ガラスの研磨(うろこ・カルシウムスケール除去)
フロントガラスのワイパー周囲に魚のウロコのようなシミが付いています。
これはカルシウムスケールです。
水溶性のカルシウムが結晶したものです。
この様なガラスに付いた汚れは簡単には落とせません。
温泉に行った時の風呂場の鏡 髭をあたろうとして見えなかった経験ありますよね~ (^^/
全く同じことが起きています。
一度付いてしまうと
カーシャンプー等では落とせません。
専用のコンパウンド(研磨剤)で磨き落とします。
※迂闊なものを使うとガラスを傷つけてしますのでご用心の程。

ガラスとゴムの境の部分に水垢。
通常のガラス件まではここまで手を掛けない部分ですが
今回はオーナー様のご希望により裏メニューでフチまで完全な仕上げを行います。

サイドガラスの三角窓にもカルシウムスケールが付いています。

この様にして見ると
何だか滲んだラインに見えるでしょ~

原因はコレ!!
フチに付いた水垢。

ガラス専用のコンパウンドで磨きます。

磨き終わったら、水洗い。

ガラスが完全に磨けていたら
全く撥水しない状態となり
掛けた水が膜となります。

この状態であれば、市販のガラス撥水でも
定着が良くなるので長持ちします。
当店で使用しているプロ仕様の撥水剤は
私の車で、先日のフロントガラスの交換まで7年間しっかりと撥水しています。
7年経過した時、撥水コートが剥がれ始めたのがワイパーが動き出す部分。
ここはホコリや砂が貯まる部分なので止むを得ません。
サイドガラスやリアガラスは現在も水滴コロコロ状態です (^^)
現在の車に使われている
エアロワイパーは押し付けの関係でビビリが出る可能性があります。
あわせて、拭き取り面積を大きくするため
アームが伸びるタイプ(1本ワイパー)では撥水コトーとの劣化が早いことをお伝えしておきます。
余談ですが・・・
この裏メニュー フチの完全仕上げですが
ひじょ~~~うに手間がかかる。
脇にゴムが在るので力任せの作業は出来ません。
その上、コパウンドにまみれて、水に濡れるとどこまで水垢が取れているのか判らない。
作業は感頼り、洗って、チェックして、もう一度作業。
そんな繰り返しです。
今回のSL500では、まる1日の作業でした。。。
そして、裏メニューとなるのは、車両の状態によって汚れ方が大きく異なるからです。
って!!
またやってしまった。。。
完成後の写真 撮り忘れた~~~!!
御免なさい。


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