300SL 徹底仕上げ!! No,6
トランクマット 汚れ放題の状態。

あるべき備品は揃っているが
埃まみれです。

フロアカーペットの下にも砂と埃。

マットの上に放置されていた輪ゴム。
マットに張り付いています。
余談ですが、輪ゴムは移行性という性質があるので
車内に置いておくのは止めたほうが無難です。
気が付いたときには、プラスティックと一体化していたり
マットに張り付いていたりします。
プラスティック消しゴムがデスクのプラスティックのトレーと一体化していた経験ありませんか?
それと同じ性質です。

シートの縫い目の溝には、ホコリがビッシリ・・・
まともな掃除がされていない証拠。

R107SLでは、シートを前に倒して掃除をしないと
この部分(シートの後端)が見えない。

まずは掃除機を掛けて
もちろん、ブロアー&ブラッシング!!

トランクの中も (^^

丁寧な作業の時には、スペアタイヤも取り出して作業します。

リアシートのセンター部分です。
どれほど汚れているか?
心臓の弱い方は、この先の写真は見ないでくださいね!!

洗剤をスプレーしてブラッシング。
そして、タオルで拭き取ると
ぎゃぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~

もう一度、スプレー&ブラッシング
そして、拭き取り
うぁちゃゃゃゃーーーーーーーー!!
この汚れ方、コレまで最強の汚れかも!!!!!

同じ事を繰り返すこと4回
一向に汚れが薄くなる気配がない。。。

8回目にしてようやく汚れが転写されなくなった (^^

リアシートの座面

左が作業後
右が作業前
写真では判りづらいのですが、実物を見ればそのテカリは一目瞭然!!
※だから、写真だけを見るとクルマはキレイに見えてしまう。

うひょ~~~~~~
ヘッドレスト も バッチイ~!!
コレじゃ 頭を持たれかけさせる気にもならない。。。。。

バイザーもヤニだらけ

ライトスイッチは、取り外して隅々まで磨いて

人が触れるところは、皮脂でコッテリ。

溝1本まで磨いて
そうすれば、本来の姿に近づいてゆく。

エアコンの噴出し口も 汚れ放題。
人が触ったところだけがホコリが付いていない状態でしょ

メーターもホコリまみれ

求めるのは本来の姿。
艶消しの独特の風合いなのです。

ハンドルも汚い!!
このハンドルを握った手で、おにぎりやポテト 食べられますか?
私 無理です。
※車内での飲食は出来るだけしないほうが良いですが、、、、、

運転席のシートの光沢と助手席のそれを比べてみてください。

このSLでは、マットを抜き取ると
ほとんど布の生地はないのですが
全く無いわけではないのでリンサーを持ち出して

ゲッ!!!
スゴイ汚れ方!
ココも2度3度同じ作業の繰り返し。

汚れたガラスはクルマの雰囲気を台無しにするので
グラニタイツのオートグロスシリーズのAG G-5 ハードサーフェイスクリーナーを使って

ガラスにG-5を吹き付けて
台所用のネット付きスポンジでゴシゴシ。
この作業で少々の糊跡やこびりついた汚れも取れます。
普段の窓のお手入れの際は、マイクロファイバークロスが最適ですが
それでは落せない汚れもありますので
こんな方法を使ってます。

サイドウインドのフチの汚れ
窓を下げた際に気になるところなので
そんな部分も要チェックです。

いかがでしょうか?
おそらくは前オーナー様が艶出しを使い
汚れては、艶出し。
ただ光沢だけを求め 艶出し剤を使いすぎた車内のように見受けられました。
艶出し剤を使い前に、まずは掃除を!
どんなに化粧栄えする女性よりも
素肌美人には、勝るもの無しでしょ~ (^^/

本来の風合いを取り戻した 300SL です。

ご紹介した作業はほんの一部
徹底して磨くとなると時間を要します。
内装だけで4日間の作業でした。

本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

スポンサーサイト
Comment
コメントの投稿
Trackback
http://gradeup.blog39.fc2.com/tb.php/400-f07d8714