最高の塗装
本来ならば漆黒のような黒であるはずの塗装が白濁している。
白濁の原因は、ヘアースクラッチ。

右半分だけを磨くと・・・
細かいすり傷だけでココまで色が変化する現実を見せ付けてくれる。

接写してみると
キズだらけの鏡のようである。

これを段階的に磨き込んでゆくと
本当の鏡面に近づいてゆく。

センチュリー この車の塗装は完全に別格である。
他のトヨタ車(レクサスを含め)の中でも飛びぬけた塗装技術が使われているのであろう。
限界近くまで押さえ込まれたユズ肌。
そのお陰で、写り込みは他のどんな車も比較にならないレベルにある。

しかし、今回の磨きはオーナー様のご要望を叶え切れなかった。
ヘアースクラッチのほぼ完全な除去を望まれていたことを打ち合わせの段階で私が認識していなかった為
入庫時より格段に状況は改善されたが
100%のご要望を満たしていなかった為、再度入庫の上作業することとなりました。
打ち合わせ段階での大きなミスでした。
何処まで磨き込むか、そして、何処まで細部に拘るか
この2点だけに的を絞りご要望頂ければ、オーナー様のご希望を現実化することは夢ではありません。
しかし、そこに費用の話が絡んでくるから話が難しくなる。
現実と理想のギャップをいかにして近づけるか・・・
近日中に照明を追加することでその問題の解決の糸口が見つかれば良いのだが
メタルハイド系、それとも、高圧ナトリウム、水銀灯、LED
どれが最も適しているのか? そこから探り始めなければ!!
余談ですが、センチュリーの後ろに写っているのは
心霊写真の首ではなく
ピットの整理のために駆り出されたマーちゃんですのでご安心ください。 (^^)

本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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