誠意など微塵も感じられない!
極上車 程度良好 などという言葉に騙されてはならない!
中古車を選ぶ時には、信じられるのはご自身だけです。
そうでなれば、本当に信頼できる長い付き合いを経たショップ
もしくは、適切なアドバイスをくれる同型車両に乗っている仲間です。
今回ご紹介する車両は10年来の友人が買った車です。
まず、中古車屋でクルマを見る際
外装のコンディションを見てください。 (言われなくても見るでしょうが・・・)
この時、エンブレムの周囲だけ見ても
そのクルマの扱われ方が見て取れます。

次に見るのが
トランクの水切りゴムの周囲
ドアヒンジの周囲です。
放置状態であったことが判る1枚でしょ~
販売店もロクに水洗いすらしていない!!
私ならば、この時点でこの店の販売姿勢を疑う。

スペアタイヤは、錆と蜘蛛の巣だらけ・・・・・

W126お決まりのドア内張りの浮きを直そうとすると
スイッチのハウジングのツメが折れていた。
それだけならば許せるが
ブチルゴムで貼り付けられている。

カーテシランプも同じ
こうなると、全てが疑わしくなる!!
全く 信頼おけないクルマに見えてくる。
そして、このオーナーさんも
二度とこの販売店には足を運ばない事になった。

そして、最も酷いのはココ。
助手席のAピラーの上部からの水漏れ!!

先に一度納車された際に
この不具合を発見し
フロントガラスの脱着作業による修理を指示したにもかかわらず
修理完了後納車された車の内張りがキチンと入っていなかったので
取り外してみると、この状態。。。。。
ナンデ!?
バイザーの裏側辺りに砂が???
出鱈目な作業にも程ある。

これが運転席側の本来の状態。

助手席側は、シーリング剤で誤魔化し!!

ガラスのフィルムアンテナが貼り付けられていれば脱着も面倒だろうが
あまりも誠意の無さに唖然!!!
オーナー様と顔を見合わせ 無言となった。

フロントのゴムシールを外してみると
出るわ出るは、砂とホコリ
完全に指示を無視している。

お決まりのバッテリー下の
葉っぱを取り除こうとウォッシャータンクとバッテリーを取り外すと・・・

ウァチャ~~~~~~~~~~~~~!!
バッテリートレイ お陀仏です。

さて、その下は
葉っぱは既に腐り 腐葉土と化している。

水洗いすると・・・
何じゃコレ!!
フロントスタビリンクを押さえているボルト周囲まで 錆 サビ さび!!!!!
オーナーさん 寂しげに 「サビ止めで、何とかなりますかね~?」

外したウォッシャータンクの洗浄。

どんなウッシャー液を入れていたのか?
バスクリンでも入れていたのか、、、

フロート式センサーもよくよく洗浄して

中古車を選ぶ時は慎重に!
1つダメだと思ったら、そのクルマはやめるべきです。
一事が万事です。
そして、販売店の姿勢をよく観察すること
「後で直しておきます。」
「納車までには修理します。」
この言葉を鵜呑みにすると、不幸が来ます。
本気で販売しようとしている車ならば
店頭に並べるときには完全な姿であるはず。
お客が来て
値段交渉が成立して
契約成立。
ここで販売店の販売熱は下がってしまう。
それまでの売ろうと言う 熱 は下がるのです。
買ったお客は
納車まで 熱い熱を持っている。
一度決まった価格から
利益を如何に確保するか・・・
だから、手抜きが行われる。
店頭に並んだ車が
十分な状態ならば買っても良いが
もしも、不十分な状態ならば
現状販売で安く買い叩き
自分で修理したほうが得策となる場合もあり得る。




本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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