W124 マニュアルエアコンの風向き不具合の修理事例
昨日の記事で 無し無しがイイと書きましたが
マニュアル式のエアコンのトラブルもあるんです。
クライメイトより 起きる頻度は少ないですけど (^^
今回の事例は、吹き出し口の切り替えが上手く行かないというもの。
具体的には、デフロスターが開かない!!!
クルマを運転する上で、非常にマズイ事なんです。。。
W124 E320T(後期)が今回のモデルさんです (^^)

まずはオーディオユニットを専用工具で抜き出します。

こんな風に 爪が掛かり 抜き出す事が出来ます。

切り替えようのノブを取り外し

ウッドパネルを上側に持ち上げるようにして抜き取ります。

ピントが合ってないが
ウッドパネル上部のL字型の爪 見えますでしょ!!!

プラスのネジを抜き取り
バックパネルを取り外せば
風量調整用のユニットと風向き調整ユニットにアクセス出来ます。
ほら~~~~
やっぱりワイヤーが抜けている。

このワイヤーの先端が

このユニットの内部のスライドピースの穴に入っていなければならない。

ここはメーター裏
奥にデフロスターと上部吹き出し口の切り替えを行うレバー(乳白色)が見えますでしょ~
このワイヤーが外れていたら
当然、風向きは変わらない。。。

W126ならば勝手は解るが
慣れないW124 余分なところまでバラしています。。。

余談ですが
センターの噴出し口
奥のフラップは、吹き出し口と繋がります。

吹き出し口は
この板バネの爪と

このネジで留まっています。

噴出し口とフラップを接続する際は
ネジの下に穴があるので
千枚通し(大阪では、目突き)を位置出しにご利用くださいませ (^^//

助手席エアーバック

10mmの長~~~いボルト1本で留まっています。

ワイヤーが繋がったが
動きがおかしいと思ったら
デフロスターのワイヤーがピンピンに張ってしまう。。。。。
この風向き調整用のユニットからは
上部と下部(足元)用に2本のケーブルが出ていますので
両方の調整用のノブを回して
動きを確認してOK!!!
さて 組み付けです。




メーター裏の上部調整用のワイヤーは
この黒い箱の中にあります (^^)

これでフロントガラスが曇ってします事が無くなりますでしょう (^^//
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