w124のルームクリーニング
今回はW124 320TEの室内清掃(フルクリーニング)の様子をご紹介します。
このTEを買われて直ぐに当店にクリーニングのご依頼を頂きました。
そして、クリーニングを依頼された最大の理由は
シートが、何だかベタ付くのですよ~ と言う事でした。

室内清掃は皆さんご経験があるとは思いますが
ただ掃除機掛けだけで終わるガソリンスタンド的な作業もあれば
エアーブローして隅々までキレイにする方もおられると思いますが
今回のフルクリーニングは
ファブリック生地のシートとフロアの洗浄をメインにお伝えいたします。

まず始めに、車内から降ろせる物は全て降ろします。

セカンドシートの座面も取り外して・・・

このクルマのオーナーさんはノンスモーカーなのに
灰皿下が汚れています。


まずは、ブラッシング&エアーブローしながら掃除機がけです。

サードシートの下も忘れずに!!

サイドシルプレートは、保護シールの粘着剤が付いています。
あくまでも一時的な保護シール
貼ったままにすると、後々粘着剤の除去に手間取りますので
早めに剥がす事をお勧めいたします。

エアコンのルーバーは、1枚ずつキレイに


見落としがちですが
パーキングブレーキの裏も!!
重要なのは、可動部分は全て動かしてみる事です。

エアコンのダイヤルは簡単に引き抜けますので
奥まで掃除します。
人が触れることの多い箇所は
どうしても皮脂がたまりやすいから

ココまでの作業は通常の清掃です。
(当店の価格表にあるスタンダードクリーニングの作業です)
ご参考までにクリックしてみてくださいね!
そしてロイヤルクリーニングでは
シート及びフロアマット&カーペットも洗浄いたします。
その洗浄に使いますのが
このリンサーです。

上の写真の左側が清水タンク
右が汚水タンクです。
この様に清水を噴射しながら
水分を回収するマシンです。

汚れ落ちが良い様に
洗剤をスプレーして、ブラッシングすると汚れが浮いてきます。
始めに、お客様からベタ付くと言われていましたので
てっきり中古車販売店が汚れを落とす為に洗剤を濃い目にして雑巾掛けをしただと考えていましたが
ブラッシングを行なっても
全く泡立たない?????
真実は判りませんが
恐らく!!
あの有名な消臭剤を大量に噴きつけられていたのでしょうね~
糊のような成分がベタツキの原因です。
それさえ判れば、洗剤をスプレーしてブラッシングあるのみです。
ご家庭にある洗濯機と全く同様の作業です。
洗う → 濯ぐ(すすぐ) → 脱水 → 乾燥
リンサーは、この行程の濯ぎと脱水を手助けしてくれます。
回収した汚水(濯ぎ水)は、この通りの汚れ方!!
あまりもババチ過ぎます。。。 (大阪弁ですが)


洗いと濯ぎ、脱水を終えた状態
(リンサーのノズルが通った跡は、乾燥後にブラッシングで消します。)

乾燥時間を利用して
ドアのヒンジ廻りも


2日間の作業により
ベタ付きも 汚れも無くなった車内
これでドライブを楽しんで頂ければ (^^)です。

≪ ご参考までに ≫
噴霧式消臭剤は、同じ場所に何度か噴き付け、乾燥、噴き付けを繰り返してみると
その商品の真の性質が見えるようになります。
べた付きや、ゴワゴワが生じるものはマスキング剤を主としており
糊の成分などで臭いの分子を包み込んでいるだけです。
使いすぎると、後々後悔する事に・・・
ryu1さん、バナーの誤字(LEDがLDEになっていた!!)訂正させていただきました (^^
お読み頂いている皆様も、誤字脱字があれば、是非とも気軽に下のコメントなりでご連絡下さ~い。
如何せん40半ばのオヤジのタイピングですので。。。。。
これでも歌ってみましょうか!?
「羞恥心 羞恥心 俺たちは~~~~」



本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

スポンサーサイト
Comment
コメントの投稿
Trackback
http://gradeup.blog39.fc2.com/tb.php/225-6c159312