2.3から2.6へNo,7
お客様のお車の入庫の合間の時間を使いながらボチボチと仕上げてきた190E
何とかここまで仕上がってきました。

入庫当時の写真と比較してみると
その差は歴然としていますが
過去に受けた酷い扱いはどうにもならない・・・

作業を行っていると
あまりにも酷い扱いに、この先どれほどの時間を掛ければまともな外装となるやら、、、
気が滅入りそうになることもしばしば

このサッコプレートのラインを出すだけでも2時間掛かりでした。
それを無駄な時間と捕らえるか?
はたまた、最高の練習と捕らえるか?
最悪の状況に近づいていた190E 2.6が何とか復活しようとしてくると
作業にも気合が入ります。

ドアを開けた途端 滅入りそうになっていた汚れもかなり落ちて (^^

ココからは気楽なものです。
いつものようにコーティングのテスト!!
今回テストに用いるコーティング剤は
・キングベール (車両右半分)
・マキシムコート (車両前方の左半分)
・テフロンポリマー (車両後方の左半分)
どれぐらいの撥水性の違いを示し
どれぐらいの持続力があるか?
1年間の時間とともにお伝えして行きますね!

おそらくこのマスキングテープが張られている箇所は
数ヶ月で水垢の付着が生じるでしょう。

今回、ココまで作業を進めた結果
この190Eもガラス系コーティングを施工されたであろうと思われる。
そこで、トランクパネルをかなりの深さまで切り込んでみたのだが・・・
本来の塗装の切れ味が生じない???
塗装の上にコーティング剤が乗っているのならば
一定量の切込みを行うと
本来の塗装独特の感触がバフとポリッシャーを通して感じられるのだが
このクルマでは、その感触がない。
そのため、思うような仕上がりが得られない!!
改めて考えてみると
有機溶剤を多量に含んだ (もしくは揮発性の遅い有機溶剤を含む) コーティング剤を
塗装に塗布したら?
塗装を溶かしながら一体化し皮膜形成するのではないかと言う疑問に囚われた。
もしも、この考察が真理ならば
一度でも有機溶剤を含んだコーティング剤を施工すると
本来の塗装は二度と得られないのではないか?
資金力が豊富ならば
その辺りを試験機関に持ち込んで検査してみたいところだが
その様な余裕は当店には無いことが残念。。。

このクルマに施工した3種類の撥水の状態は
後日、動画にてお伝えします。
190E 2.6 残す汚れは
ヘッドライトとテールレンズ周辺です。

本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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