W114 280CE No,7
窓ガラスを拭く時 ガラスを少し下げてから拭いていますか?
水切りモールの中で汚れてしまうのです。

窓を下げた時の雰囲気 違うんですよ~!

以後、車内に布地のモノを持って入らなくて良い状況が整ったならば
ベロア本来の美しさを求める作業です。

これが38年前のクルマか?
親子3代に渡り乗り継がれた280CEです。
中古車販売店が触れていない車というものは素晴らしいコンディションを維持しています。 (^^)

後付けされたものはETCのみ!!
そして、汚れが抜けると
本来の落ち着きを取り戻してくれるのです。

外装に戻ると
塗装本来の光沢、ゴムの黒さ、メッキ類の輝き、そしてガラスの透明感
このバランスを取り戻すための作業です。



バンパーまで取り外して作業を行なうのは
この隙間から汚れが見えないようにするためです。


入庫時のW114 280CEです。

普段着の熟女が全ての日常の垢を落とすと
実は素晴らしい貴婦人だったと言うお話しでした。

今回も6日間この1台に集中して作業をさせていただいたオーナー様に心より感謝です!
唯一 テールレンズのパッキンが国内在庫が無かったために
その周囲のみが後日の作業となってしまったことが惜しまれます。
あわせて、この280CE 搭載されているM110エンジンが素晴らしい事を最後に付け加えておきます。
私がこれまで触れさせていただいたM110の印象はツインカムでありながら
ガシャガシャとメカニカルノイズが多いばかりで
パワーの無いメルセデスの駄作エンジンだと思っていたのですが
そんな私の概念が間違っていた事を証明するかのように
素晴らしいパワーと吹け上がりを見せてくれました。
M110 デリケートなエンジンで、その本来の回転を得ようとすると
本職の整備士が必要なんだと痛感いたしました。
☆オーナー様へ
みがき屋冥利に尽きる仕事を与えてくださった事に心より感謝申し上げます。
★★★このブログをお読みいただいている皆様へ★★★
11月6日(日)お時間が許すならば是非桐生に足を運んでみてください。
国内外の旧車が一同に会するクラシックカーフェスティバルがございます。
この280CEも展示予定です。
私も家族 そして 仲間とともに行く予定です。
古きよき時代の車達を眺めながら
現代の車の失ってしまったものは何か?
考えてみるのも楽しい時間ではないでしょうか (^^/
【 クラシックカーフェスティバルin桐生 】

グレードアップのホームページ

スポンサーサイト
Comment
コメントの投稿
Trackback
http://gradeup.blog39.fc2.com/tb.php/785-a95842cf