アルミモールの光沢復元 (W123 230TE) No,2
この230TE
アルミモールが激しく斑点状に白濁しています。


マスキングを行い
ケミカルでアルミ表面のクリアを取り除きます。

金属研磨剤で この白濁を磨いても
何の変化も起きない!!
クリアがあるため アルミが磨けないから
白濁の症状が もっと軽度ならば別の手法もありますが
今回はクリアを抜かなければならないほど腐食は進んでいました。

コットンパフ
コレを使おうと思うと 当然買ってこなければならない。
でも・・・
その売り場は、ドラッグストアの化粧品コーナーの端にある。
そしてレジに若い女性店員が居たら・・・
私 女装の趣味はありませんから。。。
そんな目で見ないで下さい!!!

研磨(ポリッシング)は
研磨剤の粗さと 研磨バフの硬さで
その研磨力が決まりますので
アルミの研磨の際は
コットンの様な 柔らかいバフが必要なんです (^^//

磨き上げると


今回の作業では 予想外の事態が!!
ケミカルが 出鱈目な塗装と反応して色抜けが・・・

ケミカルは リアドアには反応せず
リアフェンダーは色抜けが生じている。
ありえへん。。。
どんな塗装をしていたのか・・・

入庫時から 塗装コンディションは良くなかった。
オーナー様と相談して
今度時期を見て再塗装することにしました。

塗装の前にW123らしさを取り戻す作業を優先した為です (^^)
この230TEも
「古いから こんなもんです」 で売られていたクルマ。
加速しない。
まっすぐ走らない。
運転席の窓は 下まで下げられない。
本当は もっと楽にドライブが楽しめるクルマ
その本質を取り戻してから再塗装です (^^)


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