2年ぶり マキシムコートの540ツーリング (続き)
サンルーフの前方側です。
これが作業前

そして、作業後
マスキングテープの右側のみ磨いた状態ですが
違い 判りますでしょうか?

車を磨く時に使うのはコンパウンドです。
当店おHP&ブログにアクセスいただいた方の解析を見ていると
上位20位以内に
・車 コンパウンド
・コンパウンド 使い方
・コンパウンド 磨き方
このキーワードが必ず入っています。
と言うことはDIYで磨こうとされているということでしょうね~
「やった」と言う自己満足の世界で満足できる方ならばそれも良しなのですが
コンパウンドを本当に使いこなせる人は少ない。
コンパウンドは、湿った状態では切れます。
この状態で作業を終えるとコンパウンド傷が激しく入っている。
コンパウンドの性能を出来る限り引き出すには
乾燥して、粉状になるまで時間を掛けて研磨しなければならない。
塗装屋さんでも コーティング屋でも
この必要な常識を踏まえていない作業者が多い。
(安く! その為に作業時間を短縮しているのかも・・・)
コンパウンドはそれ自体では性能を引き出せない。
研磨に使うバフの性能に依存するところが多いのです。
例えば、粗目のコンパウンドを柔らかいスポンジバフで研磨しても
当然の事ながらコンパウンドの歯が立たないのです。
これが1工程目
この段階で艶と写り込みのレベルが決まります。

2工程目
光沢を引き上げてゆきます。

3工程目
さらに光沢を求めます。

4工程目
バフが通った跡(バフ目)を消してゆきます。

これが当店で行う平滑鏡面仕上げでの磨きです。
塗料との相性 と 求めるレベル によって作業の内容が異なることもあります。
また、再塗装された塗装が柔らかい時や硬過ぎる時
当然オリジナルの塗装とは違った仕上がりになるので
それを回避するために塗り替えたパネルのみ異なる磨きに・・・
作業直前のマスキングを施した状態

コンパウンドで粉まみれになったボディーを洗った状態。

前々から気になっていた処
ゴムの上に塗られた塗料が剥げている。

これでいかがでしょうか?

仕上がった姿はこんな感じです。

ちょっとピンが甘いですが
こんな風に見せられると
結構イケてますでしょ~ (^^)

この540ツーリングはコレクターカーではなく
実用車中の実用車!!
走行距離をご覧あれ (^^)

オリジナルのコンディションを維持しつつ
美しくバランスの取れた古めの車って 素敵です!!
最後にですが
車を屋外で磨く コレ最悪です!!
風で舞った砂や誇りがコンパウンドとともにボディーに擦り付けられ
傷だらけに・・・
ご愁傷様です。
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