タッチアップの完成度を高めるヒントです。 【 白鯨 W140編 】
どんなに程度の良い中古車でも
塗装の カケ や キズ は仕方ないところ。
手配していたメルセデス純正のタッチアップペンです。

あと2cm左だったら・・・
しっかりとヒットしています。

チョット大きな面積のタッチアップとなります。
まずは補修用の塗料を乗せて

傷ついた 隅々まで塗料が回るように爪楊枝で (^^)
このときの注意点は気泡が混入しない様に!!
そして、無用に広げすぎない事!!

まずはこんな感じで乾燥を待ちます。

トランクパネルのコーナー部分も塗装が欠けていたので
1滴だけ落として
爪楊枝で、落ちた塗料を広げて

乾燥するとしたの写真の様に
少し痩せます。
何処が欠けていたか見えますよね~

ここからは一般的な手法ではありませんが
細かい耐水ペーパーで研いで

バフで研きを掛けて
更に磨きを入れて

完成!!
これならば近くに寄らないと見えないでしょ~

こちらがドアミラーのカバーの完成形です。
違和感あるでしょうか?

下から見ると こんな感じです。
1箇所だけ気泡が入ってしまったところが・・・
私のミスです。

タッチアップでの補修は完全を目指すと
必ず無理が生じる。
2~3m離れて見た時に 違和感が無ければOKとするべきものだと思うのです。
そして、もうひとつヒントを (^^)
私はみがき屋ですから、磨きの道具はいくらでも手元にありますが
読者の皆様の手元にはポリッシャーなど無いはずですよね!
そんな時は、塗料の完全硬化を待って(2~3日)
自動車部品の量販店で 薄め液 を買ってきて
薄め液をケバの出ない布につけて
優しく タッチアップした箇所を撫でる様にして
無用な凸部分と 広がりすぎた塗料を溶かしながら拭き取って下さい。
万一、塗った塗料が抜けすぎた場合は
全てを溶かし、拭き取って
最初からやり直せば良いだけ!! (^^)
剥がしてやり直せるのだから気が楽になったのでは?
これならば誰でも、怖がらずに出来ますよね!!
タッチアップの失敗例の多くは
・盛りすぎ(凸二なり目立つ)
・広げすぎ(当然目立つ)
・色が合ってない (純正を選ばないと無理があります)
そして、完全を目指さず
2~3mはなれて見た時に目立たないように仕上げると言う「余裕」が必要です。
年末の愛車の大掃除の際のヒントになれば幸いです。
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