500SEから560SELへ No,3
昨日W126仲間から電話があり
「このパールブルーって程度いいの?」
こんな質問を頂いてしまった。
私の表現がよろしくない部分があるようなので
ここでハッキリと申し上げます。
極上です!!
全く塗り替え無しのW126なんて
そんじょそこらには転がっていません。
ヤフーオークションに出されている
言葉だけの「極上車」とは比べ物にならない逸品です。
しかし、それはベースとして・・・
素材がよければ更に手を掛けて本物にしたくなる (^^
その為に、1点1点を見直して行く作業が必要となる。
どんなに鮮度の良い魚でも
料理の仕方によって・・・ でしょ (^^)
例えばこんな部分。
ワイパーアームの付け根のゴムさえも生きている。
通常のW126ならば、このゴムはカチカチ。
割れていてもおかしくない。
完全な屋内保管だからこそこの状態が保持されている。
ウォッシャータンクも取り外して
タンクの底には汚れがこびり付いている。
当然バラして洗う。
ウォッシャー液のレベルセンサーです。
時として、水垢や濃すぎるウォッシャー液のために
センサーの不具合を起こしているものも見受けられるので
そのあたりも考慮に入れて洗う。
洗ったら組み付け
バッテリーのトレイのトレイの下は
お決まりの葉っぱ!!
放置すると錆びる原因となる。
葉っぱを取り除いて
キレイに洗う。
エンジン本体もホコリが薄っすらと・・・
これも本来の姿に戻して
フェンダーを留めているボルト周囲も汚れていないように。
ボンネット裏も
エンジンルームのクリーニングを行なうメリットは
オイルの漏れている量が判る様になります。
この車両もデスビ・パワステポンプからのオイルの滲みがありましたが
どれぐらいの勢いで漏れているのか・・・?
完全なヤナセ整備の車両だから
恐らくはジワジワと20年掛けて漏れたのではないか・・・
キレイにした事が、今後の対策の目安となるはず。
電動ファンも引き締まって見えますでしょ~ (^^
エンジンルームの洗浄において
艶出しの使用は禁物です!!
絶対に使わない事。
乳化して錆びの原因になるから・・・
そして、三流中古車屋のように
タイヤワックスを吹き付けると、ホコリまみれになる!
ひたすら洗って
乾燥。
そして、水が付いていると見えない汚れが乾燥すると浮き出てくるので
また洗浄。
みがきの行程でコンパウンドが入るので
養生して (^^
この560SEL
前のオーナーさんはたぶん・・・
凄~~~く 大人しい運転をされていたと思うのです。
でっ エンジンが少し重い。
回転が重いのです。
ワコーズのエンジンコンショナーを入れて
エンジン始動!!
ちょいとアクセルを吹かすと・・・
マフラーから出るわ出るわ
ピットが煙だらけ
一時避難です (^^
行なうべき事を行なって
初めて本来の姿に戻る。
時間も費用も掛かりますが
その価値が判る方ならば (^^//
義援金累計額 26,400円
グレードアップのホームページ
スポンサーサイト
Comment
コメントの投稿
Trackback
http://gradeup.blog39.fc2.com/tb.php/716-40d523a1