W123 230 No,29
下の写真 普通の人なら判らなくて当然の写真なのですが
昨日の記事でエアコンの冷媒に蛍光剤を入れたお話をさせていただきましたよね!
そう!!
コレは、UVライトを当てて 蛍光剤が光るところを撮影しています。
この写真では写せていないのですが
コンプレッサーからコンデンサーに繋がる高圧ホースの
金具とホースのカシメ部分から たらり~~~

他にも漏れ箇所が無いかチェックです。
すると助手席前のアンダーカバーの中に収められているエキスパンションバルブから
ダダ漏れ!!
この様にして冷媒に蛍光剤が混ざることで
クーラー用配管を隅々まで蛍光剤が巡り
クーラーガスの漏れ箇所から ガスと共に蛍光剤も漏れる!!
そこにUVライトを当てて漏れ箇所を特定してゆきます。

この漏れ箇所の特定をしている時に
ひとつ 嫌な感触の原因を発見!!
エアコン吹き出し口の出口コントロールを行うケーブルが
やけに軽く
端まで動かすと 突き当たる感じ
その原因はバネで吊っているはずのシャフト(黒い樹脂)が折れているではありませんか・・・

根元から ポッキリ!!
ケースの中まで見えるほど (^^)

お次は、先日分解したが直って居なかったメーターのオド&トリップメーターです。

ばらします。

どんどん バラします!!

後は コマを抜くだけのところまで (^^)

そして、組み上げます。
元通り距離も誤魔化す事無く (^^)
※この当時のメーター以下に簡単に戻しが出来たかご理解いただけますでしょ~
メーターなんぞ当てにならないモンです。
ディーラーのゴム印を押した整備記録路簿も改ざん事例を見ています。
信じるべきは ご自身の「目」だけです!!
さあ!! コレで動かなきゃ~ どうしてくれようか (^^//

100km/hを超えると
イヤ~~なブザー音がなる仕掛けを解除します。
凄く複雑な構造ですので
速度警報音が鳴る方は、よく読んでチャレンジしてください。
間違っても 手順が逆になったりしても
私は責任を負いかねますからね!!
爆発物処理班の様な手に汗握るドキドキが待っている作業ですからね!!

上に見える3本の配線が繋がるコネクターを抜いて下さい。
既にご紹介したとおり
このW123 230のアンテナは3個1(さんこいち)
メーターも もう一台の部品をドナーとして2個1。
私の手に掛かると
完全オリジナルからは離れてゆきます。
完全オリジナルとは、工場出荷時と寸分違わぬ物を指すと解釈します。
本来の姿に出来る限り近づける。
時には、それ以上のパフォーマンスを必要とする時は
一見すると解らないが、手を掛けるのも在りだと考えます。
だからこそ、ETCも取り付けますし
パット見では 判らない所で利便性と合理性を優先させる事もあります。
我慢して 乗るクルマ
つまらないでしょ~(^^//
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