500SEから560SELへ No,8
ココからは本格的なルームクリーングです。
リアトレイ 普段はあまり気にしてみていない場所ですが
後ろから窓を覗き込んだ時、ガッカリするクルマが多い。
右側が丁寧に掃除機掛けを行なった状態。
これならばガラス越しに見られても、最低限の美しさは醸し出せる。
しかし、掃除機掛けだけでは・・・
最終の仕上げは粘着テープのコロコロ (^^)

ルームクリーニングの初めはこの3種の神器 (^^/

シートのパイルの上に積もったホコリ 嫌いなのです。。。

掃除機掛けが終わったら 拭き掃除です。
樹脂パーツは、洗剤を吹き付けてブラッシングして汚れを浮かせて

キレイなタオルで拭き取り!!

タオルの汚れを転写させるのです。

こんなグリップも大切です。
ちょっとした汚れが付いている。
そして何より中古車であることを忘れてはならない!!
誰が どんな汚れた手で触れているか判らない。
一つ一つを丁寧に 抜かり無く・・・

ダッシュボードだって・・・

このクルマ 560SELは
100人中99人が買った時点で満足できるレベルである事は先に述べておきます。
しかし、汚れを取り去るプロとして
本気の作業を行なえば、汚れを浮かせる事も出来ます。
それが本質を求める姿だと・・・

エアコンのルーバーも

一コマ一コマ 穴を拭いてゆくと
タオルには見事なまでの汚れが。。。

フロントだけではなく、リアの噴出し口だって手抜かり無く・・・
この様に作業を行なうと時間が幾らあっても足りない。
誰にでも出来る作業です。
やった と言う事実ではなく
結果としてキレイになっているかが問われるのです。
乾燥すると白く汚れが浮き上がる事も多い。
もう一度やり直し・・・

シートおよびフロアの洗浄はいつものリンサーを

20年経過しているクルマで
出て来る布地の汚れはこれだけ!
どれほど丁寧扱われていた車かをご理解いただけると思います。

ルームクリーニングは、実に地味な作業をコツコツと積み重ねてゆく事で本質が得られます。
そして、話題が逸れてしまいますが
このところ色んな相談を受ける事が多いのですが
どこに作業を頼むのが良いのか?
本質を求めている自動車関連の会社はあります。
利益を追いかけている会社もあります。(あまりにも立派な店構えで広告でも良く見る)
私も一人のカーキチ(←死語?)の一人として
自分のクルマを任せる時に
費用を優先せざるお得ない場合もありますが
求めているのは本質なのです。
技術屋の技術屋たる部分を求めているのです。
販売店、整備屋、塗装屋、リペア屋、アライメント屋など
私の周りには多くの本物の方が居られる。
そして、その方々はあまり儲けていない。。。
仕事に本質を追うと、儲からないのかも・・・
そして、お伝えしておかなければならない事は
それらのお店は、雑誌広告を打たない!!
そんな費用があれば他に使いたいのです。
雑誌広告を打てば、安いページでも5万円
カラーの見開き気ならば50万以上の広告費が掛かるものもあります。
もしも、このブログの読者が作業依頼先を探すのならば
広告を載せているお店を選びますか?
ただし、大きな資本力をバックしている店は別ですが・・・
私はお辞めなさいと言うでしょう。
義援金累計額 26,400円




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