機能を生かしたままのメーターLED化 (ベンツ)
久しぶりのLED関連のお話しです。
何台かLED化されたメーターを拝見する中で、あまりにもお粗末なものが多いので
今回は、ギリギリまでネタをバラします。
これで判らない方は、自作はお辞めになったほうが良い。
自称プロを名乗って、本来の機能を殺し(照度調整)
配光バランスも何も考えずにたたLEDを入れただけの作業を行っている業者さん 参考にしなさい!
絶対にメーターナセルに穴を開けたり、直接照明になるようなLED配置を行うと
本来あった配光は絶対に得られないですぞ~~~ ← ココが重要です (^^/
今回も丁寧に梱包されて送られてきたメーターです。
こんなところにオーナー様のクルマへの愛着が感じられます。

まずは、外観のチェックです。

そして、変化をご報告するための点灯試験。
リード線つきのソケットを使い、回路に電源を入れてみると・・・

1/8秒シャッター
暗すぎですね~~~

1/4秒シャッター
まだ暗すぎですね~~~

1/2秒シャッター
ようやく夜間走行状態のメーターらしくなる (^^)

1秒シャッター
これなら十分視認性を確保できる。
しかし、夜間走行中にメーターをじっと見て、瞳孔が開くのを待っていては
どこかに突っ込んでしまう。。。

この4枚の写真を見てどう思いますか?
写真は、いくらでも誤魔化せると思いませんか~
変化させたのはシャッタースピードだけですが
見え方が全く異なる。
デジカメだと加工容易になので、写真に騙されないように・・・
昔から、写真写りのいい女は、会って見ると そんな経験と同じかも (^^
メーターを上から見て

コレ 取り外します。

導光板が電球の熱の影響で多少歪んでいます。

導光板を切り落とします。
断面はザラザラです。

光を通しやすいように、徹底して磨く。

あとは上手くLEDを組み込めば
本来の導光板の性能を100%生かしながら
先の写真のソケットを生かしているので
調光機能もそのまま使える加工が可能です。
色は、オーナー様のご希望の色で加工可能。

この加工方法を私に伝授してくれたのは、W126仲間の メグロ氏 です。
下手なプロより、熱心なアマチュアの方が遥かに優れた考え方と技術を持つ一例です。
なお、メーターのみの持込の際は、メータの動作チェックが出来ないため
点灯試験のみとなり、動作補償はいたしかねます事 ご了解下さい。
ベンツ メーター照明のLED化

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