ヘッドライトの曇り取り
MB CLSのヘッドライトです。
見るも無残なほどに 表面はヒビ割れ 透明感を失い曇り 劣化しています。
耐久性の無さ これが現在のクルマの最も大きな欠点です。
そして、レンズのみの交換が出来ない!! (←設計の拙さです)
ヘッドライトのユニット交換となります。
ちなみに新品のお値段は定価ですと22万6600円!!!!
左右交換すると・・・
そして工賃を乗せると・・・
中古車1台買える金額です。。。

表面の付着物をケミカル粘土で取り去ります。

耐水ペーパーで研きます。 (←磨きは誤った使い方です)
どれぐらいの番手で?
それは劣化の状態によるので
そして、それは経験から得られるものなので聞くのは野暮というものです。

レンズのフチまでクラックが入っています。

ここまで研き込んで劣化した表面を削り落とします。

細かい目の耐水ペーパーを当て
少し曇りが取れます。

試しにポリッシャーを当てると
透明感が戻ります。

いけるかな?

フチがダメ。。。
双六(すごろ)の様に、3駒戻る!
もう一度、3行程前の作業に戻ります。

みがきにおいて出来る限り正確な仕上がりを求めると
PLAN (計画)
↓
DO (実行)
↓
SEE (検討)
これの繰り返しです。
一つの行程が終了して、その作業が確かに遂げられているか?
時には、2・3行程前の作業の不味さが後になって浮かび上がる事もあります。
そんな時は躊躇せずやり直す。
お客様から求められているのは結果(仕上がり)だけですから。

先日、自動車部品量販店にエアコンフィルターを買いに行ったのですが
その時 目にしたのがヘッドライト磨きます! の張り紙。
しかも、定額。
クルマによっては丸目4灯だったり
凄い異型だったりするのに
よくやるな~~~
しかも、携帯電話と競って定額プランか・・・
お客様には解かり易いかもしれないが
その仕上がりはどんなものか?
私がこの左右のレンズを研くのに要した時間はで4時間です。

最後にコーティングを掛けて
3万2千円のご請求となりました。
仕上がり優先ならば、当店へお問合わせ下さい。
価格優先ならば、量販店が優位です。
更に安く上げるならば、DIYです (^^)

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