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Car Detailer を目指して

カーディテイラー あまり聞き覚えのない言葉と思います。

巷で呼ばれている、洗車、ポリマー加工、コーティング、ルームクリーニングなどを

総括して車を美しくする作業に従事する人を指します。



この下の写真は一見すると素晴らしく美しい車でした。

ですがオーナーさんは 「気に入らない!」 のです。



P1030486-6.jpg

                    <ゆず肌を落とす為に、左半分は水研ぎした状態>


じっくりと車を見せていただき

話をお聞かせ頂ければ

ディテイラーとして、作業可能な御提案が出来ます。



P1030489-6.jpg

                            <荒削り後の状態>



当店のホームページにも価格表を載せていますが

これはあくまでも参考的価格としてご覧頂ければ幸いです。

現実の車は、スーツをクリーニングに出すほど

簡単にきれいにはなりません。



価格から(御予算から)作業内容を決める際に参考としてください。

理想を現実化されたい場合には、オーダーメイドとなります。




その理由は、使用状況・保管状況にあまりも差があり

クリーニングのように、洗濯機に入れて一度に洗えるような作業ではないからです。



オーナー様の御要望のレベルが高ければ

たった1枚のボンネットに費やす時間が丸1日になることもあります。



特に塗替えをされた車では、ゆず肌の強く出ている状態を嫌うオーナー様も多いです。

塗装表面の凹凸があまりにも強く、映り込みに激しいにじみが生じるからですが

この凹凸を取り除くには、耐水ペーパーを当て、研いで行くしかありません。

神経質な作業となります。

漠然と見ていると見えないアラさえ見えてきます。

オーナーさんですら気付いていない部分を見てしまいます。


P1030560-6.jpg




1台の車がどのような扱いを受けてきたのか見えてきます。

     塗替え無し 極上の車です

     塗替え有り その塗装の状態はどのような仕上がりか・・・



中古車販売店の店頭でみがかれた車には、言語道断の仕上がりの車があります。

具体的に言いますと、バフキズだらけであったり、エッジの削りすぎ、オーロラの発生などです。

内装のクリーニングにおいても、アルカリ洗剤の使いすぎ、濯ぎ不足、艶出しの使いすぎなどです。



P1030538-6.jpg



このディテイラーという仕事は

機器類・材料費も余りかかるものではありませんが

技術と経験が、仕上がりを左右します。


そして、どれほど多くの車に接してきたか・・・・・

その中でも、どれほどシビアなお客様の支持を得てきたのか・・・・・




P1030561-6.jpg



屋外で使う自動車です。

走れば走るほど、洗車をすればするほど傷は増えます。


そのことを理解していただいて

「また、よろしく頼みますね!」



そう言って笑顔で帰られるお客様が

ディテイラーとしての私を

反省と満足に導いていただけるのです。




                   ≪参考≫

                    ディテイル [英語]は、細部を指し示す言葉ですが

                    エステ [仏・独]は、美学・審美眼をさします。






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プロフィール

田村 隆司

Author:田村 隆司
東京の江戸川区にある
車みがきのプロショップ 
Grade-UPの店主の
作業とドライブと諸々の
日記で御座います。

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