C124 320CE No,2
水洗い終了後は
毎度おなじみのケミカル粘土です。

粘土を使う理由を聞かれることがあるので
クルマは屋外で使うものですよね~
当然、雨風にさらされ
同時にいろんなものが付着する。
水洗い(カーシャンプーを使った洗車)だけでは落ちない汚れもある。
例えば、鉄粉、ペイントミスト、生コン
???
と思われる方も多いハズ・・・
鉄粉 最も多いのが電車の社員と線路の摩擦で生じる鉄粉。 線路脇の駐車場の場合 酷いことに・・・
ペイントミスト 言葉の通り吹き付け塗装の飛沫です。外壁の塗替え作業中の周囲を通過するときに・・・
生コン 意外でしょうが、生コン屋さんの近くに長期間駐車していると塗装面はザラザラに・・・
これらは水洗いだけでは取れない
そして、ポリッシャーによる研磨でも取れないことがある。
拠って、塗装面のザラつきを効率的に取り除くにはケミカル粘土となるのです。 ←ココ重要です! テストに出ます。
注:どんなテストやねん! とツッコミを入れるところです。

撥水は素晴らしい!!
粘土掛けを終えてもこの撥水です。
リアガラスの右下にコーティング剤メーカーのシールがある。

でも、、、
全然ダメ!!
厚化粧して、撥水状態イイでしょ~
なんて子供騙し!!!
拭き上げると
この塗装の本性が露となる。
ほらっ!

艶も光沢も無ければ
映り込みもない。
みがきを疎かにしているコーティング屋のなせる技です。
だから、この業界ダメなんです。
このコーティングでおそらく凄い値段取られたんだろうな~
実用車にはどんなに高くても5万円以上のコーティングは現在では考えられない。
コレクターカーならば理解できるが・・・
そして
コーティングすればクルマが綺麗になると思っている素人さんが多い!!
いまだに多い。。。
求めるべきは、素肌美人ですよ~~~
コーティング剤に依存してはいけませんぞ!!
コーティングで ツルツル スベスベ になる。
そりゃ~ アンタ 騙されてまっせ~
厚化粧されてるだけ・・・
ガラスコーティング 名前だけに騙されないように・・・
リアルガラス?
本当のガラスが塗装に定着して
安定的に存在出来る?
ガラス 熱膨張そして振動に非常に弱い素材。
ましてや自動車のパネルはたわむのですよ~
トランクをバァン と閉めたら???
これがこの業界のレベルの低さです。
当店なら 強力な撥水性のを持つコーティングは実用車には勧めない。
強い撥水性能が、塗装にダメージを与えることが多いから
スライディングルーフの周囲も 悲しげな状態。

ボンネットのウォッシャーノズル周辺も・・・
これではクルマが可哀想。
オーナー様もそんなことを十分承知で
今回の作業を託してくれているのです。

さて、
ここからが私のお節介 (^^)
先のページでご紹介したチリの合わないヘッドライトしたのパネルのために
分解!!

抜いたパネルは ヨレヨレ。。。
塗装屋さんよ!
もうチョイト真面目に仕事しましょう。
仕事に対する姿勢 仕上がりが 貴方の価値を決めるのですから・・・

取り外したウィンカーも洗おう (^^)
次回 取り外のはいつか判らいないが
他人に見られても恥ずかしくない仕事をしたいから・・・

マスキングを終えて
明日から 本格的なみがきです。

本日の教訓
人のフリ見て 我がフリ直せ
ここ 拍手するところですよ!!
エッ!! 仕事中に見てるから拍手できない?
そんな方用に下の方に 【拍手】 ありますでしょ~
ポチッと押すと貴方の思いが私に通じます (^^)
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