クラックも味
83年式 クラシックホワイトの塗装の状態です。
細かなクラックが入っています。

研いて このクラックが取れるかと言うと
答えは No です。
オーナー様もご納得の上で作業を進めてゆきます。
研いた左側 遠目で見ればクラックは見えません。

入庫時 このクルマがみすぼらしく見えてしまう原因は水垢だと判っていたから

古い車では、常に完璧な仕上がりを求めることは出来ない。
しかし、バランスを求めれば
オーナー様にご納得いただけれる仕上がりとなります。

クラックの入った塗装
オリジナルの塗装の証拠だから、それも味とご納得いただけるオーナー様であれば・・・

ゴム部分にご注目ください。
26年経過したゴムに見えるでしょうか?

通常だと白くなり始めているはずのゴム類を
このコンディションで維持できているのは
モリスWAXのお陰だとオーナーさんは喜んでいただけております。
今回の入庫の際に
オーナー様からのご依頼で
メッキタイプのインテークカバーに交換。
こんなことだけですが、車の雰囲気は大きく変わります。

私ども みがき屋 がお手伝いできるのは
入庫した車のコンディションを引き上げることだけです。
その車に合った手法を用いて・・・
その後、そのコンディションを維持していただくのはオーナー様です。

洗車やみがきには、こうでなければならない。
その様な全てにパーフェクトな方法は無いと思っています。
車の保管環境や使用状況 そして 洗車の方法により
異なる状況が生まれます。
もっと厳密になれば、洗車時に使っている水。
その水質の違いでさえ、大きな差となるなる。
それを踏まえた上で
出来る限りのアドバイスをさせていただきます。
このW123 230E
塗り替えてしまえば、素晴らしい車に変身しますが
オリジナルの塗装に拘れば・・・
到底、そんな乱暴なことは出来ない。
それが、オーナー様と私の出した結論でした。




本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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