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500E漬けの日々 No,8

 


シートの汚れが ドアを開けた途端に見えると ガッカリですよね~

今回は本革シートのクリーニング

DIYでの参考となるように書いて見ます (^^




しかし、DIYは全て作業者の責任です。

ここに書いてある事が全てではない事を十分念頭に置いた上で

ご参考にしていただければ幸いです。



シートの汚れの多くは

乗り手の皮脂や衣服に付着していた汚れが付いたものと

食べ物や飲み物をこぼした汚れです。

これらの多くは薄い中性洗剤とブラッシングで浮かせる事が出来ます。

※薄い中性洗剤 薄すぎるぐらいまで希釈して、薄すぎたら濃くすれば良いのです。




まずはスプレーボトルに薄い中性洗剤を入れシートとにスプレーします。

ここで放置は禁物!!

間髪置かずにブラッシングで洗剤を塗り広げる事!



チョッとでも気を抜くと

洗剤の垂れた跡が残る可能性があるからです。


(こんな作業中に電話が鳴っても無視です。失礼ながら私は作業優先させていただいております)




P1030008-618.jpg


ブラッシングはフェイスブラシのような柔らかい毛先のブラシを使い

方向を変えながらブラッシングしたり

軽く叩くようにして汚れを浮かせます。


P1030012-618.jpg



そしてきれいなタオルへ汚れを転写します。




次は、洗剤成分が残らないように水をスプレーして同じ事を繰り返す。

汚れが転写されなくなるまで・・・



P1030013-618.jpg


水分を含んだ状態では本当の艶の状態は判らないのですが

このまま暫らく置いて乾燥してくると

キズは残っても、汚れのない本来の姿に近づいた事が実感できると思います。


P1030016-618.jpg


無闇やたらに力を入れると革は傷みます。

優しく 優しく  丁寧に




汚れを少しずつ剥がすつもりで同じ作業を繰り返す。

すると、タオルに汚れが写らなくなりますので

そこまで来れば OK (^^/


P1030020-618.jpg



右側の座面がクリーニング後です。


P1030027-618.jpg


最後の仕上げは保護用クリームを塗って・・・



いいえ それは全く持って無用だと私は考えています。

塗装された革にクリームは無用だと思うのです。



保護用クリームが栄養分となりカビの発生源となったり

クリーム自体が汚れを吸着し易いからです。



洗浄後、どうにも白ボケてしまう古いシートの場合のみ

クリームを塗ることがありますが

その際は、この上なくベタベタにして1~2日放置して

その後、余分なクリームを取り除くべく

クリーニング作業を行います。




同じ本革でも生地の違いにより行うべき事が違ったり

行ってはならない事もあります。

このことを知るのは経験のみです。



DIY 全てはご自身の責任において行ってください。

くれぐれも ダメージ イット ユアーセルフ とならないように

まずは見えないところでテストしてから (^^/











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田村 隆司

Author:田村 隆司
東京の江戸川区にある
車みがきのプロショップ 
Grade-UPの店主の
作業とドライブと諸々の
日記で御座います。

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