SL メンテナンス施工
このR129 SL500
私は決して忘れることの無い車の1台です。
昨年3月11日の震災の時
東京でもかなりの揺れを感じた。
その時、私はこのSLの取り外したハードトップが倒れないように押さえていた。
SL500 (R129) 内外装の仕上げ No,1
今回のご入庫は、ほぼ1年が経過したので
メンテナンスのためにご入庫いただけました。
当店では、1年経過した頃にご案内状などお出ししておりません。
これはクルマの使用・保管状態によってコンディションが大きく変わるからです。
実用車も在れば、コレクターカーの在ります。
拠って、オーナー様ご自身のご判断に任せています。
施工店が、「来てください!」「お越しください」とお誘いはしましぇん。
全てはオーナー様の大人の判断です。
そんな中で、毎年お越し頂けるオーナー様には心より感謝申し上げます。
さて、まずは洗車。
水垢ご覧いただけますでしょうか?

今回は、前ページでご紹介したガラスの磨きで大いにご予算を費やしたため
メンテナンスのみ。
磨き込みは無しです。
しかし、大切に扱っていただいているだけあって
それで十分な美しさになります。
ここで使うシャンプーはいつものとは異なります。
水が弾かないでしょ~ (^^

掛けられた水が、完全な膜となります。

コーティングを終えた状態です。

SL いつ見ても美しいラインだと見惚れてしまう。
ドアの後ろからやや立ち上がるフォルム イイな~~~

余裕があれば手に入れたい。

車の変化(進化ではない)を見ていると
1990年代初めには、ドイツ車は 走る・曲がる・止まる この基本動作を完全なものとして
そこ先に一般的に言われる進化(私は変化と教えられた)とは
余分なものが搭載されただけではないだろうかと感じることがある。
電子デバイスと日本車を見習ったお節介機能。
今流行りの音楽と酷似している。
本当に必要なもの(音)だけがあれば良いのに
動き回り、踊らなければ絵にならない。
そして、何でもかんでも詰め込んで束にして売る
音楽は聞くものであり。
車は走るもの。
その中には、単純化された結晶として洗練された機能と機能美があれば良いのではないか?
私ならば、SLのハードトップを降ろしたら
こんな曲でも聞きながら走ってみたい。
Chuck Mangione 【 Children of Sanchez 】
フルバージョンなので楽しめますよ~ (^^)


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