私の求めるキレイなクルマ創り No,1
まず初めに
キレイなクルマとは何ぞや?
人によってはその意見は様々であるべきだと考えます。
三者三様、十人十色
しかし、そんな中でも否定されるべきではない姿は
工場出荷時の姿ではないか・・・
傷も無く
水垢も付いていない
そんなクルマをキレイでは無いと否定されてしまうと
ここからが話が進まなくなるので
如何にして、本来あった工場出荷時の姿に
愛車を戻してゆくかと言うお話となります。

このエンブレム
実際は写真で見るよりも
現実に見たほうが汚れて見えます。

≪エンブレムの剥がし方≫
釣り用を テグス(ナイロン糸)でボディーとエンブレムの間に通し
テグスでエンブレムの両面テープを切るようにして行くと
ボディーに傷を付けることなく エンブレムは剥がせます。
残るのは、両面テープと砂と埃、そして、周囲の水垢。
※砂や埃が隙間に入っているため、塗装を無傷で取り外すことは不可能に近いので、みがく事を前提に作業を!

水洗いして
両面テープの糊の除去作業です。
どんなに時間を要しても
手荒な作業は禁物!!
有機溶剤と布でジワジワと剥がしてゆきます。

本来の姿に近づけるためには
こんな所も重要です。

そして、全てのフチには水垢が・・・

ワイパーアームの付け根

ウォッシャーノズルの周囲

ボンネットのエンブレムの周囲も

レンズ類も曇ってきています。
※このフォグランプは特別汚れています。

バンパーのメッキとその繋ぎ目にも汚れが・・・

ナンバープレートのステーも本来の姿からかけ離れた姿となっている。

手の入らない場所
しかし、どうしても見えてしまう部分は
そのパーツを取り外して作業するしかない。

パーツを取り外すと
当然、ネジ類が出てくる。
絶対になくすことは出来ないので
パーツごとに分けて一旦は片付けておきます。

本当に丁寧な作業を行うと
時間は瞬く間に過ぎて行きます。
ここに挙げる作業は当店の価格表に示すそれとは異なるメニューで行われています。
何故価格表には、そのメニューが無いのか?
と問い合わせを受けることがありますが
ここは大人の世界。
吊るしのスーツとオーダーメイドのスーツの着心地の違いが判る方だけの世界です。
コーティング屋とは、次元の違う
時間ばかりが必要な みがき です。
お預かりしたお車のコンディションに合わせ
オーナー様の望むレベルにまでそのコンディションを引き上げてゆく
1台に、3日・4日の時間を要することは当然のこととなる作業です。
ご理解のほど 宜しくお願いいたします。

本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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