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お問い合わせいただいたお客様へ

仕事柄、実に様々な問い合わせをいただくことがあります。

そこには、言葉の表現方法の難しさを感じる時があり

説明不足や過剰な説明をしてしまう私がいることも事実です。






新車のポリマー加工の問い合わせでは

お客様 「新車のポリマーをお願いしたいのですが」

 私  「納車はいつ頃でしたか?」

お客様 「3ヶ月ぐらい経ちます」


この時、私は心の中で 『 新車 』 の言葉の意味を考え込んでしまうのです。

確かに タッタ の3ヶ月です。

しかし、どのような扱いを受け、どのような保管状態なのか・・・


 私  「キズなどはありませんか?」

お客様 「まだ、新車ですから・・・」

 私  「水垢などは、どうですか?」

お客様 「それが付き始めたから、頼もうと思ってるのですよ 」 (やや苛立ち気味に・・・)


この時点で、買って3ヶ月しか経っていない新車という思いのお客様と

クルマの状態を重視する私との間に大きな隔たりが生じているのです。



お客様の気持ちは良く分かります。 買ったばかり・・・・・

ですが、水垢の付いたクルマ

このクルマを新車と判断するプロのみがき屋はいるのでしょうか?




また、当店の価格表を見ていただいたお客様で

「平滑鏡面仕上げポリマー加工ならば完璧ですか?」

とのお問い合わせをいただくこともあります。



現実は・・・

「お客様のクルマの状態次第です」としか言えないのが本音なのです。




どんなに塗装面がキレイでも

全体バランスの取れていないクルマは、決して美しくは見えません。


PICT0990-12.jpg


このエアコン用エアーインテークは取り外して、清掃&艶出し、ボディーは研きによって下のようになります。

現実の作業は、手洗い→乾燥→チェック 濡れていると判らない汚れは多いものです。

メッシュ状のものは、この手作業を2~3度繰り返すことは当たり前の作業です。

※ パーツ周囲のラインの にじみ(水垢やワックス残り) が無くなるとこれほどまでにスッキリします。

PICT1077-12.jpg




バランス 言葉にすることはいとも簡単なことなのですが

現実の作業となると、多くのパーツの取り外しを必要とします。




そして、時間を必要とする分だけ、費用を必要とします。




平面のポリッシング(研磨)作業は、機械(ポリッシャー)の力を借りて行なうため

クルマの状態を見れば、およその時間は読めるのです。



しかし、手作業で行なう工程は、汚れの固着状態が酷い箇所が多いため

信じられないほどの時間を要することもあります。



PICT0992-12.jpg



このようなタイプのワイパー付け根の水垢は、手作業でしか落とせません。

時間を必要とする箇所ですが、仕上がりは断然異なるものとなります。


PICT1079-12.jpg





ボディーそのもの、そこに取り付けられているパーツの間には、必ず隙間があります。

隙間がわずかでもあれば、汚れが溜まり、水垢が固着するのです。

平面に付いた汚れは簡単にみがき落とせますが

隙間の汚れはパーツを取り外さなければ完全には除去できません。



PICT1023-12.jpg


モールや付属のパーツを取り外すとこのように見事な汚れがあります(上写真)

この汚れを取り除いておけば、後々の水が垂れる時の汚れの付き方もおのずと違ってきます。


PICT1049-12.jpg



2~3年落ちのクルマならば、ココまでの作業を必要とすることは殆ど無いはずです。

しかし、10年落ち、15年落ち、そして、それ以上のクルマだからこそ

本当に「みがき」を必要とするのだと考えております。


それは、二度と手に入らない 絶版車 だからこそです。

限りなく新車に近づける  その価値観です。



そのためには、一点一点のパーツにこだわりを持って磨きをかける

手抜きをせず、パーツごとに磨くしかないのです。


PICT1044-12.jpg





スーツのクリーニングのように、一度に機械(洗濯機)に入れて汚れが落とせるものではありません。


当店にも価格表はありますが、御来店いただけるお客様の御要望を満たすことを優先する場合

この価格表は、失礼ながら、全く無世の物となります。




新車の磨き、5年落ちのクルマの磨き、10年落ちのクルマの磨き・・・・・

クルマの状態によって作業内容も変われば、必要とする価格も異なります。


たった1台のクルマの磨きに、3~5日の時間を要するような作業を受けることもあります。



PICT1045-12.jpg





お客様の求めるコンディションを具体化するのが私の磨き屋としての仕事です。

それが、カーディテイリングという作業ですから・・・


PICT1054-12.jpg




当店では、使用するコンパンウンドやポリマー溶剤の特殊性や優位性をお客様に説明することはまずありません。

     全ては、バランスの良い仕上がり

すなわち、新車時に近い汚れの無い状態を求めたいからです。


PICT1050-12.jpg



与えるものは、塗装の光沢と艶 ゴムモールの無光沢 メッキパーツの光沢

求めるものは、水垢や汚れによる にじみ の無いボディーライン なのです。






おそらく新車に近いクルマばかりを磨いているポリマー屋さんや

カーフィルムの施工に重点をいているお店では

当店のように、お客様に細々と仕上について相談して、煩わしい思いをさせないのかも知れません。



新車時の販売価格を元にした、価格表の中から選べば良いだけでしょう。

新車時の販売価格が高価なクルマほど施工価格は高く、大衆車ほど安い・・・  

(手間がかかるか、かからないかでは? 同一クラスなら新旧関係なし!?  それって変でしょ!! )




当店に入庫していただけるクルマが、

新旧様々ありすぎるため、お客様を戸惑わせる事になっているのかとも思います。



お問い合わせいただける際には

仕上がり重視で相談もお受けいたしております。

また、施工価格重視で施工価格からお選びいただくことも可能です。



お客様がどのような仕上がりを望んでおられるのかを具体的にお聞かせ下さい。

フィルム貼りすら出来ない、クルマみがき専門店が納得のゆく仕上がりをお約束します。



   当店の施工価格表





店主 敬白









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プロフィール

田村 隆司

Author:田村 隆司
東京の江戸川区にある
車みがきのプロショップ 
Grade-UPの店主の
作業とドライブと諸々の
日記で御座います。

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