ブリリアントシルバーの本来 その光沢は
ボールペンを写しているのではありません (^^
その下の塗装面 どう思われますか?
洗車機による線キズとイオンデポジットで荒れた塗装です。

アバタもエクボとは言いますが
コレではオーナーさんが我慢しきれなくなるのも理解できます。

どの角度から見直してもダメ・・・

水洗いを終えて
研きの準備に取り掛かっていると
不幸は突然訪れた!!
ウッオッシャーのブルを取り外そうとしたら、、、
嫌な感触とともにノズルが崩れるように折れた。
そして、電熱配線の分岐を支えれいるクリップも半折れ状態。
このボンネットを塗り替えた板金屋!!
ちゃんとした仕事をしろ~~~
取り外し方知らないのなら、ディーラーにでも聞け!!
お陰でコチトラが・・・
202-860-1047 ウォッシャーノズル \6,380
006-988-7078 クリップ \220
の負担をすることに。。。
(グルーガンで接着されていたノズル)

このノズル 塗り替えられたクルマのうち1割以上の確立でツメを居られている。
それならば抜かない方が良いのではと思う事もあるが
仕上がりの違いは歴然として出てきてしまうので
リスクを承知の上で抜いてきた。
今後はどうすべきか? 現在思案中・・・

さて、気を取り直して
このシルバーらしきクルマを研くと

美しいブリリアントシルバーに変身するのです。

私が研けばこの程度までは艶と光沢を戻す事は当然とします。
甘っちょろい「磨き」しか経験をしていないポリーマー屋とは、その経験が異なるから!
15年落ち 20年落ちのクルマが主流のみがき屋だから
(なんでこんなマニアックな店になったしまったのだろう・・・?)
『みがき』とは、引き算しかない世界。
荒れてしまった塗装は研くしかない ( 「磨く」 では無い)
整備や塗装のように、足し算は一切ない世界です。
オーナーさんから保管状態・使用状態を聞き
この先を考えながら、どの程度まで磨くか・・・
研きにより平滑性を上げることで映り込み(艶)を引き上げる。
しかし、時としては、取りきれないキズを残す事もある。
最終の仕上げとなる「磨き」の段階で光沢を引き上げて終わりにすることも多い。
当店のお客様の99%は実用車として乗られているクルマ
そこに無傷の仕上げなど無用だと考え、提案させていただき、御納得いただける方が多い。
無傷 理想だが 刹那・・・
実用車だから、洗車するのは当然。
1回の洗車で、無傷のクルマにスクラッチが入ってしまう。
< 向かって右半分が研きを終えた状態 >

求めるものは 艶と光沢
光沢だけを引き上げる作業はだれにでも出来るが
本当の艶を与えれば、その仕上に御満足いただけるはず。
他店で満たされない思いをされた方はなお更ご理解頂けることでしょう。
多少のヘアースクラッチが洗車で出来たとしても然程気にならないはず
クルマを本当に眺める時は、3m以上の距離があるから
それが実用車の本質だと
< 研きを経て、磨きを終えた状態 >

艶と光沢 語呂が良いので一緒に使われることが多いが
その本質は、似て非なるもの。

どこへ行くのにも、ジーンズとコッパン、ジャージで出かけることも平気な世の中だが、
糊の効いたワイシャツの袖口、プレスライン整ったズボンがお好きな方ならばご理解いただけるかと
御来店いただいても私はつなぎ姿ですが・・・・
作業工賃は安くは無いが、誇りと愛着が持てるクルマになれば幸いです。




本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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