タッチアップペイントによる補修 塗り方
車は屋外を走るもの。
だから思いもかけないところで飛び石の洗礼を受けたり
駐車中に心無い隣の車のドアに当てられたり・・・
塗装するほどではないが
錆ることが気になったり、目立つ場所だったり
でもそんな時、タッチアップペンを使った経験があると思うのです。
しかし、タッチアップペンをどうにも上手く使えない・・・
仕上がりが納得できない。。。
そんなお話をよく聞きますので
どうすれば より上手くタッチアップペンを使いこなせるか!!
今回は左リアドアを軽く擦ってしまった例です。

まず初めに
この傷を見た時
全てをタッチアップしようとは思わないことです。

擦った。
すなわち、何らかの相手と接触しているから
相手の塗料や素材も塗装に付着しているから
その判別の為に、コンパウンドで磨く。
付着した塗料ならば落とせます。

すると、何処が本当に傷ついているのか?
コンパウンド消せる傷なのか?
相手の塗料だったのかの判別が出来ます。
このドアの場合、本当にタッチアップすべき所はココで残った傷だけ

市販されているタッチアップペンです。
カラーナンバーだけは合わせてね!!

そのタッチアップペンを傷に添わすと 太い!!
これでは傷だけではなく周囲に塗料が付きすぎるので・・・

細い傷は、爪楊枝の先端で塗るのではなく、色を置いて行く 色を挿すようにしてゆく。
そのようにすれば垂れないし
気泡が入ることもなくなります。

塗料が欠けている所では凹みが感じられるでしょうが
そのような場所では、3~4日おいて乾燥後に重ね塗りを繰り返して
少し盛り上がる状態までタッチアップを繰り返します。

タッチアップでの失敗例は
・塗料の垂れ
・凸凹感
・気泡が生じる
この様なことだと思います。
そこで・・・

タッチアップペンと同じメーカーのうすめ液を買っておきます。
完全乾燥したら、
毛の立たないキッチンペーパーに少量・・・

これを優しく凸部分に擦りあて
重ね塗りで膨らみすぎた塗料を溶かし落としします。
凸凹感が無くなって来ます。

3~5m離れて見て
不具合がなければOK!!
成功です (^^
万一、どうしても気に入らなければ
うすめ液で溶かし取って
再チャレンジです。

マスキングテープを使用するタッチアップの方法もありますが
テープを使うと必ず段差が出る。
すなわち、見た目が納得できないものとなる。
なだらかな凹凸ならば
少し離れれば見えなくなります。
タッチアップ 簡易修理と割り切れば
ご自身が納得できれば成功です!
完全を期するならば
それはプロに任せるのが近道です。
タッチアップに関する話題は
タッチアップのヒント
タッチアップの仕方

本物のみがき と ポリマー加工 車内清掃

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