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航空機モニタリングの測定結果よりの考察

 


クルマとお酒、そして2歳の息子との時間が何よりも楽しみな

クルマの「みがき屋」のオヤジが久しぶりに勉強した事の一部をまとめてみました。

このブログをお読みいただいている方の判断材料になれば良いのですが・・・






文部科学省の航空機モニタリングの測定結果


これを眺めていて

空間線量、セシウム134、137の沈着量の合計、セシウム134の沈着量。セシウム137の沈着量

と別けられています。

何故 セシウム134と137が別けて測定されているのか?

私なりに勉強し、最も注目すべきはセシウム137の沈着では無いだろうかと考えました。

セシウム137の沈着が激しい地域は

今後長期間 人が立ち入るべきではないところを意味しているのではないでしょうか?




それはセシウム137とセシウム134の半減期と放射線の強さが異なる事です。

それぞれの半減期は

 セシウム137 30.17 年

 セシウム134  2.0648 年

そして、放射線の強さは

 セシウム137 と セシウム134 があれば、それぞれからの放射線の強さの比は 1 : 2.7 程度

同じ放射線物質であるセシウムでも2.7倍もの差があるのでが

長期的な判断は、半減期が約2年と短いため注目すべきはセシウム137となります。

今回の福島第一原発事故で放出されたセシウム134とセシウム137の割合は1対1だそうですので

セシウム137の沈着が多いところでは当然セシウム134が存在します。

すなわち、現在強い放射線量が測定できる場所では、長期間汚染されたままの土壌となるということです。


※出典:セシウム 137 とセシウム 134





セシウム134の半減期をざっくりと2年として

例えばセシウム134の沈着量が 100kBe/m2 だとすると

 現在  100 kBe/m2 (=100000Bq/m2 = 4.7mSv/y = 0.54μSv/h)

 2年後 50 kBe/m2 (= 50000Bq/m2 = 2.4mSv/y = 0.27μSv/h)

 4年後 25 kBe/m2 (= 25000Bq/m2 = 1.2mSv/y = 0.14μSv/h)

 6年後 12.5 kBe/m2 (= 12500Bq/m2 = 0.59mSv/y = 0.068μSv/h)

6年目には、年間1mSvを満たせる事となります。





土壌の放射能汚染状況を長期的に見ると 放射線量の高いセシウム134ではなく

注目すべきは、セシウム137で汚された土地の回復の遅さとなります。



セシウム137の半減期をざっくりと30年として

例えばセシウム137の沈着量が 100kBe/m2 だとすると

 現在  100  kBe/m2 (=100000Bq/m2 = 1.8mSv/y = 0.21μSv/h)

30年後  50  kBe/m2 (= 50000Bq/m2 = 0.9mSv/y = 0.11μSv/h)

60年後  25  kBe/m2 (= 25000Bq/m2 = 0.46mSv/y = 0.053μSv/h)

90年後  12.5 kBe/m2 (= 12500Bq/m2 = 0.23mSv/y = 0.026μSv/h)



※放射能量を放射線量に変換するに当たりコチラを使用しました。

   【ブラウザで動く放射線・放射能の単位換算ツール(簡易)】 Ver1.6.1.1

この変換では、モニタリングの放射線量(地上1m)より高い数値が出ていますが

地表面の放射線量だと私は考えています。




年間1mSvを満たそうとすると

なんと30年以上の時間を待たなければならないこととなります。

人の一生の時間からすると・・・

そうなのです!!

考えたくも無いほどの時間を要する。




そして、更に半減期が長くなる可能性もありそうです。

 参照 : セシウムの「環境的半減期は180〜320年」

       セシウム137の「環境的半減期」は放射性崩壊半減期の数倍から10数倍




下の図の茶色系の部分は良しとしても

青、黄、赤の部分は今後どれだけの期間 人が立ち入るべき・住むべき場所ではない所になるのか?



政府の避難指示の解除

本当に解除してよいのか?



被爆の可能性を否定できないまま帰宅させ

被爆された方が出ても、今の政治家は既に過去の人

責任追求されないから 先送りにしてしまえと言う発想なのかも知れない。



東日本


セシウム137のモニタリングの凡例に

チェルノブイリでの汚染地区の区分(セシウム137の汚染)を照らし合わせたものです。



移住基準




文部科学省の航空機モニタリングの測定結果 <より引用>


3.当該モニタリングの結果及びこれまでのモニタリング結果の改訂 
放射性セシウムの有意なエネルギースペクトルが検出されていない地域は、当該地域を便宜上、
マップ上の最低のレンジ(≦10kBq/m2)として、マップ上に表記する。

なお、本手法では、放射性セシウムの有意なエネルギースペクトルが検出されてい
ない地域の99.7%を特定できるが、残り0.3%の地域については特定できないため、
一部の地域では、放射性セシウムの有意なエネルギースペクトルが認められないにも
関わらず、天然核種の影響により、空間線量率が高くなり、放射性セシウムの沈着量
が10kBq/m2 以上として表示される箇所が存在する。



上記の内容をわきまえた上でご参考としてください。




  【 県別のセシウム137の沈着量 】 クリックするとPDFが開きます。

 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県

 東京都 埼玉県 千葉県 神奈川県 茨城県 栃木県 群馬県

 静岡県 愛知県 岐阜県

 山梨県 長野県 新潟県 富山県 石川県 福井県



今年の家族旅行のとき

自分の住まいよりもまさか高濃度の汚染地区だと知らずに

遊びに行ってしまった苦い経験があります。



そして、私の妻の実家は、福島県いわき市にあります。

毎年、この実家へは足を運んでおりましたが

3・11の震災後、義父母と妹夫婦とその子供たちは我が家へ一時避難しておりました。

現在はいわきの実家で暮らしています。

帰宅を引き止める事もしましたが

義父は、生まれ育った場所は離れられないと言い

それ以上引き止める事は出来ませんでした。



今年、2歳の息子を連れて帰省することが気になり

自分のために、自分なりに勉強・整理したものです。




誤った判断や間違った計算もあるやも知れない事をご承知いただきました上で

行動の判断材料になれば幸いと存じます。



そして、今後このモニタリングの精度(特に低レベル)が更に上がる事と

数値に作為的なものが無い事を願います。





この国において、自分を守れるのは、自分の判断如何だと感じます。

「安心」 「安全」なんて言葉を鵜呑みすると・・・




 



 
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田村 隆司

Author:田村 隆司
東京の江戸川区にある
車みがきのプロショップ 
Grade-UPの店主の
作業とドライブと諸々の
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