プロペラシャフトの長さを調整
自分が求める乗り心地を求める。
これは実に 厄介なものなのです。
バネも 社外品も在れば 純正も在る
純正でも 幾つかの硬さがラインナップされている。
そして、ショックアブソーバーも 社外 純正と・・・
この組み合わせの中から 自分が求めている姿を探すのです。

このフロントの足廻り 何度 バラして 組んだ事か・・・

リアも・・・

そして、このフローティングタイプのリアアクスル
このバネも悩まされた部分のひとつです。

ようやく、アライメント測定に辿り着き
この時、私達馬鹿オヤジは見逃していた事実が在りました。

デフマウントを交換する際
位置がずれて
何故 取り付けにあれほど苦労したのか?

そこで
昨日、黒Sさんが借りてきた工具です。

プロペラシャフトの脱着する際に 使うSST(専用工具)です。
何をするかと言うと
プロペラシャフトの長さを調整します(伸ばす)。
この作業で デフは 本来の位置に戻ります。
この作業をを行う前は、デフは前方に偏っていたのです!

バネ&ショックアブソーバーを交換すると
当然 車高が変化します。
すると、キャンバーに変が生じるので
アライメント調整が必要です。
このW108の様な アクスル一体型のフローティングタイプでは
デフマウントの交換で、リアのキャンバーに変化が生じます。
そして、プロペラシャフトが何らかの理由で(おそらくコンパニオンプレート交換時)
シャフト長が、不適切であると
リアのトーインまで変化し
左右のホイールベースの差が生じることにもなります。
始めは、乗り心地を求めるバネ&ショックアブソーバー交換に始まり
左右の車高が異なると言う不具合を修正して(5mm・3mmの自家製シム作成)
左右のホイールベースの長さの修正を行い。(デフマウント交換とプロペラシャフトの長さ調整)
ようやく、アライメント調整出来る段階に入りました。

世の中には
簡単にアライメント調整してくれるショップは数多く存在ますが
左右の高さが異なるからダメ!!
なんて断わるショップ 私も聞いたことが在りませんでした。
ましてや、左右のホイールベースが違う事に着目するショップ ご存知ですか?
※ 風さんが 通うショップでは調整されている事を思い出して、今回試してみました (^^//
それなりに フツ~に真っ直ぐ走り 曲がるクルマを目指すのならば
ここまで お馬鹿をする必要など 一切無い事を承知の上で
本来の姿を求めると
止め処も無く 深みに嵌る現実が是です。
ただ ただ ひたすらに本来の姿を求める黒Sさんには
正直脱帽します。 私・・・
しかし、本当に良い勉強をさせて貰えます。
ですが、ホイールベースを縮めたい時に
デフを前方に移動させると言う発想には困ったものです (^^)
スラストアームが支点となるから
デフは後方にズラしましょうね!!
※ 是を理解してもらうのにラーメン1杯と 替え玉食べ終えるまでの時間を要しました。。。 (坦々麺では在りません!)
さぁ!!
ココまで来たら 来年はアライメント調整です。
昨夜、オッサン 最後まであがいて・・・
上の写真の様に 調整していましたが
私がマシにしたセッティング
出鱈目にしてくれました!!!
振り出しに戻るです (^^)
昨日、初めて知ったのですが
黒Sさん ナント!!!
二級ガソリン自動車整備士 の免許
驚きましたでしょ!!
私は、はじめ 冗談だと思っていました (^^//
今年の 止め処も無い悪あがきは昨日でオシマイ!!!
お馬鹿から見える 本質 ご理解頂き 楽しんで頂ければ (^^//
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