ご利用は計画的に No,2
洗車、ネンド掛けを終わらせたらマスキング
マスキングはクルマをみがく際に、バフが当たっては困る部分に施すものと
凸部を一時的に覆いバフのあたりをコントロールするために施すものがあります。
ドアノブの上のプレスライン、この上をみがこうとすると
どうしてもプレスラインにバフが当たるので一時的にプレスラインを覆っている状態です。

しかし、ド下手がみがくと (ハッキリ言っちゃいました~)
この通り、いとも簡単に下地がコンニチハする。
このオーナーさんがクルマを購入した店がみがいたものか?
はたまた、ガラスコーティングを施したショップが磨いたものか?
どちらにせよ、レベルが低すぎの仕上がりです。
ここまで書いたついでに・・・
新車・中古車ともに販売店でコーティングやみがきをしてもらうのはお辞めになったほうがよろしい。
社内作業を行っている場合は、作業環境・作業レベルとも低い!
外注に出して作業させている場合は、
貴方が支払った金額30%以上が販売店の利益として抜かれ
サービスでコーティングをします などと言っている店ではさらにみがき業者を泣かせ
そんな価格で作業をする側は、値段を叩かれて作業をしているので熱意も無ければ、真剣さも無い。
オーナーである貴方の要望のどれほどが叶えられるかをご想像していただけるはずです。
よろず タダほど高くつくものは無い。

水洗い後のボンネット

研磨後のボンネット

写真と言うものは、クルマをキレイに見せてしまう。

作業後はコチラ。
どれほどの違いが見て取れるか?
ただし、実際に作業前の車と比較すると雲泥の差です。
これは、経験した方にしか判らないことですが・・・

みがきは、段階的に行わなければならない。
ある程度荒れた塗装やよろしくないコーティング剤が塗装に乗っている場合
粗めの粒子のコンパウンドとウール系のバフ(このバフはサテライトバフ)を使い
塗装面をカンナで削るようにして研き
平らにする必要があります。
刃こぼれを起こしている包丁は、粗砥ぎを行うのと同じです。

ウレタンバフでみがき込む。
もちろん、コンパウンドの粒子は細かいものを使います。

最後は極超微粒子のコンパウンドに柔らかいウレタンバフ。
ポリッシャーもダブルアクション。

クルマは、塗装面をキレイにしただけでは美しくはならない。
バランス感覚を必要とされる。
このバンパーのメッキの汚れでは、バランスが取れない。

これなら如何でしょうか?

リアのスリーポインテッドの周囲も滲んでいます。
本当は、外してしまえばよいのですが
脱着に手間が掛かりすぎるのがワゴンの特徴です。

取り外したエアーインテークカバー

小物も洗って

この戸袋ではガッカリしますので

洗ってキレイに

先の頁でお見せした汚れのラインも磨いて落としてしまえばスッキリ!!

この仕上げは、オーナー様の同意を得た上で
私の感性で仕上げています。
完璧な仕上がりとは言えない。
しかし、並以上のコンディションまで引き上げて・・・

パーフェクトを求めると
とてつもない時間を必要とする車もあります。
そんな時には、まずやるべきことを行い。
細かな部分は2度目、3度目の入庫の際の仕上げて行く事も可能です。
上手く 計画を立てれば 入庫のたびに オーナー様の求める姿に近づいてゆきます。


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