変丁寧な梱包を開くと

出てきたのはW124用のメーターです。

まずは点灯試験。
問題は無いが、シャッタースピードを1秒にて撮影してもこの程度
実際の目視では、はるかに暗く感じるでしょう。

暗くなる原因はコレ

左右ともに熱変形している為
導光性能は低下している。


お客様からのご要望で、今回は白色。
ちょっとクールな感じの仕上がりです。
コレでシャッタースピードは1/8秒

同じ1/8秒で純正状態を撮影したものと比べると歴然とした明るさの差がお解りいただけると (^^

1/2秒で撮影したものです。

一度熱変形してしまった導光板は二度と元には戻りません。
外科的処置により、本来の配光のままLED化するのが当店のやり方です。
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1年後のポリマーの状態 その2
このセレナは1年前に新車でのポリマー加工を行った車です。

素晴らしい光沢!?
ではなく、、、、、
全く撥水しない!!
完全な水の膜が出来ている。

シャンプー洗車後、接写してみると
ブツブツが一杯ある。

直接 手で撫でてみても 非常に違和感を感じるほどザラザラ!
鉄粉が酷いようです。
ケミカル粘土で優しく撫でて

ボンネット半面で粘土がこの状態

キズは、この給油口付近に少しあるだけ
この程度のキズならば簡単に消せる。

現在当店で使用しているテフロンポリマーの弱点を見せ付けられた感があります。
同じように1年前に施工したクルマでも
保管環境が良い車では、このようなことは無いが
雨ざらし、しかも、鉄粉をかぶる環境では1年持たない。
仕事・家庭もあるオーナーさんが車に手を掛ける時間がないので
ほとんど何もしなかったクルマだと、現在のテフロンでは限界を感じる。
何もしなかった。 その引き換えとして
ヘアースクラッチは皆無。
ルーフには、イオンデポジットが僅かに付いているが
ポリマーコートが犠牲皮膜となって塗装の代わりにダメージを受け止めてくれたお陰か?
今回は、オーナー様の許可を頂き
新型のポリマーを施工しました。
1年後の結果待ちです。

当店では、施工後にお客様に何も渡しません。
雨上がり後の洗車を出来るだけして下さいとお願いするだけです。
洗車のときに、コレを使ってくださいと
それとは記されていないが、撥水補助剤を渡すことは無いのです。
保管環境や使用状況により
施工後の状態は、大きく変化します。
洗車の仕方によっても変化します。
当店が出来る お客様へのお手伝いは
艶 と 光沢 を維持するお手伝いだけかも知れない。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

- 関連記事
ポリマー加工の下準備
ポリマー加工をすればキレイになるか?
答えは、「No」 です。
ポリマーなどのコーティング剤は
保護の為にある皮膜を形成させることで
撥水性能・耐UV性能を付加させるもので
ボディー もしくは 塗装面をキレイに見せかける効果を持たせてはならない。
これが当店の考え方です。
そこで必要となるのが、下地処理です。
素肌美人は、本当の美しさを見せてくれます。
下手なコーティング剤のように劣化も起こさない。 (正確には劣化が遅いです)
入庫していただいたクルマは
まず、水洗いを行います。
次に、新車コーティングとメンテナンス以外では
ケミカル粘土を使用して、鉄粉や付着した異物を取り除きます。
※ケミカル粘土を使用することでキズが入ることを避ける為、新車コーティングとメンテナンスでは粘土は使用しません。

下の写真で見る限り一見キレイそうに見える塗装。

しかし、近寄ってみると・・・

研き(塗装の荒れた表面部分を削り取る)と磨き(光沢を引き上げる作業)によって
得られる本来の艶と光沢がコレ。

では、どのようにして本来の姿に近づけてゆくのか?
それは、そのクルマの塗装状態に合わせて行うべき作業となる。
例えば
このルーフのように新車時の塗装のままの20年近くを経過している塗装では
その保管環境や扱い方により
激しいダメージが生じている場合があります。

このように荒れた塗装では
コンパウンドとバフの組み合わせだけで研くと時間が掛かり過ぎる。
そこでバフレックス(耐水ペーパーの目の細かいもの)を使用して水研ぎします。
出来得る限り均一に
そして、決して削りすぎが無いように。

乾燥すると削られた粉が・・・

ポリッシャーで研けば
バフレックスで傷つけられた表面が均され
艶を放ち始めます。

この時に使うコンパウンドは中目
バフは、ウールバフ。
全ては塗装とその荒れ方に合わせて選定します。
※同じ中目のコンパウンドでも粒子の堅いものや柔らかいものがあります。

1回目の水研ぎ後の塗装表面
まだ、切り込みが不足しています。

もう一度、バフレックスを当て
ポリッシャーで研くと
求められるべき艶が出てきます。

ここで行っている作業は
刃こぼれを起こした包丁を粗目の砥石で研いている作業と同じです。
この時点では、切れ味 = 本当の光沢 はまだありません。
中目のコンパウンドがつけた傷が光沢を表現できないでいます。

最も荒れたルーフのファーストカットが終わった段階で出たコンパウンドかす
クルマが真っ白になってしまうほどです。

次の段階では
ウレタンバフと細目コンパウンドの組み合わせです。
これで前工程のコンパウンドのキズを消してゆきます。
光沢を引き上げてゆく作業です。

シングルポリッシャーからギアアクションぽりっサーに持ち替えて
更に柔らかいウレタンバスと極超微粒子のコンパウンドで磨きます。

最後はダブルアクションポリッシャーで
最も柔らかいバフと粒子の柔らかい極超微粒子のコンパウンドで
求めている光沢まで引き上げてゆく。

最終的に得られた 艶と光沢です。
※白い細かなコンパウンドの跡は、チッピング(飛び石跡)に入り込んだコンパウンドです。

このクルの場合
ボンネット・ルーフのダメージは酷いものでしたが
サイドはさほどでもなかった。
≪ 水洗い直後 ≫

≪ 研磨後 ≫
※同じ条件で撮影しているのですが、光沢が上がることで、バカチョンカメラの露出が変化してしまう。

下地処理の最後は水洗い。

このクルの場合、3日間磨き込むで得られた光沢と艶がコレ


求めるべきは、
そのクルマの塗装の持つポテンシャルを引き出してやること。
そのために必要な時間が掛かります。
このように段階を踏んで磨きこむ中で
柚子肌の強い水性塗料が普及したため平滑鏡面には時間が掛かりすぎる塗装が増え
厚いコーティング層を残す樹脂計コーティング剤が多用され
通常のコンパウンドでは歯が立たないガラス系コーティング剤も増えている。
古い車になればなるほど
塗り替えされている確立は高くなり
隣り合わせたパネルでも、色の違いや、全く硬さの異なるパネルも存在する。
そして、このクルマのルーフのように
荒れている時には気付かないチッピング跡が
磨くと目立つようになることもある。
塗装の技術理論やコーティング剤の云々よりも
必要なものは研磨技術。
どれだけ多くの塗装面を磨いてきたかが物を言う世界です。
お客様から託されたクルマの塗装のポテンシャルを引き上げる技術が私の仕事です。
≪参考≫
当店の価格表における標準的作業では
平滑鏡面仕上げでは、ウールバフからの段階からスタートします。
光沢仕上げでは、ウレタンバフの段階からスタートします。
解像度の良いモニターでご覧頂いてている方はお気付きでしょうが・・・
ルーフ バロロレッド
フロント3面 バロロとバジェットの中間色
その他のパネル バジェットレッド
塗り替えされた理由は、それを指示した前オーナーさんか中古車屋さんにしか判らない。
そして、色の合わせ方も・・・・・
赤系の大型セダンは滅多に無いだけに大切にして頂きたい1台であることは間違いないはずです。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

ハイパワーオルタネーターの実力を検証
W126のV8乗りには見慣れた光景です。
中央右側にぶら下がる様に取り付けられているのがオルタネーター(発電器)

左が、この560SECに取り付けられていた純正のボッシュ製オルタネーター
右が、これから取り付けるアドバンス製のオルタネーター

電線に圧着された丸型端子の径が異なるので
+と-を間違えることも無いので安心 (^^

ボッシュのオルタには
N1 → 14V 36/80A
と記されたシールが貼られている。
発電電圧は14V 最大発電容量は80Aは判るが
36は???
ご存知の方 教えて~~~

早速 積み替えのお手伝いをして
ベルトの張りもOK!!

だいぶ前から持っている 新兵器登場!?
クランプ式電流計です。
電圧を測るのは簡単ですが
電流を測るのは面倒!!
学生時代を思い出してください。
電圧は、並列に接続すれば測定できますが
電流は、直列に割り込まなければならない!
まさかテスターに30sqの電線を接続するなんて不可能だから
※電線の許容電圧はその被服の特性により決まり、許容電流は電線の断面積の合計により決まる。
※30sqの自動車用電線(AV 30sq)といえば、仕上外径が11mm程度の太い電線となる。
そこで、ある程度の誤差は承知の上でクランプ式電流計を使うことにする。
※クランプ式電流計では、電磁誘導作用によって得た起電力を整流形計器で取り出して表示させる為、測定条件により測定誤差を含む場合が生じます。
クランプした上で、0セットを行います。
でも、エンジンの振動を受けたらクランプの中に通っている電線の位置が変化するので
その辺りは、寛大な気持ちで (^^

ちょっと小さめですがご覧くださいね!
ハイパワーオルタネーターの検証
車両 : 90年式 MB 560SEC
発電容量 条 件
104A エンジン始動直後最高値
35A アイドリング時
45A ヘッドライト(HIDに変更)ON
60A エアコン(温度設定最低、風量最大)ON
50A 運転席&助手席シートヒーターON
72A ヘッドライト・エアコン・シートヒーター ON
110A 同上の条件で2000rpm
純正の80Aのオルタネーターでも大きな不足は無いはず。
※クーラー付けて、シートヒーターで温まる方は少ないはず・・・
でも、ECで使っていなければ、コンプレッサーは回りますからね~
今回は慌てて積み替えてしまったが
純正オルタネーターの能力が知りたくなってきた・・・
アイドリング時の発電容量は? 気になりませんか。。。。。
みがき屋なのに、電気実験とは 何やってんだろ!?
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

1年後のポリマーの状態
昨年1月にじっくりと仕上げたW126 560SECです。
今回はメンテナンスポリマーとクイックルームクリーニングの為に入庫です。
まずは、1年経過後の撥水状態は?

マンションの立体駐車場で保管されているので
ボンネットの先端には隙間から垂れ込む雨染みが付いています。

水洗いだけで、汚れも落ちました。

フロントには、高速走行時の虫潰れ跡が・・・
水洗いでは落ちなかった汚れは、コンパウンドで (^^
再ポリマーの作業中に気になったことが一つ
かなり鉄粉をくらって表面にザラつきがある。
ここで無理にケミカル粘土を使うとキズを付けてしまうので
来年入庫いただける際は、光沢し上げをチョイスして頂くことにしました。

走行距離の割りに車内の汚れ方も少ない。
大切に乗られていることは、手に取るように判ります。
車内清掃のときに硬貨2枚 出てきました (^^

昨年磨いたメッキカバーも綺麗なままです。

スモークシルバーのボディに
本革マッシュルームの内装
そして、リア3面はアクアブルーのフィルム
いいですね~~~
この手の色を選択できる方は少ないですからね!

入庫ついでに頼まれた作業 ハイパワーオルタネーターの積み替え作業の方向は次回に
昨年の作業
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

欲しくなっちゃいました!
皆さんのお車には、ナビ付いてますか?
私の車にはいまだに付いていない。。。
時々、遊びに行った先で嫁ナビのジャイロが故障することがあり
地図を必死で捲ることもあるのです。
※道を探すあまり、現在地点をロスト → 意味不明な音声案内が・・・
迷子になって、新たな発見もあるし マッいいか~
でも、今回C240のお客様の車に取り付けられていたナビは
思わず 欲しい!! ッと思ったので (^^
ソニーのMAV-U

何が良いかって言いますと
私のように乗り換えることが多い場合
簡単に乗せ換え出来るものが欲しかったのです。
でも、以前から発売されていたアレは・・・
その問題を切れに解決していたのがこの吸盤式の台座。
スマートでしょ!

オーナーさんは、ベンツ用のシガーソケットを加工して
コードもジャストフィットのサイズにされていて感心しました。
必要なときに、取り付けられる。
ものの1分足らずで付けられるのが最大の魅力!
“nav-u”(ナブ・ユー)の取り付け方法
ダッシュボードを傷つけないし、糊跡も残らない。
GPSだけで(車速パルスなし)凄い精度でマップマッチングが行われ
十分満足できる製品でした。
VICSビーコンも別売ですが取り付けられるとなると イイでしょ~~~
ソニーの製品企画担当者さん これにレーダー探知機能を追加してくださ~~~い!!
そうなれば、即買いです。 ワンセグチューナーは無くてもいいですから (^^
※興味が先行するあまり、実物の写真を撮り忘れてしまった。。。
お客様から嬉しいお土産を頂いたのでご紹介
青森のお酒 【 喜久泉 】
C240のオーナーさんも日本酒好きとのことで
飲ませて頂いて、香りのよさが最大の魅力のお酒ですね~
鍋とともに美味しく頂戴いたしました (^^

アルコール燃料も満タン補給したので
今日も頑張るぞ!!
※満タン給油したのは昨晩ですので、飲酒運転ではありません。
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

本当のお付き合い
先にご紹介した MB C240の内装です。
この保護用テープ とっとと剥がさなかった為に
糊の成分が変質するのかほとんど固着状態。
ボロボロになっているのは、現オーナー様が何とか剥がそうと頑張ってみたとの事です。

このような作業は
一般の方が作業しようが
私たちプロが作業が
時間が掛かることは間違いない!!
この1枚のサイドシルプレートで、30~40分掛かる。
作業をしながら・・・
私の頭の中では 「これはメーカーが剥がすべき?それとも、販売店(ディーラー)が剥がすべき?」
それともファーストオーナーの責任?????

W202のウィークポイントはココ!!
リアバンパーのクロームメッキが部分的に侵される。
この車の場合
見事にトランクパネルからの雫がタレ落ちる両側2箇所に・・・
これは、みがき屋ではどうしようもない。
交換 もしくは 再メッキ。

クィックルームクリーニングでスッキリした車内です。

このように距離薄ならば
まだまだこれから楽しみなクルマ!
黒本革も少ないだけに大切にして頂きたいですよね~

今後手を付けるとすれば
このガラスの 「うろこ」 でしょうね。
カルシウムスケールは、ガラスの透明感を損ねますから。

入庫時の打ち合わせで
リア3面のフィルムも剥がしたいオーナー様でしたが
これはご自身で作業することに
そのほうが安いですから (^^

サイドシルプレートの保護フィルムも自分で行えばタダです。
でも、オーナーさんはご自身でチャレンジして、その厄介さに・・・
「 他人に依頼する 」 すなわち 「 他人の技術と時間を買う 」 という行為です。
このブログをお読みいただける方の99%は
大人として お仕事を されている方だと想像しております。
言い換えれば、何がしかのプロとして生業を得ているはず。
それなのに、技術だけを盗みたい方が居る。
貴方のお勤めの、もしくは経営されている会社で同じことが起きたら?
大人の風をした 子供が多くなってきた。
学生時代 授業の内容をまとめたノートは貸せても
企業の技術やノウハウは
簡単には、他人に差し出せるものではない!
そこをご理解いただける方とは、本当のお付き合いが出来ます。
もっとも悲しむことは
「 間違った情報が飛び交う中、プロの情報を書いてきましたが
修理の依頼より、修理方法を教授と言うのが多くなり過ぎ・・・商売にならない 」
そうおっしゃって、ブログの更新を休まれた技術屋さんが居られる。
本当のお客様には本音で話される社長なのに・・・
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

真実の姿
これは、入庫後水洗い下状態のルーフ
激しいイオンデポジットで塗装面は醜いほど荒れている。

その荒れ果てた塗装をこのようにする技術のお話です。

ボンネットフードです。
天上の蛍光灯がこれほどまで写り込まない塗装。

ピントの合わせやすいウィンドウッシャーノズルを接写しても・・・

通常使う最も粗目のコンパウンドを使用しても歯が立たない。
※右半分だけを磨いた状態。
どのようなコーティングをされているのかわは判らない。
この車のオーナーさんは、昨年末にこの車を買われたばかり
納車されて2ヶ月弱 水洗い以外は行われていないようだ。

磨く前の塗装。

磨いた後の塗装。

全体を見ると、写真ではかなりマシになったように見受けられるが
実物を見るとガッカリする状態である。

磨いた後のウォッシャーノズル部分です。
均一に磨きこめない。
その理由は磨いていると体感的判るのですが
通常の塗装と異なり、硬い!
まるで、塗装面の上でコンパウンドが滑っているように感じる。
その研磨の結果得られた状態がこれだから
覚悟を決めるしかない。

バスレックスで塗装に食い付いたコーティングを削り落とす。
はっきりと境目が見えない。
どうやら、このコーティーング剤はと塗装と相溶して
より高い密着性を得ているようです。

この広い面積
凹凸のある板を
出来る限り 均一に研いで行く。
※急いで写真を撮っておく為、水拭き直後で完全乾燥していません。

改めて磨き直し。

磨いた結果です。
いまだにクレーター状の窪みがあります。
コーティング剤が塗装を溶かしたものか?
それとも、コーティング剤が完全硬化する前にダメージを当たられたのか?
推測の域を出ないが
私が行うべきは、本来の姿に戻すこと。

私の技術が未熟なのか、、、
それとも、ビビッているのか?
どのように思われても仕方ないが
切り込みすぎてはならない。
下地(この場合は、クリアーを抜いてしまう)を出せないから。
もう一度、撫でる様にバフレックスをあてる。
そんなことを繰り返して、ようやく辿り着く。

本来の写り込み。
そして、艶。

コンパウンドの粒子を細かなものに変えて磨きこんでゆく。
そして、これが完成状態。

ここで行っている作業は
本来の姿に戻しただけ。
そのために費やした時間は2日間。
当店で使っているテフロン系ポリマーなどとは比較すべきもない程
定着は良い!!
しかし、再コートするのにこれほど時間が掛かっては
到底、当店では採用できないコーティング剤である。
お客様に見せられない請求金額になってしまう。

何がここまで塗装にダメージを与えたか?
読者の方の想像にお任せしますが
巷に溢れかえっているコーティング剤であることは、想像に容易い。
本来、コーティング剤は車の美観を維持する為にあるはずのもだが・・・
これでは本末転倒。
コーティング剤の質が悪いのか?
施工技術が未熟なのか?
硬化時間が掛かりすぎるために生じるものなのか?
私が使ったコーティング剤ではないので
それは闇の中。。。
多くのコーティング剤が施工・販売されています。
中には本当に理想の姿を求め真剣に研究されているもの見受けられるが
成分や言葉だけの製品も見受けられることは悲しいかな現実です。
どんなに定着性が良くても
それを剥がす方法がなければならない。
ボルト&ナットで組み立てられているものは組みなおせるが
溶接されていたら・・・
そして、何より問題なのは
施工後、定着は早いが完全硬化までの時間を長く必要とするポリシラザンを
完全に説明しきれずに納車してしまう施工店である。
この下のような作業を行っているようでは
劣悪な作業としか言いようがない。


くすんだモールを復元するにも一苦労させられるだろう。
近日中に当店の施工価格表にも明示させていただきますが
施工前に必ず、オーナー様の前で試し研磨を行います。
これまではご用命いただいた仕事だからと我慢してまいりましたが
このような事例が増えてきました。
2日間で仕上げるべくお預かりしたお車が
4日間の作業を必要としたら
採算に合わなくなるとともに
他の入庫予定の遅れの原因ともなりますので
ご了解のほどお願い申し上げます。
店主 敬白
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

激しいイオンデポジットで塗装面は醜いほど荒れている。

その荒れ果てた塗装をこのようにする技術のお話です。

ボンネットフードです。
天上の蛍光灯がこれほどまで写り込まない塗装。

ピントの合わせやすいウィンドウッシャーノズルを接写しても・・・

通常使う最も粗目のコンパウンドを使用しても歯が立たない。
※右半分だけを磨いた状態。
どのようなコーティングをされているのかわは判らない。
この車のオーナーさんは、昨年末にこの車を買われたばかり
納車されて2ヶ月弱 水洗い以外は行われていないようだ。

磨く前の塗装。

磨いた後の塗装。

全体を見ると、写真ではかなりマシになったように見受けられるが
実物を見るとガッカリする状態である。

磨いた後のウォッシャーノズル部分です。
均一に磨きこめない。
その理由は磨いていると体感的判るのですが
通常の塗装と異なり、硬い!
まるで、塗装面の上でコンパウンドが滑っているように感じる。
その研磨の結果得られた状態がこれだから
覚悟を決めるしかない。

バスレックスで塗装に食い付いたコーティングを削り落とす。
はっきりと境目が見えない。
どうやら、このコーティーング剤はと塗装と相溶して
より高い密着性を得ているようです。

この広い面積
凹凸のある板を
出来る限り 均一に研いで行く。
※急いで写真を撮っておく為、水拭き直後で完全乾燥していません。

改めて磨き直し。

磨いた結果です。
いまだにクレーター状の窪みがあります。
コーティング剤が塗装を溶かしたものか?
それとも、コーティング剤が完全硬化する前にダメージを当たられたのか?
推測の域を出ないが
私が行うべきは、本来の姿に戻すこと。

私の技術が未熟なのか、、、
それとも、ビビッているのか?
どのように思われても仕方ないが
切り込みすぎてはならない。
下地(この場合は、クリアーを抜いてしまう)を出せないから。
もう一度、撫でる様にバフレックスをあてる。
そんなことを繰り返して、ようやく辿り着く。

本来の写り込み。
そして、艶。

コンパウンドの粒子を細かなものに変えて磨きこんでゆく。
そして、これが完成状態。

ここで行っている作業は
本来の姿に戻しただけ。
そのために費やした時間は2日間。
当店で使っているテフロン系ポリマーなどとは比較すべきもない程
定着は良い!!
しかし、再コートするのにこれほど時間が掛かっては
到底、当店では採用できないコーティング剤である。
お客様に見せられない請求金額になってしまう。

何がここまで塗装にダメージを与えたか?
読者の方の想像にお任せしますが
巷に溢れかえっているコーティング剤であることは、想像に容易い。
本来、コーティング剤は車の美観を維持する為にあるはずのもだが・・・
これでは本末転倒。
コーティング剤の質が悪いのか?
施工技術が未熟なのか?
硬化時間が掛かりすぎるために生じるものなのか?
私が使ったコーティング剤ではないので
それは闇の中。。。
多くのコーティング剤が施工・販売されています。
中には本当に理想の姿を求め真剣に研究されているもの見受けられるが
成分や言葉だけの製品も見受けられることは悲しいかな現実です。
どんなに定着性が良くても
それを剥がす方法がなければならない。
ボルト&ナットで組み立てられているものは組みなおせるが
溶接されていたら・・・
そして、何より問題なのは
施工後、定着は早いが完全硬化までの時間を長く必要とするポリシラザンを
完全に説明しきれずに納車してしまう施工店である。
この下のような作業を行っているようでは
劣悪な作業としか言いようがない。


くすんだモールを復元するにも一苦労させられるだろう。
近日中に当店の施工価格表にも明示させていただきますが
施工前に必ず、オーナー様の前で試し研磨を行います。
これまではご用命いただいた仕事だからと我慢してまいりましたが
このような事例が増えてきました。
2日間で仕上げるべくお預かりしたお車が
4日間の作業を必要としたら
採算に合わなくなるとともに
他の入庫予定の遅れの原因ともなりますので
ご了解のほどお願い申し上げます。
店主 敬白
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

筑波宇宙センター
JAXA(宇宙航空研究開発機構) 筑波宇宙センター です。
H-Ⅱロケット が出迎えてくれます。

この日は、事前に予約したツアー見学に参加です。
受付を済ませ、参加者が集合すのを待って
広い敷地内ですので、バスでの移動となります。

初めは、展示室。
こちらは予約なしでも見せて頂けます (^^
月周回衛星 「 かぐや 」 です。
周回軌道から送られてきた鮮明な画像がTVで見れますよ!
月の大地から昇る地球の画像は素晴らしかった。

H-Ⅱロケットに装備されるLE-7 ロケットエンジンです。
これがあのデカイ ロケットを宇宙空間まで押し上げるのかと思うと感動です。

打ち上げ時の振動と加速度を受けても耐えられ様
ナット類はワイヤーで緩み止め処理されている。
(サーキット仕様の車やバイクみたい・・・)
思わず機械の美しさに見とれてしまう。

太陽電池パネルの配線は半田
そして、電線はグルーガンで処理? (^^

気象衛星 「 ひまわり 」
よく天気予報で聞いた名前ですよね
これは、ひまわり1号の予備機だそうで
展示されているものは、実物もしくはモックアップだけに
それを見て、触れることが出来るこの展示室は本当に感動です。

衛生の太陽電池パネルってどうやって開くの?
そんな疑問持ったことありませんか~
答えが見れました。
このゼンマイです。
空気抵抗のないほとんど無重力の空間では
巨大な太陽電池パネルもこんな小さなゼンマイの力で開くそうです。

これは現在地上400Km上空にある国際宇宙ステーションに接続された
「きぼう」日本実験棟のモックアップ。

ここまでは展示室。
この先は、見学ツアーに申し込まなければ見れないところです。
再度バスに乗り、移動すると
宇宙ステーション試験棟です。
左奥に見えるのが、きぼうに取り付けられたロボットアーム
その手前が船外パレット(これからスペースシャトルで打ち上げられ取り付けられる予定)

もう一度バスに乗り
宇宙飛行士養成棟へ

無重量環境試験棟では、右奥に見える大きなプール内で
宇宙服を着て宇宙飛行士が船外活動の訓練を受けるそうです。

その訓練状況を見守るのがこちらの管制室

見学ツアーを終えて
もう一度展示室へ行き、ゆっくりと見せて頂きました (^^
この展示室の案内係の方はとても親切で
驚くほど詳しいことをご存知で驚いていると
JAXAのOBとの事で、色んなお話を聞かせて頂きました。
厚生棟では、見学者もココの職員とともに食堂を利用させて頂くことも出来ます。
あっと言う間の4時間半でした。
(見学コースの所要時間は1時間半)
無料でこれだけの展示物を見せてくれる筑波宇宙センター
訪れてみる価値はありですぞ~~~!
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本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

190E 2.3 を研く 磨く みがく
水に濡れている時は、とっても綺麗に見える。
これは水の膜がクリアー層の代わりをして、塗装の凹凸を包み込んでいるから

シャンプーをして
ケミカル粘土掛け、粘土に劣化した塗装の白い粉が
塗装表面がまるで軽石のようにボソボソになっている証拠です。

これが研磨前の塗装状態。

1回目の切込みで艶を出す。
この切り込み量(研磨する厚み)で仕上がり具合の大きな違いとなります。

この190Eの場合、3工程の研磨を経て
艶と光沢を出しました。

トランクパネル
右が研磨後 左が研磨前です。

全体像を比べてみると


こんな部分が気になりだす。


無用なコーティングもされておらず
コンディション最高の190Eでした。
何が最高かって?
バンパーとサッコパネル以外は塗り替えなし!!
オリジナル塗装だけにその仕上がりは、パネル同士の色がドンピシャです。
91年式の190E 2.3が素晴らしい状態で存在していました。

190のセンターコーンソールボックス 発見!!
レア物ですね~

モールの光沢も良い状態です。
ボンネットへの飛び石もほとんどない。
是非とも大切にして頂きたいと思った1台です。
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