W114 280CE No,3
いよいよ塗装面のみがきです。
まずはみがきを行うに当たって邪魔になるモノを取り外して行います。
この年式のクルマの多くはバンパーとボディーが密着していない。
隙間から塗装は見えるが
ポリッシャーが入らない箇所や
手の入らない部分があるので取り外します。

リアバンパーも同様。
本当はテールレンズを外したかった。
しかし、パッキンの国内在庫が無し。
本国手配を行い、この部分だけは後日の作業となる。

水洗い後、マスキングを行って。

このボンネットの状態
決して38年を経過したコンディションとしては悪くはない。
しかし・・・
そう! しかし、と思える方がコレクターの愛着なのです。

左右の差 ご覧いただけるでしょうか?

みがき屋泣かせのプレスライン。

ここなんて泣かせではなく
いじめです。
ドアから、リアガラスの下のまで続くラインは辛すぎです。

ヘッドライトの周囲も・・・

ファーストカットの後。

そして、みがき終えた状態。

リアから見る写り込み
いかがでしょうか?

みがきに要した時間は 2日です。
私の使っているコンパウンドは一切の誤魔化しが通用しない一世代古いタイプ。
差新型のコンパウンドでは、レジンが配合されて
細かいキズを埋めてくれる。
凄く楽な作業も可能なのですが
私は使わない。
洗車を繰り返すうち、キズを埋めていたレジンは抜け
ヘアースクラッチが目立つ様になる。
その場しのぎの作業はしたくはない。


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