アルマンダイの190E
珍しいアルマインダインレッド( almandine red metallic : 512)の190E 2.5-16
入庫時の状態がしたの写真。
一般的な方であれば十分に満足できるレベルです。

研いて、磨くとこの様に
このままでは、「どれだけ変わったか分からん!!」と言われそうなので (^^

いつものようにサンルーフの周囲をご覧頂くことに
コチラが入庫時。

この2.5-16も、何かコーティングをされていたので
出るわ、出るわ、研きカス!!
厚塗りの化粧を落として
そこからが磨きの始まりです。

今回は、超微粒子の切れないコンパウンドで時間を掛けてゆっくりと削ってゆく。
何故かって?
過去に洗いみがきを受けた形跡が見受けられ
その様な場合、均一に研き込まれていないケースが多いからです。
不均一な研きの場合、当然残っている塗装の厚みに差が出ている。
(メタリックの場合は、クリア層の厚みはある程度まで目で確認できます)
そのため、不用意には研けなくなります。

じわりと磨きながら得られる平滑性は素晴らしい艶を見せてくれます。
急ぎ仕事の艶とは断然異なるものです。

この2.5-16のオーナーさんは、そんな仕事のご理解を頂け
十分なご予算を組んでいただけましたので
本来ならば外したくない部分も取り外して磨きます。
このリアスポイラーも取り外してみると・・・

隙間には、砂とホコリが蓄積? されています。
この溜まった砂やホコリが何故ダメなのか?
洗車の度に、水が隙間に入り
その結果、水とともに砂もある程度は流れ出る。
砂やホコリを含んだ水は、拭き取りの際に
塗装面を傷つける。

このまま擦ったら?
当然、塗装はキズだらけですわ~
でも、水に含まれた砂には気付かない場合が多い。

取り外すことで、パーツ同士の境目 フチも完全な仕上げが可能となります。

磨いている最中、穴はマスキングテープで塞いでおきます。

そのマスキングテープを取ると・・・
磨いていない面と磨いた面との差は歴然!!
当然ですが、マスキングテープを張っていれば磨けません。
でも、下手なみがき屋ではマスキングテープを張り過ぎて
パネルのフチ、隙間にコンパウンドが入り込むことを恐れ
フチが磨けていない場合も目にします。
楽をすれば、その分仕上がりは落ちるのは当然です。

マスキングは、必要にして最小限。
これが理想です。

時間を掛けてゆっくりと磨き上げたアルマンダインレッド
いい感じで 艶と光沢が (^^
実は、私の都合で納車が1日伸びてしまい
夜間、立体駐車場に移動させる際に
信号待ちで、どうやらクルマ好きの男性が注目!!
歩行者用信号が青なのに、注視されてしまいました(^^
降りて、磨き上げた190E 2.5-16
街灯の光を受けて
怪しい程に、魅力的な色を放っていました。
白、黒、シルバーばかりのクルマが多い中
色味の楽しみを感じずには居られないひと時です。

塗装を磨いた後は、こんなところのケアーも忘れずに

引き締まり方が違ってきます。

6日間の作業を終える頃には
作業をしているクルマに愛着が出てくる。
思わず、 「イイでしょ~」 と自慢したくなる。
そんな仕事をさせていただけることに感謝ですね。

ちなみに、このクルマのコーティングは KING VEIL です。
その撥水力はご覧の通り!!

キングベール 値段の張るコーティングですが
屋内保管で使用環境の良いお車ならば
後々のメンテナンスを含めると一概に高いコーティングではないと感じていただけるはずです。

雨の夜に
アルマンダインの190Eを見かけて
そ撥水性が素晴らしければ
きっと、この190E 2.5-16でしょう。

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