平滑鏡面仕上げ No,2
ある程度まで荒れてしまった塗装は、荒れた部分を削るより他には
その見た目を修復する方法は在りません。
誤魔化す方法は存在すようですが
一度そのような厚いコーティングを行うと
その先にあるものは・・・
とんでもなく時間を要するコーティングを剥がす作業が待ち受けている事となります。
これが入庫時のCピラー

研いて

磨いて

磨き込むと
艶も光沢も映り込みも取り戻せます。
これはポリマーのおかげでもなく
コーティングの為せる事でもなく
塗装と言う素材に手を掛ける事でなせる事なのです。

ルーフで見比べてみてください。




途中から変化が見れないでしょ (^^
写真でお伝えできる事は、この程度なのです。
きちんと段階を踏んで磨き込む事で
本来あったコンディションに戻し、近づける事が出来ます。
※ゆず肌の関係で完全に戻すと言うと嘘になります。
このクルマの場合
4段階の行程を経ています。




平滑鏡面仕上げでは、丸一日の研磨時間を取れますので
このレベルにまで到達できますが
光沢仕上げでは時間が足りないので
中途半端な仕上がりとなります。
現車を拝見させていただければ、このアドバイスは出来ますのでお気軽にご相談ください。

平滑鏡面仕上げでは、手が回らないところがあります。
それはフチの仕上げです。
車種により様々な形状と行うべき箇所が異なり
なおかつ、使用状態や保管状態
そして過去のメンテナンスの在り方によって
そこに必要な時間はマチマチです。
一律に料金を設定する事など出来ない事をご理解ください。
そして、私が出来る事は
塗装を薄く削る事で、傷みの無い塗装面を作り出す事です。
よって、塗装クラックや深い傷は消せません。
これが「みがき屋」の仕事です (^^)

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