W123 230 No,22
今日の話題は 中古車 何が起きてもおかしくない!!
とトコトン思う話題です。
このW123 230 下見の段階でも
少しだけ電動アンテナの収納状態が良くなかった。。。
クルマを受け取ってから
乗るたびにラジオをかけて
アンテナを伸ばして(手動式スイッチ)
繰り返していると 出なくなった (^^)
コレが古い車の現実なんです。
ついさっきまでは ナントも無かったが・・・
そんなことは日常茶飯事!!
手持ちの予備のナショナル製のアンテナを引っ張り出して

内張りを外して
アンテナユニットを取り出します。

アンテナを引き抜くと・・・
マズイ!!!
昇降ケーブルが丸い!!!
普通は 歯が付いているのに。。。

このグルグル巻き取られているケーブルが
アンテナを昇降させているのですが
こんな古いタイプ手に入るはずも無い。。。

しかも、ナショナル製は有難い事にハイトコントールできるタイプなので
こんなコントロールユニットが付いているのです。
最悪は 手動式アンテナを入れるしかないか・・・

ヘッドユニットからのコントロールが確かか確認したいので
一旦 別の作業に
メーターを抜きます。

この古い設計のW123は、スピードメーターはワイヤー駆動!!
油圧計は、メーター裏まで油圧配管が来ています。
今回は 他の作業もありメーター下のアンダーパネルも外していますので
下から手を入れてメーターワイヤーの接続を外します。

取り外したメーターの裏です。

オド&トリップメーターの動きがおかしかったので
取り外すと 小さなゴミがポロリと・・・
これで収まってくれれば (^^)
注油して組み込み

もう一つ メーターの照度調整が効かない。
ポテンショメーターの不具合です。
内部の抵抗を作るバネの様なコイルが引っかかり伸びてしまっている。
現在 古いタイプのポテンショメーターは既に供給終了。。。
他のポテンションメーターを改造するとなると1日掛かりとなる。

今回は直結!!!
元々 暗すぎるW123のメーターですから問題は無いと考えました (^^)
最高に明るくしても 夜の市街地では暗い!
街灯の無い田舎で丁度良いくらいの明るさですからね~

オド&トリップメーターの不具合は
本当に距離を走らせて見なければ判らない。
時に3桁目(100のリングが回転しない)の回転が上がらない例も見ています。
そこまで試乗など無理ですから (^^//
中古車 本当に色んなトラブルを抱えています。(多くの場合です)
時には、オーナー様が気付いていないトラブルも在ったりもします。
その一つ一つを浮かび上がらせ
対処してゆかねば、本当の姿には戻らない。
裏を返せば 中古車イジリの醍醐味 そう!! 楽しみでもあります (^^)
自分で不具合を探し出し
コツコツと修理する。
一つ直ったと思うと
次の不具合が見つかる。
また修理する。
時には、自分の不完全な修理で同じ事を繰り返すことも・・・ (^^)
徐々に良い方向へと仕上がってゆく楽しみなんです。
ただ乗るだけならば国産の軽自動車が
最も安く お気軽に乗れます (^^)
でも、古いクルマ
1/1スケールの玩具だと思えば
最高に楽しめますよ (^^)
このオーナー様のように やってみては如何でしょうか? (^^)
オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)
自己責任の本当の意味が判る方だけのお話です。
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