味のあるクルマ
久しぶりに赤色の車が入庫
最近、どうにも黒、白、シルバー系の車が多い中
こう言う色の車が入るとホッとします。
年式が年式なので
トップ2面は少々荒れている。

まずは、キズを取るように研き込む。
この研き込みで艶は決まります。

次に光沢を引き上げる磨きです。
この写真で見るとアッという間ですが
現実は4工程の研きを行っています。

電話ひとつで駆けつけてくれたモリヤデントリペアさん
このボルボのオーナー様から相談された凹みの修理のためです。
写真も見事に写してくれていますので一度ご覧いただければ
M D R ブログ
デントだけで飯が食える少ない職人の一人です。
職人 = 気難しい と思いがちですが
ニコニコしながら淡々と仕事をこなしてゆきます (^^)
私にとっても掛買いの無い助っ人の一人!!
いつも確実な仕事 感謝してます。

デント作業中に
この車に手を掛けなければならないところを
この年式だと、固形&半ネリワックスが多用されていた時代です。
その名残が・・・
ココ 凄~~~く面倒なんです。

固着した水垢とワックス

オヤジがチマチマと頑張ればスッキリとなる。

テールゲートのエンブレムも・・・

この様に外せば簡単な作業となる (^^/

でっ ご覧あれ!

ルーフレールのキズ!!
過去に雑な研きを受けた時に、ポリッシャーのゴムを部分を当てられたキズです。
ルーフレールの付け根やモールのフチは
ポリッシャーでは磨けない!!
※中古車屋と下手なコーティング屋はよく覚えて置くように!!
唯一の手段は、手磨きしかない。
頼むから 車にダメージを与える作業はしないでくれと思う。。。
みがき屋が出来るのは、そのクルマの汚れを落とし塗装を薄く剥ぐことしか出来ない。
部品交換を前提としている修理屋さん、板金屋さんとは狙いが違うのだから、、、

挙句の果てには、コンパウンドが固まったまま放置。。。

目標はコレ!
水の膜が張った状態のボンネットです。
完璧な鏡面になればコレに限りなく近づく。

洗車後の塗装の状態がコレ

完成状態がコレ

みがきの作業中に気付いたのですが
リアウィングがガタガタする。
確認してみると・・・
無い!
固定用金具が欠損。

最終の仕上げ作業中に
リアドアのポケット 見っけ!!!

これでOK!

ピンストライプのフチにもワックスがこびりついています。
この様なところは竹の割り箸を削った小道具で

力を入れず、優しく削り落としてゆく。

窓のフチを飾るモールとの隙間にも
ワックスが・・・

幅があるので、柔らかい布を巻いて落してゆきます。

取り外したウオッシャーノズルも磨いて

後はナンバープレートを付ければ完成!!
費やした時間は3日間です。

いい感じのメーターでしょ (^^

アアッ~~~ 懐かしい!!
実は 私 かつてこのVOLVO740に乗っていたことがあるのです (^^)
そう! 私が始めて所有した輸入車がボルボでした。

VOLVO 940 CLASSIC TURBO ESTATE
決して速くも無ければ、最高の乗り心地のクルマではないが
ゆったりとした走りは、判る方にだけ楽しめる世界です。
味のあるクルマですぞ~
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