コーティング3種類の使い分け
現在、Grade-UPでは3種類のコーティングをご用意いたしております。
・テフロンポリマーコート
・マキシムコート
・キングベール
それぞれ特徴的で長所短所がありますので
ご自身のお車の使用・保管状態、そして洗車状況を考えてご選択いただくことが肝要です。
洗車をこまめに行われる方ならばテフロンポリマーコートが一番お勧めです。
それは洗車 クルマを綺麗にしているつもりですが洗車を繰り返すたびヘアーライン・へースクラッチと言う
細かな傷が入ってしまいます。
屋外で使用する車ですから、砂や埃が付着してまたはガラスとボディーの間やウェザーストリップの隙間に入り込んでいます。
いくら丁寧に水を掛けても取りきれない砂や埃があります。
そのような状態でどんなに柔らかい素材(スポンジ・)を使い泡立ちの良いシャンプーを使っても
ボディーを擦ることで生じるスクラッチからは逃れられません。
この様にコマ目に洗車することで付いてしまう傷は、光沢と発色を損ねます。
1~3年を経過した時には、その症状が目立つようになります。
そうなると研磨により艶と光沢を復元せざるを得ないのです。
そんなお使い方のお車の場合、高価なコーティングよりも
撥水性のあるテフロンポリマーがお勧めとなります。
普段は時間が無くて洗車する時間の無い方や洗車不精の方は
先に述べたヘアースクラッチはあまり入りません。
しかし、何もせずそのまま乗り続けると水垢が付着し
まるで移動手段としての道具と成り果て、みすぼらしい状態となります。
砂や埃をかぶっただけならば、その汚れはさほど塗装へ悪影響を与えるものではありません。
そこに水分を含むようになると、酸性もしくはアルカリ性のどちらかに傾くことが多いため
塗装にダメージを与えます。
そして、塗装面の上で水滴がゆっくりと乾燥する際、徐々に凝縮されイオンデポジットが生じる。
ならば、イオンデポジットの原因となる水滴を生じさせない(撥水させずに水を流す)ようにすれば
雨上がり後の汚れの付着は最小限となる。
この撥水させるのではなく水滴を洗い流す滑水性能という発想の元に作られていますのがマキシムコートです。
マキシムコートは、ペイントシーラントに類するテフロンポリマーと異なる点は、滑水性能だけではなく、
基材の定着にバインダー(接着剤とお考え頂ければよいかと思います)を使っていない点があります。
バインダーを使い定着させている場合、基材そのものの劣化よりもバインダーの劣化が早いため
屋内保管の場合でも3~5年でその性能が失われます。
屋外保管の場合は、雨風・紫外線に晒されその劣化はさらに早まりますので
持続性の観点からもマキシムコートに優位性があります。
すなわち、コーティングの間隔を伸ばせることで十分にテフロンポリマーのコストに対抗できるコーティングです。
最後にキングベールですが
このコーティングはVOC(揮発性有機化合物)を一切含まないエコロジーで
かつ、撥水性能及び定着性の安定は抜群のコーティングです。
従来のガラス系コーティング剤の中にはVOCを多量に含むため、
コーティング後の乾燥過程で塗装とコーティングが一体化してしまい
その境が判らなくなるものがありました。
(磨き 研磨行程で最も厄介な症状です)
撥水性能が強いため屋外保管の車両においてはイオンデポジットを生じやすくなる傾向にありますので
屋内保管のお車、特に雨の日は乗らないと言うようなコレクターカーにはお勧めです。
再施工の目安は3~5年としてご案内させていただいています。
※ココまでのご説明の中で施工サイクルは、丁寧な洗車を行い、スクラッチによる光沢低下や傷がないものしています。
現在のお車の扱い方を振り返っていただきました上で
上手にコーティングを選択すれば
現在の艶と輝きを今後も維持し続けることが可能です。
これら考え合わせた上でご相談戴ければ幸いです。
[高画質で再生]
テフロンポリマー・マキシムコート・キングベールの比較 [WIKI]
コチラでもご覧頂けます。
ご相談は下記メールフォーム
または、090-2621-0377 (10:00~18:00)までお気軽に (^^

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