グレーはグレーでもパールグレー No,6
ルームクリーニング
それは徹底して人が使ったが為に生じる汚れの付着を落とす事。
残るのはキズのみ。
これが理想だと思うのです。
多くの中古車の場合、汚れを艶出しで誤魔化したり
エンジンルームクリーニング用の通称ブルー洗剤(これ強いアルカリ洗剤なので要注意)を使われていたり
その作業の酷さは目に余るものが多い。
薄めた中性洗剤で、ブラッシングで汚れを浮かせ
タオルに汚れを転写する。
そして、転写できる汚れが出切るまで繰り返す。
地味で、時間の掛かる手法だが
素材を傷める事無く、確実な仕上がりを期待できます。
(過去に酷い処理をされていたら・・・ 元には戻らないことも多い)
何気なく触るバイザーも
汚れが溜まる場所なので

この通りの汚れ方です。

ハンドル 握らないわけには行かない場所なので
その汚れは・・・

これならばかなりマシな方です (^^)

エアコン吹き出し口のルーバー
ここは殆どのクルマにおいて 何もされていないことが多いので
ウワァ!! でしょ~ (^^/

このシートベルトアンカー 樹脂の溝に
脂ギッシュな中年男性の手が皮脂が溜まっていることも。。。

リアシートの背もたれの本革部分の汚れ方は?

殆ど使われていないにも関わらず汚れています。
窓を開ければ 当然です!
ご推測いただけれるかと思います。

2回目の拭き上げですら
この汚れ方です。

シートベルトキャッチもキレイに!!

運転席のドアの内張り
予想通り キチンと汚れています。

2回目の拭き取りでも
汚れの転写はしっかりと汚い。

標準搭載される物は
当然掃除します。
ただし、トランクルーム内の工具、スペアタイヤ
CDやチェンジャー、カセットテープの読み取り部分のクリーニングは標準作業では行いません。

最近、当店でお預かりさせていただくクルマでは
まず無いのですが
クルマがゴミ箱化している車の入庫の際は
それなりの仕上がりと為ります。
同業者との話で
搭載物をトランクに移す為
新品のゴミ袋に搭載物を入れると
1枚のゴミ袋では入りきらなかった事があると・・・
歯医者に行く前に 歯磨きをしないで行く方なんでしょうね~
作業を依頼する方
作業を受ける人
それぞれ立場を尊重できる姿勢って大切だと思うのです。
ドアの内張りの仕上げは
こんな部分も手抜かり無い様に (^^/

殆どのクルマ
しっかりと汚れを蓄えています。

この後、使ったタオルを洗濯してみると
必ず2度洗いが必要なんです (^^)
この記事がお気に入って頂けたら ポチッとお願いいたします。
↓ ↓ ↓


グレードアップのホームページ

スポンサーサイト
Comment
コメントの投稿
Trackback
http://gradeup.blog39.fc2.com/tb.php/1096-fce6ced7