メルセデス ATのシフトアップの速度 (補足)
昨日の記事で 少しだけ説明が足りないところを補いたいと思います。
ご自身のクルマを 周囲に迷惑が掛かる事のない
ガラガラに空いた道でお験し下さい。
通常加速ではなく
停止状態から アクセルペダルをゆっくりと踏んでください。
ゆっくりと 通常では在り得ないほど ゆっくりとした加速で
クルマを進めます。
じれったい程 ゆっくりとした加速です。
当然 セッティングされた速度でシフトアップします。
その速度が どれ位であるか?
貴方のクルマが メルセデス
機械式ミッションで
1速発進のミッションならば 20km/h
2速発進のミッションならば 35km/h
ぐらいでシフトアップするならば
凄く扱い易いクルマとなるでしょう。
このセッティングが施されたクルマであれば
アクセルペダルを かなり踏み込むと
2速キープで50km/hぐらいまで引っ張るはずです。
大きな加速度を得たい時は、2速をキープし続けます。
また、60km/h以上で定速走行中
追い越しを掛けることを想定して
アクセルペダルを踏み込むと
簡単に3速にシフトダウンするはずです。
キックダウンスイッチに 頼らないキックダウンです。
コレがどれ程 扱い易いか 想像出来ますでしょうか?
アクセルリンケージに繋がる シフトリンケージの調整で
このポイントは探れます。
走らせて 変速ポイントを確かめて
ボンネットを開けて 調整!!
※ 車種によってはシフトリンケージ調整の際に 火傷をしそうなクルマもありますのでご注意を!
この繰り返し
時間は要しますが (私 通常半日ぐらい掛かります)
思い通りのポイントで変速するミッションに仕上がった時の満足感
ご理解いただけるでしょうか?
アクセルペダルの遊び
これも私の大嫌いなモノです。
アクセルリンケージ&シフトリンケージの調整次第で
自分好みのクルマを作ることが出来る。
大いに楽しみだと思いませんか?
車検合格レベルを目標とする整備では 絶対に獲れない世界です。
オーナー様の感性に訴える調整です。
経験したことが或る人にしか 判らない世界なんです。
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