fc2ブログ

あきらめないで下さい!! 愛車は輝きを取り戻します。 No,1

 


水洗いを終えて、ケミカル粘土で塗装面に付着している異物を取り除きます。


P1010800-605.jpg



拭き上げて、乾燥させると・・・

見事なまでの艶なし仕上げ!! (オーナー様 こんな表現でゴメンナサイ!!)

ここまで劣化した塗装も、、、



P1010801-605.jpg



研けば元に戻ります!!

塗装の表面が軽石のように素(す)が入った状態ですが

劣化した塗装の下には生きた塗装があるはずです。


※あるはず と表現させていただくのは研いて皆ければ判らないからです。


P1010804-605.jpg


フロントフェンダーと運転席ドアの違い

はっきりと見ていただけるかと!

※このパネルは共に再塗装ナシのオリジナルの塗装です。


P1010812-605.jpg


今回のように光沢を全く失っている場合

コーティング屋さんで施工を断られ、たどり着いたのが当店と言う例が過去に3例あります。



みがきの技術とコーティングの技術は全く異なります。

コーティングの技術は、コーティング剤メーカーの指導の元言われるがまま行えばよい。




しかし、みがき 特に研きとなると

経験と度胸が大切です。 ( ←特に後者が大切 (^^/  )



P1010820-605.jpg


塗装の「みがき」の全ては、ファーストカット(1工程目の作業)の仕上がりに全てを依存します。

ファーストカットの仕上がり如何でその出来映えは決まるということです。


どれぐらいまで切り込むか(研き込むか)・・・

それは経験とカンしかないのです。


<つづく>










maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif





スポンサーサイト



関連記事

エコなクルマだからコーティング!



トヨタのプリウスです。

減税対象車としてどれだけ売れたのでしょうか? 



爆発的販売量だったろうに、当店に入庫したのは初めて!! (ねんで !! やねん?)



P1010089-604.jpg


今回は新車マキシムコート

撥水性能は乏しいが、汚れの付きづらいコーティングです。

実は、汚れが付きづらい コレって実用車には最も重要だと思うのです。



雨の日にきれいに水玉がボンネットに乗っているは美しい!!

しかし、雨が上がって乾燥し始めるとイオンデポジットの原因となります。


そこで、当店が実用車にオススメしているのがこのマキシムコートです。


  お時間が許せば下記ページをご参照ください (^^/

       コーティングの選び方




水洗いを始めたときの撥水状態です。


P1010101-604.jpg


コーティングを上手く載せるため脱脂を行います。

すると、無撥水状態へと変化します。



どうやって脱脂するのなんて野暮なご質問はしないでくださいね!



P1010103-604.jpg


水分を拭き上げて乾燥。

ドアの戸袋やモールなどから水が滴り落ちる事の無いように


P1010109-604.jpg


洗車時に気付いたのですが

Cピラーに擦りキズが・・・

新車時に掛かっているテフロンシートを剥がす時?

それとも、ディーラーで水洗いした時?

キズの原因はともかくとして

このままでは・・・


P1010110-604.jpg


オーナー様からのご要望があれば別ですが

当店では新車のコーティングの際はみがきを入れません。

どうしてか? 新車だからです。

新車がキズだらけ、塗装に曇りがあるはずは無い。

もしも、そんなクルマをオーナー様に納めているならば

それはオーナー様の責任ではなく、販売店の責任です。





新車 この独特の香りと手垢一つ無い車内 いいですよね~

この感じが仕上がりの目標とすべきなのがプロの仕事だと。。。



よ~~~く目に焼き付けて

そして、自分の行った作業を思い返してみる。  反省、反省、反省、もっと勉強しなきゃ、、、、、


P1010116-604.jpg



新発見!!

リアパネルの上の部分 ガラスなんですね~ (オーナーさんは皆知っているだろうが・・・)

まるでかつてのマセラッティみたい!!


P1010118-604.jpg



この角度からのリアビューは、意外なほどシャープ!!



P1010127-604.jpg


当店Grade-UPには、どうしても古め セミクラのベンツが多く入庫しますが

プリウスのような実用車・エコカーにこそ新車の時からコーティングを施していただきたいと思うのです。



その差は3・5・10年後 そのお車のコンディションがオーナー様のご納得いただけるものであり続けたい。

使い捨てのクルマにはなってもらいたくないのです。


本当のエコロジー  モノを大切にする事だと考えます。













maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif

関連記事

W123 280E バランスを取り戻すため No,5

 


サイドモールのクリップは使用できるものは使用して

崩れているものは新品に!!



P1000687-603.jpg


クリップを嵌めて


P1000688-603.jpg


モールを打ち込む

簡単な作業です (^^


テールのモールのリアエンドはクリップ留めではないのでご注意を


P1000690-603.jpg


ドアミラーの下は水垢だらけ

P1000720-603.jpg


写真を撮り忘れていたので、上部でゴメンナサイ!!!


P1000721-603.jpg


フロントグリルも磨いて


P1000737-603.jpg


コレならばOKでしょ~


P1000739-603.jpg


リアのナンバーステーも


P1000733-603.jpg


フロントも

P1000743-603.jpg

P1000730-603.jpg


ダメ ダメ!!

コレ 気に入らない。

ワックスかすだらけ・・・


P1000744-603.jpg


こうでなくちゃ~ネ!


P1000745-603.jpg


オーナー様が持ち込んでくれたウォッシャーノズルを取り付けて


P1000746-603.jpg


今回テールレンズはばらしていませんがいかがでしょうか仕上がりは

※テールレンズをバラスと要パッキン交換となり、このパッキンが高い!!


P1000753-603.jpg



コレがW123の本来に近い姿だと、、、



P1000786-603.jpg


キチンと手を掛けてあげれば車は本来の姿に地被ける事が出来ます。


P1000792-603.jpg



しかし、放置するとあっという間に朽ちて行きます。

大切な財産でもあるクルマを是非大切にしていただければ (^^




クルマをみがくと言う行為は、ほとんどの場合何の利益も生みません。

減税対象にもならなければ

燃費も良くなりません。

ただ、オーナー様の満足のため行う行為です。



何を行うか、何処まで細部にわたって手を掛けるか・・・

それは、美しい車を求めるオーナー様との事前の打ち合わせで決めさせていただいております。

当店の価格表は、吊るしのスーツだとお考えください。


   価格表


愛着とコンディションをお伝えいただければ

オーダーメイドでご希望の状態へとリセットさせていただきます。



ご参考までに下記ページをご参照いただければ幸いです。


   クルマを「みがく」とは









maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif



関連記事

W123 280E バランスを取り戻すため No,4

 



取り外して洗っておいたパーツの組付けです。

W123オーナーには多少役立つかも (^^/

でも・・・

W123オーナー以外の方には退屈な話題かもしれません。




リアバンパーのブーツです。



P1000664-602.jpg


中には補強のための金属が入っています。

洗浄の時は、バラして洗っているのでキレイでしょ


P1000665-602.jpg



ブーツをボディーに取り付けて


P1000668-602.jpg


リアバンパーを磨いて


P1000670-602.jpg


ガッツンと取り付け


P1000671-602.jpg



フロントバンパーのブーツと金具です。


P1000672-602.jpg


タイヤハウスの裏側からこのように止められていています。


P1000675-602.jpg



ブーツ装着前


P1000676-602.jpg


ブーツを取り付けて


P1000677-602.jpg


ブーツの端は、このようにクリップで (^^/

いい作り方です。


P1000678-602.jpg


前のオーナーさんの趣味なのかゴムがテラテラの状態

何を塗ってしまったの???



要交換です!!


P1000681-602.jpg


レールに沿わせて入れられているだけです。

グッッ! でっ引っこ抜いて (^^


P1000682-602.jpg


長い巻物のゴムを抜いたモノと同長に切り落として

入れるのですが、ゴムと鉄 幾らメッキがなされていても容易に滑るものではありません。


そこでコレ!!

ワコーズのシリコーンルブリガントの登場 (^^/

ゴムブッシュや樹脂パーツん嵌め込み・合わせの際には凄~く便利な逸品ですぞ~


P1000685-602.jpg



バンパーだけで1頁になってしまった。












maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif

関連記事

W123 280E バランスを取り戻すため No,3

 


コチラの写真が入庫時のトランクパネル


P1000538-601.jpg


みがき終えた状態がコチラ

本当は実車をご覧頂く事が出来たなら、お伝えできる部分が多いのですが

写真の表現力の乏しさ?

それとも私の撮影技術の至らなさ・・・




真実の変化を知っているのは

オーナー様と私だけ


P1000657-601.jpg



このように艶と光沢

そして塗膜の平滑性を引き出すためにポリッシャーを使います。




ポリッシャーにも幾つかの種類がありますが

最も需要なのはシングルポリッシャーでのファーストカット




どれ位切り込んで(研き込んで)平滑性を求めるか

その一点により仕上がりは大きく左右されます。




では、どのようにしてコンパウンドを選定するか・・・

ハイ! 断言しますよ~~~

経験とカンです (^^



新車ならばデーター取りして生かす事も出来るでしょうが

チョイト古めのクルマでは、再塗装されている事も多いので

データなんぞ何の役にも立ちません。

10年以上経過している塗装では、保管・使用状況により劣化のあり方も違いますから

到底数値化してどうのこうのという訳にはいかないのです。



今回は深い傷を作りにくいサテライトバフ&少し粗めのコンパウンドで1工程目を


P1000568-601.jpg


2工程目は、同じサテライトバフを使用しますが、コンパウンドを細かいものに変えて


P1000587-601.jpg


粗めのウレタンバフと更に細かいコンパウンドを用いて光沢を引き上げる工程へ


P1000604-601.jpg


4工程目は柔らかいウレタンバフとより細かいコンパウンドを使います。



P1000644-601.jpg


最終の5工程目では

ポリッシャーをギアアクションに持ち替えて

柔らかいバフと極超微粒子のコンパウンドで磨き込みます。


P1000652-601.jpg


1台のクルマの周りを

行ったり来たり


まるで動物園の檻の中の・・・・・




徐々にバフとコンパウンドの目を細かいものに替えてゆく事で

塗装のコンディションを引き上げてゆくのです。

出来るだけ平坦に・・・

粗いコンパウンドで付けたキズを次の工程で均して行くのです。

そのため工程は段階を踏まざるを得ません。




しかし、

フチは手作業です。

このようにゴムと接した部分ではポリッシャーを用いる事は出来ないので

手作業となります。


P1000659-601.jpg



ピン甘はお許しを (^^)

フチの濁りは本来のラインをぼかしてしまいます。

シャープなラインを得るためには、フチの仕上げが重要です。


P1000663-601.jpg



次回は取り外したパーツの仕上げと組み付けです。















maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif

関連記事

W123 280E バランスを取り戻すため No,2




いよいよみがきに入ります。

まずはトランクパネルから


 
P1000536-600.jpg



過去にどんなコーティングをされていたのでしょうか?

凄い量のカスがでます。



P1000537-600.jpg



右と左 クリアの透明感の違いお判りいただけるでしょうか?



P1000538-600.jpg


このW123というクルマは

プレスラインが多く存在しますので

プレスライン付近の研きの際は下地を出さないように注意が必要です。


そのためミニポリッシャーが大活躍となります。



P1000553-600.jpg



万一にもプレスラインにバフが当たらないよう

マスキングを行って



P1000564-600.jpg



ありゃ~!!

なんじゃコレ!!



再塗装時の足付けの悪さのためマスキングテープに塗装が・・・


こんな事 最近は慣れっこになってしまっている私。。。



3Mのマスキングをテープを使っているにもかかわらず

こんな風にテープに塗装が付いてくるとは

塗装の悪さ以外の何物でもない。



しかし、作業をしている私  正直凹みます。。。



P1000594-600.jpg



現実をオーナー様にお伝えしなければならない役目ですから、、、

唯一の救いは、サイドモールにほぼ隠れる部分である事。





P1000596-600.jpg


ファーストカットを終えたら

仕上がり最優先の為

フチの処理を行います。



今回のように年式を経た(最終型が1985年)クルマでは

フチに付いた水垢も非常に頑固です。


当然、ある程度粗いコンパウンドを用いる必要性があるから

後々の仕上がりに影響しないよう先にフチの処理を行います。


 ※手ぶれでゴメンナサイ。

P1000611-600.jpg



チマチマと

それでもなかなか落ちない。

パネル継ぎ目だけはきれいになりました (^^


P1000612-600.jpg



Cピラーの飾り金具を取り外した部分です。

うぅぅぅ~~~~

凄い塗装のバリが・・・・・

そして、色は違うし ラメの大きさも・・・・



どんだけいい加減な仕事をしたのよ 塗装屋さん



次から次へとクラクラ来そうな出来事が発生します。


P1000618-600.jpg


気を取り直して



今回 バンパーを取り外したのは

ここをキチント仕上げたかったからです。


P1000632-600.jpg


ゴムブーツと接しているところなので

バンパーが付いていると無理が出来ないところです。


でも、塗装の段差は消せません。。。


P1000633-600.jpg



こんな事をやっていると時間はあっという間に過ぎてゆきます。















maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif

関連記事

W123 280E バランスを取り戻すため No,1

 


入庫時のW123 280Eです。

10人中9人はこのままでも十分だと思うコンディションです。



しかし、オーナー様は現状にご満足いただけない

フロントスポイラーも気に入らないし・・・



と言う事で

今回は徹底してバラシテ作業を進める事となりました!



P1000459-599.jpg



ワイパーの付け根 汚れています。


P1000462-599.jpg



カバーもヨレヨレ。。。

疲れ切っています。


P1000464-599.jpg


爪が抜けないな~ と思ったら

折れているじゃん!!


P1000465-599.jpg



せっかくのメッキカバーも

このままでは台無しでしょ~


P1000469-599.jpg



取り外すと汚れているのは当然ですが

まさかこのままでは・・・



P1000470-599.jpg



土筆(つくし)ではありません (^^

かなり反っていますがウィンドウッシャーノズルです。


P1000480-599.jpg


水洗いしただけで

ナンデ!?

本当は曇ってはイケナイところ!!


こんな状態ではあっという間にレフ板にダメージが来るのでは・・・



P1000488-599.jpg



あっ~~~

見ていてイラッと来ませんか?


HID 付いてりゃ~いイイのかよ!?




その場しのぎの加工は後々ロクな事が無いと思うのが私です。


P1000491-599.jpg



フロントのリップスポイラーも・・・

鉄板ビスの直打ち攻撃かよ~



過去の悪行の償いに

せめてもの努力 

錆び対策として穴にクリアーのタッチアップを・・・


※同色のタッチアップをオーダーして届いたのは4週間後でした。。。


P1000492-599.jpg



お尻もすべて晒した状態


P1000494-599.jpg



モールも取り外して



P1000506-599.jpg



前後のバンパーも抜いて




P1000507-599.jpg



これで下準備はOK!!



P1000508-599.jpg



でも知らない人が見たら・・・   解体車?


ちゃいまっせ~~~!



これからきれいに磨き上げるのです。


P1000505-599.jpg



この当時のメルセデスの場合

・塗装の艶と光沢

・メッキパーツの輝き

・ゴムパーツの落ち着き

この3つのバランスで成り立っていると思うのです。




今回はそのバランスを取り戻すために作業を行います。














maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif








関連記事

芝山鉄道ってご存知ですか?

 



前々からどうにも気になっていた路線。

成田空港の南にあるのが芝山鉄道です。



航空科学博物館に行かれた方ならば気付かれた方も多いのでは (^^

あまり見かけない風景でしょ~


P1010705-598.jpg


九十九里まで延伸計画はあるが・・・


P1010708-598.jpg


実はこの芝山鉄道は、東成田⇔芝山千代田の二駅を結ぶ

営業キロ数2.2kmという日本最短の鉄道なのです!



P1010709-598.jpg


ホームの先端からは成田空港が一望出来ます(^^


P1010712-598.jpg


東成田からは京成線となるので相互乗り入れしています。


P1010716-598.jpg


ローカルでしょ~


P1010717-598.jpg


車内はガラガラ


P1010720-598.jpg


電柱がヒジョウに邪魔ですが

これなんだかご存知ですか?



自動車を洗う機械は洗車機

これは飛行機を洗う機械なので洗機機(そんな呼び名があるのかどうか???)



あいにく稼動していなかったのでが残念ですね~


P1010721-598.jpg


車窓からはイイ眺めが


P1010723-598.jpg


最近はめっきりと数が減ってきたB747も (^^/


P1010725-598.jpg



東成田駅 そんな駅知らんわ~ と言われそうですが

ここは元 成田空港駅なのです。


P1010728-598.jpg


仕事をホッタラカシにして遊んできたのではなく

車仲間のパーツ取りのお手伝いをして

その帰り道、一度乗ってみたかったこの駅で降ろしていただいたのです。



おそらく今後私が乗る機会が無そうなので・・・ (^^



関連記事

カビるんです!! No,4

 


リンサーを取り出してフロアカーペットの洗浄です。



P1000952-597.jpg


意外と汚れていない。

でも、カビの胞子は必ず存在しているはずですから3回の洗いを行いました。


P1000955-597.jpg


乾燥工程の間、気なるこんなところをチョコチョコと


P1010015-597.jpg



ホントはこのシートベルトリーチャーの内部にもカビの奉仕はあるはずだが・・・

そこまでは手が掛けられない。  これが現実。



だから当店では完全なクルーニングが出来ない。

言葉だけ「完全」を使う店は多いが、それは現実・真実を知らないから使えるのではないだろうか?

お客様にお伝えできるのは、出来る限り・・・  なのです。


P1010016-597.jpg






不用意に窓を拭いていた証です。


P1010027-597.jpg





これが本来の姿。





P1010028-597.jpg


乾燥後、組付けを終えると

SECらしさを取り戻します。


P1010038-597.jpg

P1010039-597.jpg


フラッシュ撮影を行わないと見えない部分が多いのですが

本当はこんな風合いとなります。




本来の持ち味であるマッドな感じ お伝えできているか・・・?


P1010045-597.jpg




フラッシュを焚くと テカッて見えちゃうでしょ~




P1010048-597.jpg



正真正銘35000Kmの貴重な固体です。



P1010050-597.jpg


これは乗り比べてみた経験のある方しか判らないと思うですが

どんなに整備をして、ブッシュを入れ替えても

ボディの剛性は直せない。



無事故の距離薄のクルマだけが持つ剛性感

乗ってみると、これは素晴らし!! と感じるはずです。

このSECはそんな1台なのです。




P1010033-597.jpg



今回のこのSEC関連の記事に頂いたコメントで

>コレクターカーとのことですが、、すごい汚れですね。。

この汚れ方はましなほうで

黒の内装ではもっとヒドイ汚れ方をしているのが大半です。



白のきれいなタオルを濡らして固く絞り

ダッシュボードを拭いてみてください。

それで少しでも汚れがついたならば

洗剤を使いブラッシングしてみて下さい。

シボに入り込んだ汚れがどれほどひどいモノか体験していただけるはずです。



私が出来る作業はここまでです。

いまだにこのSECの中にはカビの胞子があるはずです。否、必ず存在します。

今後、その胞子が発芽してカビとなるかいなかはオーナー様の扱いに掛かっています。



私たちの生活している空間は無菌ルームではありません。

当然、カビの胞子もバクテリアも身近な周囲に存在していますが

特定の条件下で急速に育つこれらを恐れる必要は無いはずです。



月に一二度、エアコンを掛けて除湿しながら

そして、空気を入れ替えながら直射日光を浴びていれば

今回のようなカビは発生しなかったはずです。



距離を伸ばしたくないコレクターカーの扱いの難しさはそんなところにあるのだと気付かされました。












maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif

関連記事

カビるんです!! No,3

 


写し方が良くないのですがサンルーフ(正確にはスライディングルーフ)を開くと

モールが曇っている。


P1000909-596.jpg


ココは磨いてOK


P1000916-596.jpg


エアコンのルーバーも出来る限りキレイに


P1000918-596.jpg


結構汚れていますね~


P1000919-596.jpg


センターのルーバーを掃除し終えると

この中にもカビの胞子は入っているはず。。。


P1000924-596.jpg


ウィンカーレバー 指で叩いている部分だけがキレイです。

しかし、フラッシュ撮影するとこんなに汚いとは・・・



P1000934-596.jpg


キレイにブラッシングして拭き上げるとサッパリします。



P1000940-596.jpg


サイドブレーキのリリースレバー

約20年間のホコリが積もっています。


P1000941-596.jpg


これならOKでしょ~


P1000943-596.jpg


SE、SELに比べるとSECはメッキパーツが少し多い。

それだけにこんな部分の汚れが気になります。


P1000944-596.jpg


金属研磨剤で磨いて


P1000947-596.jpg


1点1点 手抜かりの無いよう仕上げてゆくのがお掃除です。

地味で 何の派手さも無い作業です。


コツコツ コツコツ 抜かりの無いよう作業を進めます。












maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif



関連記事

カビるんです!! No,2

 



カビの生えているところだけを念入りに洗っても

カビの胞子はありとあらゆる処に飛散しているので

今回の洗いは全て念入りに (^^/


まずはフロアカーペットとマット


P1000845-595.jpg


平らな場所でしっかりとブラッシング&すすぎを行った後

繊維の間に入り込んだ汚れを水中で掻き出すために

洗濯機に水を張って


P1000846-595.jpg



汚れの少ないリアマットから

結構汚れていたのね~~~


P1000847-595.jpg



フロントマットまで洗うと・・・

うぁ!!!  ばっちぃ~~~~~

走行35000Kmのクルマですらこれですからね!



P1000848-595.jpg


繰り返す事9回

この程度の汚れならばOKでしょ (^^




ただし、私はびしょ濡れ!

掃除とは目的物はキレイになりますが作業者は汚れる作業です。

アッ! 俺がカビたらどうするの!?


P1000865-595.jpg


柔軟剤に漬けてから乾燥です。


P1000868-595.jpg


カビたシートも行う作業はいつもと同じです。

ただし!!  洗剤の中にいつもより少~し多めにアレを入れて殺菌&除菌効果を高めます。

※間違ってもアレを聞かないでくださいね! 判らないことが少しある位の方が楽しい


P1000870-595.jpg


まずは1回目のブラッシング


P1000871-595.jpg


思った以上に汚れています。

それと・・・  艶出し?  保護クリーム?  塗られていたのかな、、、


P1000872-595.jpg


4回のブラッシングを行い

この後、水拭きを行い完了です。


P1000874-595.jpg


助手席背もたれの汚れは?


P1000885-595.jpg


コチラも結構汚れていますね


P1000886-595.jpg



やはり繰り返す事4回。



P1000889-595.jpg


座面は背もたれ以上に汚れているのが常です。


P1000897-595.jpg



そして、運転席の座面は更に汚れています。



P1000968-595.jpg


取り外したパーツの1点1点を洗って乾燥させます。



<続く>














maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif


関連記事

カビるんです!! No,1

 


クルマがカビる!?

信じられますか???




この現象は実用車ではまず起きませんが

コレクターカーにおいてはちょくちょく発生する事なのです。



今回ご紹介する例も

大切に 大切に保管するあまり カビが生えてしまった。



カビが生える為には幾つかの条件が必要ですよね!

 温度 湿度 直射日光

そうです!



クルマが痛まない様にと、完全屋内車庫で保管した場合に起き易いのです。


そして、シートに艶出し・保護クリームなどを塗った場合は更に生え易くなります。




これがカビです。


P1000796-594.jpg



運転席の脇も・・・


P1000798-594.jpg


フロアカーペットも・・・


P1000800-594.jpg



ナント! グローブボックスに入れてある革製の車検証入れまで、、、



P1000802-594.jpg


こうなるとカビの胞子は車内のありとあらゆる所に付着しているので

徹底した洗浄と防カビ対策が必要となります。



よって、取り外せるものは出来る限り取り外しての清掃となります。


P1000820-594.jpg


もちろんリアシートも取り外して


P1000822-594.jpg


リアシートの脇にもぽちぽちとカビが・・・


P1000826-594.jpg



???

取り外すつもりが無かったスピーカーカバーが・・・

クリップが浮いていたのね (^^/


P1000829-594.jpg


本当はスピーカーのコーン紙にだって胞子は付着していますが

そこは濡らせないところ。

よってこの作業は不完全さがあることをオーナー様にはお伝えした上での作業となります。



完全を目指すならば車内の全てを取り外し

空調のダクト内から、場合によってはスイッチの内部やリレーの内部

メーターの内部まで洗浄しなくてはならなくなる。


理屈としては可能でしょうが、そんなことは非現実的なことはご理解いただけると思います。


P1000830-594.jpg


クリップを取り付けて・・・




さて、ココからが始まりです。






  <続く>














maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif



関連記事

江戸東京博物館

 


当店の最寄駅である小岩駅から電車に乗って5つ目の駅が両国駅です。

駅の看板は相撲文字で書かれているのですね~

実は私、東京に住んで20年を超えたにもかかわらずこの駅に降り立ったの初めて!

近い処だが、言った事ない処ってあるでしょ~ そんな場所のひとつでした。


P1010461-593.jpg


この日は妻の運転免許の更新もあり

まずは本所警察へ向かい

近くの公園で息子と二人 およそ1時間ほど時間を過ごしていると

妻が誇らしげにゴール後免許を見せびらかしながら近づいてきました。

私はブルー でも5年間有効です (^^/



ここ本所は故 池波正太郎作の「鬼平犯科帳」の主役の長谷川平蔵の若い頃に屋敷があったとされる場所です。

そんな思いを頭の中で描いていると

吉良邸跡の看板が目に入り、ブラリと散策



P1010447-593.jpg


いつも通る蔵前橋通りから2本ほど奥まった道の脇にありました。


P1010450-593.jpg


そんな寄り道をしていると今度は葛飾北斎の名が・・・


P1010454-593.jpg


途中、力士部屋を目にしながら、両国駅へと戻ると

流石両国、通りの名前も横綱横町か (^^


P1010459-593.jpg


今回のお目当てはココ

 江戸東京博物館



P1010463-593.jpg


大名用のかごです。

妻は興味津々 でも、これって担ぐ方も大変でしょうが、乗ってる方も窮屈そう!!


P1010482-593.jpg


千両箱って意外と小さかったのですね~

もっとでかい物だと思ってました!


P1010489-593.jpg


ダルマ自転車 私も跨ってみたが 足は届かないし

クッションは悪い事請け合いだし

だいいいち、乗り始めはどうやって乗るの?

横に箱か何かを置いてくれないと跨げもしない!?


P1010499-593.jpg


これ実際に設置されていた公衆電話だそうです!!


P1010502-593.jpg


受話器(聞くだけだから受器?)を耳に当てると解説が聞け

使い方を聞かせてくれるのですが

この受器 重すぎです!!

まるでダンベル。


P1010505-593.jpg


昔々のタクシーです。

当時、円タクと呼ばれていたそうで


P1010514-593.jpg


今は自動車部品商のエンパイヤ自動車がディーラーだったとは!!



P1010518-593.jpg


スバル360 てんとう虫

アッ! つい最近まで走っていたのですね~

車検ステッカーが!


P1010524-593.jpg



江戸から昭和までの展示物を通して見せていただけます。

当時の庶民の暮らしぶりの展示もあります。



この時、我が家では冷蔵庫が冷えなくなりメーカー補償で新型と入れ替え待ちだったのです。(三菱電機さんありがとう!)

現在、冷蔵庫が無い家庭なんて無いとは思いますが

いざ故障すると不便極まりない!!

麦茶も冷えない。

買ってくるものはその日に食べる分だけ。

当然ビールも冷えない! (これには最も閉口した)


これでは幾らなんでも不便すぎるので

お出かけ用のクーラーボックスに氷を入れて・・・


不具合の判断から、新しい冷蔵庫が来るまでの5日間は

毎日ブロックの氷を2つ買って生活してました (^^/




P1010538-593.jpg


話を戻して戻して両国散策。

この界隈 ちゃんこ料理屋が沢山あります。

今風に言うとB級グルメの宝庫でもあります。



私が気になったのは・・・

P1010537-593.jpg



少し下調べをしておくともっと楽しめそうな街です。

近くには、東京スカイツリーもありますので

下町散策はいかが (^^/











maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif


関連記事

W124 320TE No,3

 


どんなに丁寧に掃除機を掛けてもきじに入り込んだ汚れは取れません。

そこでリンサーの登場です。


P1200605-592.jpg


これが回収された汚水。


P1200607-592.jpg


ケッコウ汚れていますでしょ~


P1200610-592.jpg


シートを取り外しているので、この機会に徹底洗浄です (^^/


P1200619-592.jpg


でも、取れないシミもあります。

過去にこぼされたドリンク類、そのまま放置するとどうしても取り切れないシミとなる場合があります。

洋服のクリーニングと同じです。


P1200632-592.jpg


取り外したシートも洗浄します。


P1200655-592.jpg


薄汚れた感がなくなったシートです。


P1200661-592.jpg


スッキリ感を取り戻したラゲッジルーム


P1200676-592.jpg



ウェザーストリップの汚れ

こんなところだけでもクルマの表情は変わります。


P1200685-592.jpg


トノカバーも磨いて (^^


P1200717-592.jpg




ところで・・・

この外装色は珍しいでしょ~



P1200699-592.jpg


内装飾との相性はGood


P1200709-592.jpg



私も初めてこのベリール(888 beryl) 実際のクルマを拝見させていただきました!!



P1200719-592.jpg




希少色の1台だけに大切にお乗りいただければ (^^














maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif


関連記事

W124 320TE No,2

 



ダッシュボードは黒

どれぐらい汚れているか?


P1200563-591.jpg


ブラッシングしてシボに入り込んだ汚れを浮かせると

・・・・・

これをご覧になった貴方!

貴方のダッシュボードもきっと汚れているはずです。

一度念入りに拭いてみては?


P1200564-591.jpg


噴出し口のルーバーは?


P1200566-591.jpg


中古車販売店ではこんなところまで手を掛ける事はないので


P1200567-591.jpg


ハンドルは?


P1200570-591.jpg



案外キレイ!

人が触りそうなところ

見える部分だけ掃除するのが中古車販売店です (^^


P1200571-591.jpg


Bピラーのカバーは?


P1200588-591.jpg


目に付かないところだから


P1200589-591.jpg


どんなに丁寧に拭いても

ブラッシングして、汚れを浮かせば

本来の持ち味に近づける事が出来ます。


P1200595-591.jpg


時間は掛かるが、汚れのない状態は気持ちいい!


P1200603-591.jpg


求めるものが異なれば

そこで行われる作業の内容にも差が出てくる事は仕方ない。



中古車販売店 車を売る事が目的。

ディテーリング屋 車をキレイにすることが目的。



全てを求めるのは無理があると思いませんか?




当店 グレードアップも初めは中古車販売店の請負作業ばかりだった。

求めるられるものは・・・   『 見てくれ 』

本質的 キレイ ではない。



悲しいかな それが現実です。











maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif


関連記事

W124 320TE No,1

 



グレー本革の320TEです。


この当時のメルセデスのグレー内装は私の憧れでもあります。

黒や紺と違い同じ車種でも明るく、その上広々と見える!!



ただ唯一の難点は汚れが目立つ事です。



今回ご紹介するクルマはかなり程度の良い状態です。




P1200488-590.jpg


W124では、ここのホコリが気になる。。。


P1200491-590.jpg



W123から受け継がれたシートレイアウトとその機能は他のワゴンを寄せ付けない素晴らしい出来です。

完全フルフラット!!



P1200502-590.jpg


セカンドシート座面下のこのピンがフラットにしたときに背もたれを受け止めます。

背もたれを倒すだけのありがちなワゴンとは異なり

加重にも十分対応でき、なおかつ完全なフルフラット!!



ワゴンにおけるお手本のように思えてきますでしょ~ (^^/


P1200504-590.jpg


運転席シートを取り外すと

センターコンソール側にコーヒーのシミ?


P1200513-590.jpg


助手席を取り外そうとシートレールを・・・

固い。。。




ナンデ? っと思ったら

レーるが反っている。


過去に無茶な組付けをされた跡ですね~



このレールはシートベルトキャッチの位置を定めてくれているので

なんて事ない存在ですが、無いと困るものですから



P1200516-590.jpg


フロアマットも少し黄ばみが出てます。


P1200525-590.jpg


まずは掃除機を掛けて


P1200552-590.jpg


どれぐらい汚れているか・・・?


P1200559-590.jpg


ブラッシングしてシボに入り込んだ汚れを浮かすと

思いのほか汚れが出てきます。



P1200560-590.jpg


内側となる部分やバニティーミラーもきれいに拭いて


P1200562-590.jpg



つづく













maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif

関連記事

一人旅 (^^

 


とある日 雨のそぼ降るこんな時間に思い立ったようにドライブです (^^/



P1010133-589.jpg



外環から関越自動車道へ

新座料金所を予定通り24時前に通り抜け休日特別料金で GO!!


P1010141-589.jpg


どうです?

この距離 羨ましいと思った貴方はW126フリークですぞ~



ひた隠しに 隠して置いた1台 (エッヘン!!


P1010154-589.jpg


ボディーに微塵のヨレも感じない。

これが新車の味わいか・・・



きもてぃ イイ~~~~~!!


P1010156-589.jpg




流石の私もこんな程度の良い車の中でタバコをすうほどヤボではないので

ほぼ1時間おきにSA/PAでクルマに見とれながら一服。



あっあっっ タバコ切れちゃった!!



タスポは持ってないし

上信越道に入ってからはサービスエリアで歩いている人も居ないので困った~

タスポ 作っておけば良かった。。。



P1010171-589.jpg


ニコチン切れを紛らわすためガムを噛みながらサービスエリアに入ると

ようやくお店が開いた (^^

一服の至福の時間です。




落ち着くと、お腹が減っている事に気付くが

せっかくココまで来てサービスエリアのうどんは食べたくはない。

しかし、レストランは閉まっている。。。


お~~~い 海鮮丼 食べさせて~~~~~!!


P1010170-589.jpg



朝陽が昇る頃、クルマは北陸道を快適に走り

目指す場所まであと一息。


P1010187-589.jpg


お客様? クルマ仲間? と合流して

※当店では初めのうちはお客様扱いさせていただきますが、徐々に同じ車好きの会話となってしまいます。


P1010189-589.jpg




目指すは!!


P1010190-589.jpg



実はこの一人旅、560SECの納車のための回送です (^^/

でも、このSEC ええわっ~~~

最近43万Kmと26万KmのSELと乗ってましたが

味が違うんですよ~!!




ハンドルから伝わる感触。

ペダルの踏み心地。

ミッションの心地よいショック。

そして何よりもボディーの剛性感。




羨ましい1台です。

そんなクルマをおよそ550Km走らせて楽しませていただいた。




クルマをお納めした後

まずは東尋坊へとご案内頂き (^^/



P1010202-589.jpg


しばし、ドライブ!


P1010215-589.jpg


仲間とのクルマ談義ほど楽しい事はありません (^^)

お昼は是非一度とすすめられて

  めん房つるつる 


一押しの「越前おろしそば」を頂く事に




P1010223-589.jpg


漬け汁に大根おろしが入っているのですが

この汁が何とも絶妙なバランスで旨い!!



一味をちょいと振りかけてもGood!



大盛りを食べたにもかかわらず

追加で並を (^^/


P1010224-589.jpg


車仲間との時間はアッと言う間に過ぎてしまいます。

福井駅から特急しらさぎに乗り

まずは金沢へ


P1010228-589.jpg


芦原温泉 ええな~~~

ゆっくりとお風呂につかり

旨い魚と旨い酒


それから、嫁に内緒で○※△×・・・


オヤジの妄想族。。。


P1010236-589.jpg


加賀温泉

ええな~~~

ゆっくりとお風呂につかり

旨い魚と旨い酒


それから、嫁に内緒で○※△×・・・


あぁ~~~オヤジの妄想族。。。


P1010238-589.jpg


ビール片手に妄想していると

あっという間に金沢に到着!!



ここで特急はくたかに乗り換えです。


この特急はくたか 鉄ちゃんならご存知の路線 ほくほく線を在来線最速160Km/hで走る列車です。

※現在京成電鉄のスカイライナーも最高速160Km/h運転だそうです。



P1010243-589.jpg


在来線最速を楽しもうと・・・

あちゃ~

気付いたら越後湯沢駅

肝心な最速区間は寝ていました (グッッッーーー



P1010257-589.jpg



越後湯沢からはMaxとき

生まれて初めて2階建て車両の1階部分に乗りましたが

これってなんか居心地悪いな。。。

覗きの趣味は無いが、否が応でも人の足元が見えてしまう。



P1010261-589.jpg



東京駅に降り立ったのは22時




楽しい24時間でした (^^/



エッ!!

560SECの話はって



そんなに急がないでくださいね~

クルマは大事にし過ぎちゃダメって事を次回の記事でお見せします!!















maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif

関連記事

敵が見えない・・・  No,3

 


乾燥後、臭いは・・・?


ひどい!!


特にラゲッジルームのマットの奥から何とも言えない「ひねた」臭いがする。





汚れはほとんどと言ってよいほど取れているが

マットの表皮から染み込んだ 何らか が臭いの原因である事は判った。



こうなると徹底して洗浄するより他はないのです。

通常では行わないが、マットの下のウレタン(フエルト)まで水を浸透させ吸い上げる。

正確には出来るだけ吸い上げる。 完全に吸い上げる事は不可能なので・・・

もちろん、この事はオーナー様にご承諾いただいてからの作業です。



P1210037-588.jpg


回収された汚水は洗剤の泡が立つだけ


P1210038-588.jpg


目に見える汚れは無い。


P1210039-588.jpg


この作業を繰り返し行う事しか出来ない。


P1210053-588.jpg


セカンドシートの脇で汚れが多少出てきた。

相当奥の奥まで汚れているようだ。


P1210054-588.jpg


とは言え、シートを拭き上げた時のタオルの汚水と同等程度の汚れである。


P1210055-588.jpg


念のためサイドシルプルレートを外して水を吸い上げる。


P1210082-588.jpg


結果はどうなったか・・・

先日オーナー様からメールを頂き、かなり改善されたが完璧に臭いが消えたわけではなかったようです。



正直、申し訳ないことをしたのではないか・・・

頂戴したのは3日の作業料金。

行った作業は5日間。

それでも消えない臭い。




どこまで手を掛ければ完全となるか・・・

それが費用対効果として満足できるものなのか?




いっそ初めからフロアカーペットの交換をお勧めした方が的を得ていたのではないか?

私の中で自問自答です。






P1210108-588.jpg


目に見えない「臭い」という敵は真に厄介な相手で

気温が低いときはさほど感じないが

気温があがると、気になりだすこともある。



また、強い臭気でなければ

徐々に慣れてくる。



世間一般では消臭は、オゾン発生装置や光触媒、手軽なところでは市販されている消臭剤などありますが

臭いの発生源を特定でき、臭気が特定できればそれらが有効な事もあります。



しかし、それぞれの消臭方法において有効的なものもあれば

そうでないものもあります。



とある超高級ホテルでは、香水をカーペットにこぼされた時は

3日間高濃度のオゾン発生器を運転し消臭するそうです。



このクルマ業界でありがちな20~30分オゾン発生装置を繋いで

完全消臭などと謳っている事が滑稽にさえ伺えるのが現実です。




今回の作業で、私自身の不勉強さを痛感させられました。



唯一の救いは

オーナー様から頂戴したメールで



正直なところ運転直後はまだにおいを感じます。

しかし運転開始すぐに気にならないレベルになります。

この点では以前よりかなり改善されました。

ダッシュボードやサイドボードのヌルッとした感じは無くなり非常に満足しています。



このように的確にご判断頂け、合わせて寛容にご了解いただけますことをありがたく思い

今回の作業の反省とし、さらに勉強せねばと思う次第です。













maillogo.gif

















  グレードアップのホームページ
banner10.gif


関連記事

 | HOME | 

プロフィール

田村 隆司

Author:田村 隆司
東京の江戸川区にある
車みがきのプロショップ 
Grade-UPの店主の
作業とドライブと諸々の
日記で御座います。

右の≪全ての記事を表示する ≫をクリックしていただければ、過去の記事の一覧が表示されます。


リンク

このブログをリンクに追加する

最近のコメント


月別アーカイブ


検索フォーム


全ての記事を表示する

全ての記事を表示する


最新の記事


カテゴリー


FC2ブログランキング

 

FC2Blog Ranking

  お気に入って頂けたら ポチッとお願いします。