必要な事 無用な事 そして・・・

上の写真は作業後です。
ほんの少し、当然行う事べきことを行なう。

大まかな作業をしたら、フチに拘れば良いだけ。

注視してなくとも、視界に入り、意識していなくとも
汚れを感じ取るのが人間の本能です。

やっつけ仕事の後始末です。
本来入れるべきクリップの変わりに
ブチルゴムが・・・

安く、安く・・・
その言葉が作業をした板金屋さんの常識と良心を捻じ曲げ
見た目の ツジツマ合わせ の作業を
それが取り返しのつかない ダメージになっていることもある。

手抜き塗装は こんなところにも
私の出来る限界はココまでです。
ろくな足付けをしていない塗装は
割れて 剥がれ落ちるだけ

クロームメッキは、その素材が錆びてさえいなければ
本来の光沢に戻す事は 然程難しい事ではない。
周囲のゴムもキチントした手法を使えば
シミやクスミも取り除ける。

設計者が望んだコントラストはこれであったはず・・・
そんな思いを楽しみながら

洗い 乾燥 汚れが落ちるまで繰り返し
プラスティック本来の艶消し状態を求める
テラテラの ドギツイ化粧は無用

塗装の温かみのある色
金属の冷たい光沢
ゴムの艶消し
それがW123のバランス
このルーフサイドのゴムも
この車のバランスを保つ上で重要な要因
新しい車しか扱えない みがき屋には理解不能な作業
材料メーカーの受け売りだけをする 自称 みがき屋におは為りたくはない。

理に叶った方法
道理に合った材料
そして 何より全体のバランスを求めるべきだと・・・

塗装面の テカテカの光沢 偽物の艶 を求める作業したら
そんな 中古車販売店 コーティング屋が作業をしたら
内装もこの様になる。

求めるものは 本来あった姿 であるはず

その事を忘れ
汚れない 汚れにくい コーティング
キズのつかないコーティング
そんなメーカーの言葉に踊らされているこの業界の愚かさ
いかにも塗装に関する知識があるように書き連ね
理に叶わぬ 理屈を公開しているページを見かけると情けなくなる。
クルマ 普通の車は 屋外で使用されるもの
雨に打たれ 風に舞うホコリを受け
洗車のたびに 細かなキズが付き
狭い道で 草や木の枝が 細かな線キズを付け
出かけた先の駐車場では 無慈悲な隣の車のドアヒットの洗礼にも
3年、5年 持続するコーティングにどれほどの意味があるのか?
汚れたら洗う 当然の事。
光沢が無くなれば みがく(研く)のも当然の事。
使用するコーティング剤や洗浄剤は 本質ではなく
いかに美しい車を作り 維持することが出来るか
それが本当の愛車へのいたわりだと
そして
その車のコンディションを維持する事が 本当のオーナーの喜びだと

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